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北海道身体障害者新聞(第764号)

   

 「市民も地域も産業も活き活き石狩で」
第66回全道身体障害者福祉大会石狩大会を開催

   「大会スローガン」
一 、 災害時の障がい者支援体制を確立させよう
一 、 ユニバーサルデザイン2020行動計画の完全実施を求めよう

  北海道身体障害者福祉協会・石狩市身体障害者福祉協会主催
  石狩市・石狩市社会福祉協議会共催の「第66回全道身体障害者福祉大会・石狩大会が
  10月22日(日)に開催されました。
  曇天に包まれた当日は、道内各地からボランティアを含め600余名が集い、大会実行委員会および地元の協力に支えられ、盛大な大会となりました。

 

【大会概要】
●開会
  藤田孝太郎(ふじた こうたろう)副大会長(北身協副会長)による開会のことばで全道大会が開会しました。
  国歌斉唱・物故者へ黙祷のあと、堂前 文男(どうまえ ふみお)大会長(北身協会長)から、大会の開催にあたりご協力をいただいた市当局・福祉関係諸団体・ボランティア・多くの市民の皆様、そして地元石狩市身体障害者福祉協会の皆様に感謝と、北海道善行賞・北身協会長表彰を受賞される方にお祝いと感謝を述べられました。
  続いて、名誉大会長の田岡 克介(たおか かつすけ)石狩市長より、「第66回全道身体障害者福祉大会が石狩市で開催されることに、地元を代表して歓迎するとともに、開催にあたりご尽力、ご支援をいただいた皆様に感謝とお礼を申し上げます」と、歓迎のことばをいだたきました。
●式典・表彰
  表彰は、北海道善行賞(知事表彰)の自立活動者6名、自立支援功労者の6名、北海道身体障害者福祉協会会長表彰の自立更生者23名、援護功労者9名に、表彰状と記念品が贈られました。
  続いて、北海道知事(代理 保健福祉部福祉局長京谷 榮一(きょうたに えいいち)様)、北海道議会議長(代理 石狩市選出北海道議会議員内海 英徳(うちうみ ひでのり)様)、石狩市議会議長 日下部勝義(くさかべ かつよし)様から祝辞をいただき、来賓紹介、祝電披露のあと、受賞者を代表して、古滝 敏治(こたき としはる)(石狩市身体障害者福祉協会)より「受賞者を代表いたしまして、お礼のご挨拶を申し上げます。私たち受賞者一同は、今回の受賞を励みとし、これからも、なお一層精進し、身体障害者福祉発展のため、尽力貢献して参りたいと存じます。」と謝辞を述べられました。
●アトラクション
  「北海道立石狩翔陽高校ボランティア局」の皆さんによる手話パフォーマンスが披露され大きな拍手に包まれました。
●講演
  NPO法人札幌障害者活動支援センターライフ代表 我妻 武(わがつま たけし)氏より「私たちの暮らし難さを解消するために」と題して講演をしていただきました。
●全体会議
  議長団の佐藤 秀臣(さとう ひでおみ)北身協副会長、若山 武信(わかやま たけのぶ)北身協理事の進行により全体会議が開催されました。
  泉 司(いずみ つかさ)北身協常務理事より第65回大会処理報告が行われ、了承されました。
  続いて提出議案の審議が行 われ、議長より「大会推進委員会でさらに協議し、要望としてまとめたい」と説明がありました。
●大会宣言案・採択
 今 順子(こん じゅんこ)理事から大会宣言(案)を読み上げられ、提案通り採択されました。
●大会決議案・採択
  石田 正義(いしだ まさよし)理事により大会決議(案)が読み上げられ、提案通り採択されました。
●次期開催地挨拶
  議長団退任後、次期開催地にどうまえふみお関して堂前 文男(どうまえ ふみお)北身協会長より札幌での開催が発表されました。
●閉会のことば
  最後に副大会長 佐藤 秀臣(さとう ひでおみ)北身協副会長から閉会の挨拶があり、第66回全道身体障害者福祉大会石狩大会が終了しました。

   
 
   

  障がい者110番地方相談会の実施

 

  全道福祉大会石狩大会会場において、札幌弁護士会所属 小泉 純(こいずみ じゅん)弁護士による無料法 律相談会が実施されました。

   
 
   

 平成29年度北鈴会 声の祭典が開催されました

 

  平成29年9月19日、札幌市駒岡保養所で北鈴会(ほくれいかい)声の祭典、発声コンクールが開催されました。

   
 
   

  盲ろう者通訳・介助員派遣事業の利用について

    みなさまのご家族やご近所に、視覚に障がいのある方で、耳の聞こえが悪くなってきている方、あるいは聴覚に障がいのある方で、目が見えなくなってきている方はいらっしゃいませんか。
  当協会では、在宅の視覚と聴覚に重複して障がいのある方(盲ろう者)に、コミュニケー ションや移動の支援を行う「通 訳・介助員派遣事業」を行って います。
  もし、身近に「盲ろう者」の方がおられましたら、この事業が通院や買い物などに利用できることをお伝えいただき、当協会にもご連絡をお願いいたしま す。
“利用料金は無料です”
  なお、事前に利用登録が必要となりますので、手続き等は、 下記へお問合せください。
【問合せ先】
  〒060-0002
  札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル4階
  北海道社会参加推進センター

  (一般社団法人北海道身体障害者福祉協会)
  電 話: 011(251)9302   FAX: 011(251)0858
   
 
   

  障がい者110番

 

  障がい者及び家族などからの悩み(法的手続き、人権等に関する相談)に対し、弁護士による無料法律相談を行っています。
  相談の対象
 道内全域(札幌市を除く)の 障がい者を対象としています。
  なお、札幌市内の方は、 【札幌あんしん相談(電話( 633 ) 1313)】の窓口の利用 をお願いします。
  受付時間
 平日(月〜金)9時から 17 時 まで(電話または面接)
  時間外、土・日・祝日・年末 年始はファックス又は留守番電 話での受付となります。
  定例相談(弁護士相談)
  月1回(原則として第4週の火曜日)、定例相談として弁 護士による専門相談・助言を行 います。
  弁護士相談を希望される場合 は事前予約が必要で、その際、 相談概要のほか、住所、氏名、 連絡先などが必要となります。
  (相談の秘密は固く守ります。)
  主な相談
  ・法律に関する相談
  例え ば、身体・生命に関する 相談、財産に対する侵害、相続 関係、金融消費・契約関係、雇 用・勤務条件関係等
  ・人権擁護に関する相談
  例えば、職場・施設・隣人・ 知人・家族・親族との人権に関 するトラブル
  ・その他必要な相談
  受付・お問合せは
  障がい者110番直通番号
  電 話: 011(252)1233   FAX: 011(252)1235

   
 
   
 
 
   

  JRジパング倶楽部特別会員のご案内

 

  JRジパング倶楽部では、身体障がい者を対象とした特別会員制度を設けております。
▼会員特典
  JRの窓口で障害者手帳を提示して購入した乗車券が片道・ 往復・連続乗車のいずれかで201キロメートル以上の時 は、特急券等を2割〜3割引きで購入することができます。 (一部、ご利用になれない列車がありますので、窓口でご確認ください)
▼入会資格
  身体障害者手帳をお持ちの男性60歳・女性55歳以上の方
▼年会費
  1人 1,350円 (入会金はいりません)
▼割引除外期間
  ・4月27日〜5月6日
  ・8月11日〜8月20日
  ・12月28日〜1月6日
▼割引率 新規会員
  【初回〜3回目→2割引】
  【4回目〜20回目→3割引】
  更新会員
  【初回から3割引】
▼ジパング手帳のお届けは、お申込から2〜3週間程度の時間が必要となりますので、予めご了承ください。
  尚、更新手続きは1ヶ月前から可能です。
  期限を過ぎますと、割引率が 新規会員扱いになりますので、 お早めに更新手続きをお願いし ます。
【申込・お問合せ先】
各地区の身体障害者福祉協会及び下記へ
  〒060-0002
  札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル4階
  一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
  電 話 : 011(251)1551   FAX : 011(251)0858


  JRジパング倶楽部 特別会員(身体障がい者)と一般会員(健常者)の違い/PDF版はこちらから確認できます。

   
 
   

  障がい者向けパソコン教室の開催

    登別教室
 
10月3日(火)〜5日(木)の三日間、登別市総合福祉センター「しんた21」にて、開催しました。
  延べ21名の参加があり、今年度の課題「オリジナルティッシュボックスケース」の作成に取り組みました。
  ティッシュボックスケース作り以外には、ワードやエクセルへの画像の取り込み、貼り付けを熱心に何度も繰り返しで練習をしていました。
  開催地の登別身体障害者福祉協会の皆さまのご高配とご協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。

   
 
   

  平成29年度要約筆記者養成講座(後期)の開催

 

  この講座は、北海道からの委託を受け、手話の理解と取得の困難な中途失聴者・難聴者のコミュニケーション手段としての要約筆記技術等の取得をするためのもので、厚生労働省が定める84時間以上のカリキュラムに基づき、平成29年度は、昨年度の前期講座42時間修了者を対象に、後期42時間の養成講座を、9月9日(土)より12月9日(土)までの7日間で実施します。
  10月は10月7日(土)と10月8日(日)の2日間、計12時間の講座のなかで、手書きとパソコンに分かれて、チームワークでの動作や実習、目的に応じた入力・表出等についての講義でした。
  11月は11日(土)と12日(日)の二日間の予定です。

   
 
   

  平成29年度盲ろう者通訳・介助員養成講座の開催

 

 この講座は、平成25年度に厚生労働省が定めた84時間の養成カリキュラムのうち、必修科目42時間の講義を、北海道・札幌市・函館市・旭川市からの委託事業として、講師に札幌盲ろう者福祉協会のご協力をいただき、9月23日(土)より11月19日までの7日間で開催するものです。
  10月は10月14日(土)、15日(日)、28日(土)の計3日間18時間で座学や実習がありました。
  10月の講座では盲ろう者の多種多様なコミュニケーション技法(筆記・音声・触手話・接近手話・ブリスターでの点字等)や移動介助(平地・極少スペース・ドア・階段・段差等)の技法を時間をかけて、何度も何度も反復練習をして、通訳・介助員としての自分の体に浸み込ませるように練習をしていたことが印象的でした。
  即戦力として盲ろう者の方々の社会参加等の目となり、耳となってくれることでしょう。
  11月は18日(土)と19日(日)の二日間の予定で、今年度の予定の全課程が修了し、受講時間数を明記した修了証書を授与する予定です。
  尚、既定の42時間に満たない受講者には平成30年1月末日までに救済処置としてビデオによる補講を行っていただき、既定の42時間に至ったときに改めて修了証書を発行します。

   
 
   

  要約筆記者派遣事業について

 

 平成28年12月より北海道では要約筆記者の公的派遣事業がスタートしました。
  この事業は当協会で受託しています。
  利用登録等の手続きが必要となります。
  【問合せ先】
〒060―0002
札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階
北海道社会参加推進センター(一般社団法人北海道身体障害者福祉協会)
  電 話: 011(251)9302  FAX: 011(251)0858

   
 
   

文芸

  短歌
 

室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
・ クラシック流して新茶飲む二人
      いそがしくなる冬支度の前
・ ゆるやかに家並(いえなみ)の灯(ひ)の点(とも)されて
      今が盛りの紅葉(こうよう)の路(みち)
・ 老いてなお万歩計つけ散歩する
      夫の元気体育の日

室蘭市 渡部(わたなべ) 忠雄
・ 秋日(あきびより)温旅行露天風呂
      生きた福(しあわせ)寿(きじゅ)を迎えて
                        和泉 幸喜(いずみ こうき)
学の卒業と久しぶり
      食堂の次(つぎ)語る
                        大友 定二(おおとも ていじ)
里の渓谷観光屋
      (さか)える船頭っ人唄う
                        村形 栄助(むらがた えいすけ)
[太字部分がお名前になっております]

  俳句
 

室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
・ 雲流れ淡き予感の無月(むづき)かな
・ ふところに日溜(ひだま)り残(のこ)し秋惜しむ
・ 行く秋や九条残すと吾(われ)一票

豊浦町 斉藤 恵子(さいとう けいこ)
・ 風鈴や江戸も南部も風まかせ
・ 心点(ところてん)するりと話しそらしけり
・ 開拓(かいたく)の名残りの井戸や桐の花

 
 

文芸に投稿される方へのお願い(編集部からのお願い)
一、投稿は、新聞発行月の前月25日までの受付といたします。
二、作品には、短歌、俳句、川柳の区分を明確に記入してください。
三、一般読者が読みにくい漢字には、必ずルビを付けていただきますよう、お願いいたします。
四、ご投稿の際には、お名前、ご住所の他に、電話番号またはファックス番号のご記入をお願いいたします。
  【宛先】
〒060―0002
札幌市中央区北2条西7丁目  道民活動センタービル4階
一般社団法人  北海道身体障害者福祉協会
FAX:011(251)0858

 
 

【人事発令】
  退 職
  平成29年10月31日付け

     書記 (嘱託職員)
       川原 知歌子(かわはら ちかこ)
       池田 理佐子(いけだ りさこ)
  採 用
  平成29年11月1日付

     書記 (嘱託職員)
       太田  亜希(おおた あき)