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松前神楽が国の重要無形文化財に指定へ‼
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(以下、記事掲載者の了解を得て引用)
小樽、後志(しりべし)から道南に至る神職の方々が熱心に伝承している松前神楽が重要無形文化財の国指定を受けることが確実になりました。
北海道関連ではアイヌ文化に次いで二例目の指定です。
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と も し び
北海道新聞(夕刊)2005年(平成17年)4月18日号
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「蕨野行(わらびのこう)」を見る
その映画の表題に、昔読んだ「デンデラ野」という岩手民話が思い浮かんだ。どうしても見たくなり入った上映会場は年配者であふれていた。
村田喜代子の原作は読んでいないが、その下地はたぶん柳田国男の「遠野物語」の「昔は六十を超えたる老人はすべてこの蓮台野へ追い遣る習ひありき。老人はいたらずに死んで了(しま)うこともならぬ故に、日中は里へ下り農作をして口を糊(のり)したり」だろう。蓮台野はデンデラ野になまった。
六十歳を定年にしたのは公平を期すためだろう。異常低温、台風、水害、地震、噴火などによる凶作や飢饉(ききん)で、老人ばかりか病人も捨てられ、赤子の間引きがくり返された口べらしの歴史は民話に伝えられた。
おきてを受け入れた老人たちは、わらび野の小屋で寄り添い支え合い、生命が果てるのを待つが、誇り高く自由を楽しむ。雪原で遊ぶ情景は神秘的で幽玄にさえ見えた。最後まで生き抜こうとガツガツ食う様も人間そのものだ。
しかし、捨てる者も捨てられる者も、生への執着、後悔、慙愧(ざんき)、葛藤(かっとう)を断ち切れるとは思えない。
おれがその時代の男なら、子や孫に頭を下げ床下に隠れて生きるなど、くそ食らえだ。百姓一揆を起こしたあげくにハリツケになるもよし、あるいは山奥で山じいになる途(みち)を選ぶ。むざむざと果てるわけにはいかない。
そう考えるおれは、今六十六歳の爺(じい)ガキ。棄老(きろう)が内在する日本は、老人医療費の増大、介護保険や年金を含めた社会保障の在り様が問題化している。七百五十万人と言われる団塊の世代が、まもなく高齢者となるが、その就労・役割が議論され政策に反映されるべきだ。
キーワードは「自立」
高度経済成長で失った共助の暮らしと精いっぱい生きる心をとり戻すために、ひとり一人が生きる意味と死生観を問い直す必要がある、と考えながら会場を出た。
注 この記事は筆者の了承を得て、今月より最終稿の2008年(平成20年)4月7日号まで不定期ですが掲載して行く予定です。
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要約筆記者派遣事業について
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平成28年12月より北海道では要約筆記者の公的派遣事業がスタートしました。
この事業は当協会で受託しています。
利用登録等の手続きが必要となります。
【問合せ先】
〒060―0002
札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階
北海道社会参加推進センター(一般社団法人北海道身体障害者福祉協会)
電 話: 011(251)9302 FAX: 011(251)0858
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JRジパング倶楽部特別会員のご案内
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JRジパング倶楽部では、身体障がい者を対象とした特別会員制度を設けております。
▼会員特典
JRの窓口で障害者手帳を提示して購入した乗車券が片道・ 往復・連続乗車のいずれかで201キロメートル以上の時 は、特急券等を2割〜3割引きで購入することができます。 (一部、ご利用になれない列車がありますので、窓口でご確認ください)
▼入会資格
身体障害者手帳をお持ちの男性60歳・女性55歳以上の方
▼年会費
1人 1,350円 (入会金はいりません)
▼割引除外期間
・4月27日〜5月6日
・8月11日〜8月20日
・12月28日〜1月6日
▼割引率
新規会員
【初回〜3回目→2割引】
【4回目〜20回目→3割引】
更新会員
【初回から3割引】
▼ジパング手帳のお届けは、お申込から2〜3週間程度の時間が必要となりますので、予めご了承ください。
尚、更新手続きは1ヶ月前から可能です。
期限を過ぎますと、割引率が 新規会員扱いになりますので、 お早めに更新手続きをお願いし ます。
【申込・お問合せ先】
各地区の身体障害者福祉協会及び下記へ
〒060-0002
札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル4階
一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
電 話 : 011(251)1551 FAX : 011(251)0858
JRジパング倶楽部 特別会員(身体障がい者)と一般会員(健常者)の違い/PDF版はこちらから確認できます。
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市協会・地区協会・町村協会からのお便りを募集しております
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会員の皆様におかれましては、新年度の各種事業計画を立てられている時期かと思います。
地域福祉活動・スポーツ活動・研修会・講習会等の様子、また独自の取り組み等を、是非お知らせください。
北海道はその広大さゆえに、他地域の協会活動をなかなか知ることができないのが現状です。紙面を通して情報を発信してみませんか。皆様のご投稿をお待ちしております。写真も歓迎いたします。
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文芸
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短歌 |
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室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
・ アリランの旋律(せんりつ)ながし平昌(ピオ)五輪
メダルの影に生きるよろこび
・ 凍(い)てついた孤独の街のサンピラー
溜息もらして扉を開(あ)ける
・ 窓に射(さ)す冬のこぼれ日抱きしめて
洋蘭の花蕾(つぼみ)ふくらむ
室蘭市 渡部 忠雄(わたなべ ただお)
・ 松の内盛(も)り沢山の美味(びみ)揃(そろ)う
余分な食材捨てずに工夫
松山 捨夫(まつやま すてお)
・ 金毘羅(こんぴら)へ還暦(かんれき)参(まい)り子(ね)の年に
秀麗(しゅうれい)の杖実践(じっせん)に折れ
金子 秀実(かねこ ひでみ)
・ 小休止春の野山を家族して
写真のポーズ頬(ほお)に一汗
小野 真一(おの しんいち)
[太字部分がお名前になっております]
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川柳 |
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釧路市 芳賀 久子(はが ひさこ)
・ 少しづつやわらかくなり冬の日々
・ 寒い朝かじか汁のみ猫たちと
・ チクタクと歌が好きです古時計
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俳句 |
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室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
・ 海神(かいじん)へ禊(みそぎ)の若人(わこうど)肌凍(い)つる
・ 立春の心が歩く車椅子
・ 無人駅軋(きしむ)列車の音冴(さ)ゆる
豊浦町 斉藤 恵子(さいとう けいこ)
・ 眉(まゆ)引きて卒寿(そつじゅ)となりし初鏡(はつかがみ)
・ 貝寄風(かいよせ)や風音(かぜおと)ばかり夜の湾
・ 軒(のき)氷柱(つらら)太りて光る陽(ひ)の雫(しずく)
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文芸に投稿される方へのお願い(編集部からのお願い)
1、投稿は、新聞発行月の前月25日までの受付といたします。
2、作品には、短歌、俳句、川柳の区分を明確に記入してください。
3、一般読者が読みにくい漢字には、必ずルビを付けていただきますよう、お願いいたします。
4、ご投稿の際には、お名前、ご住所の他に、電話番号またはファックス番号のご記入をお願いいたします。
【宛先】
〒060―0002
札幌市中央区北2条西7丁目 道民活動センタービル4階
一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会
FAX:011(251)0858
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