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北海道身体障害者新聞(第762号)

   

 平成29年度全道身体障害者福祉大会第2回推進委員会の開催

 

  9月1日(金)道民活動センタービルにおいて、全道身体障害者福祉大会の、第2回大会推進委員会が開催されました。
  推進委員10名が出席し、冒頭堂前(どうまえ)委員長の挨拶がありまし た。これからの全道身体障害者福祉大会のありかた検討会議を議題に、組織が脆弱化し、予算やボランティアの確保が難しく なってきている状況をふまえな がら、全道大会を今後どのような形で運営していくかについ て、活発な意見交換が行われま した。
  二時間以上にわたって、真剣な話し合いが行われ、無事終了となりました。

   
 
   

  平成29年度障がい者向けパソコン教室の開催

 

滝川教室
  8月8日(火)〜 10日(木)の三日間、滝川市身体障害者福祉セ ンターにて、障がい者向けパソ コン教室を開催し、三日間で延べ 21名の参加がありました。 「オリジナルティッシュボックスケース」の作成では、数多くあるイラスト見本の中からお気に入りを見つけたり配置を考えたりする際に、他の参加者や施設の方に相談したり、逆にアドバイスしたりと、周りの方とコ ミュニケーションをとりながら作業を進める姿が印象的でした。 出来上がった作品は9月末の 「ふれあいの集い2017」 に出品されます。

   
 
   

  第2回福祉交流ビール祭りの開催

  帯広身体障害者福祉協会
  8月19日(土)、帯広市の緑西コミュニティセンター大集会室において、第2回福祉交流ビー ル祭りが開催されました。
  当日は、帯広身体障害者福祉協会の田中利和(たなか としかず)会長のことばで 開会し、続いて来賓紹介、乾杯 へと移りました。
  その後、和やかな雰囲気の中、会員の阿保武男(あぼ たけお)さんの三味線演奏と、同じく会員の細川恵子(ほそかわ けいこ)さ んの民謡が披露されました。
  さらに、カラオケ、ビンゴ大会と盛りだくさんの内容で、参加者一同、大いに盛り上がりま した。昨年から開催している ビール祭りですが、今年も盛会のうちに終了となりました。
  お手伝いいただいた方々、開催にあたりご協力を賜りました 各企業・団体様に、お礼申し上げます。

   
 
   

  盲ろう者通訳・介助員派遣事業の利用について

    みなさまのご家族やご近所に、視覚に障がいのある方で、耳の聞こえが悪くなってきている方、あるいは聴覚に障がいのある方で、目が見えなくなってきている方はいらっしゃいませんか。
  当協会では、在宅の視覚と聴覚に重複して障がいのある方(盲ろう者)に、コミュニケー ションや移動の支援を行う「通 訳・介助員派遣事業」を行って います。
  もし、身近に「盲ろう者」の方がおられましたら、この事業が通院や買い物などに利用できることをお伝えいただき、当協会にもご連絡をお願いいたしま す。
“利用料金は無料です”
  なお、事前に利用登録が必要となりますので、手続き等は、 下記へお問合せください。
【問合せ先】
  〒060-0002
  札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル4階
  一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
  電 話 : 011(251)1551   FAX : 011(251)0858

   
 
   

  第50回十勝地区身体障害者スポーツ大会の開催

 

  十勝地区身体障害者福祉協会の管内スポーツ大会が7月28日(金)、鹿追町総合スポーツセ ターにおいて鹿追町をはじめ鹿追社協、ボランティアなど関係機関の支援のもと開催されました。
  開会式では十身協の齋藤(さいとう)会長 が、この記念すべき第 50 回目を 迎えられた喜びとこれまで開催 された全ての開催町村への感謝 を述べました。 大会競技は個人、町村・ブロック対抗の7種目で、管内 14 町 村から約244名の選手により 熱戦が繰り広げられました。 総合優勝は士幌町分会、準優 勝は2町がまさかの同点とな り、最終はジャンケンで勝敗を 決しました。準優勝は浦幌町分 会、三位は大樹町分会となりま した。 閉会式では次回大会開催地の あ べ 安部更別村保健福祉課長より、 「新たなスタートを飾る大会を 開催することは光栄です。来年 更別村でお会いできることを楽 しみにしております。」と挨拶 されました。 関係者の皆様の細かな配慮と ご尽力により、参加選手にケガ もなく、盛会のうちに今大会を 終える事が出来ました。

   
 
   

  北海道からのお知らせ
  〜 身体障害者手帳をお持ちの皆さまへ 〜

 

 平成29年7月から身体障害者手帳情報のマイナンバー制度による活用が始まります。
  制度の円滑な運用には、手帳情報の正確な登録が不可欠です。
  あなたやご家族がお持ちの身体障害者手帳をご確認ください。
  次の場合は届出や再交付申請が必要になりますので、早めのお手続きをお願いします。
「届出」が必要なもの
①氏名に変更があったとき
②同じ市町村内で住所が変わっ たとき
③他の市町村から転入したとき
④お亡くなりになられた方の古い手帳があるとき
「再交付申請」が必要なもの
①何らかの事情で手帳を2冊お持ちのとき
  (例)番号の違う2冊の手帳、 「障害名」「住所」など内容の違う2冊の手帳
こんなときもお問い合わせください
①障害程度等が変わったとき
②手帳を紛失して手元にないとき
③手帳が汚れたり破損して文字 や顔写真が不鮮明になってい るとき
【届出・お問い合わせ窓口】
  お住まいの市町村役場の身体 障害者福祉担当課>

   
 
   

  お詫びと訂正

    8月号の「第6回福祉交流パーティの開催」の記事の中で、「砂川社会福祉協議会会長 小 関 敞 様」のお名前の読み仮名が誤ってお りました。
  正しくは、「小関 敞(こせき  しょう )様」 です。大変失礼いたしました。
  お詫びして、訂正申し上げます。

   
 
   
 
 
   

  第44回ボランティアカーニバルの開催
     社会福祉法人 北海道リハビリー

 

  好天に 恵まれた8月27日(日)、北広島市の社会福祉法人 北海道リハビリーにおいて、 「第 44 回ボランティア・カーニバ ル」が開催されました。
  地域と施設のふれあい・交流の場として毎年開催されている恒例行事は、今年もたくさんの来場者で賑わいました。
  石崎(いしざき)理事長の開会挨拶に続き、北広島市の上野(うえの)市長をはじめ、地域の福祉関係者等からの 祝辞の後、利用者自治会長の開会宣言により幕を開けました。 当協会からは、北海道リハビリー評議員の泉(いずみ)常務理事・事務局長が出席し、施設利用者や地域の方々と楽しい交流のひとと きを過ごしました。
  会場には利用者・職員による売店や授産製品の特売コーナー などが数多く並び、ステージイベントでは、地元中学校の吹奏楽部や地元で活躍しているアーティスト、歌手、バンドによる演奏のほか、よさこいの演舞などが披露され、会場は終始笑顔と感動に包まれました。
  職員・利用者が一体となって運営し、地域の方々のボランティアや関係団体の皆様に支えら れ、愛されながら歴史を刻み続 けるこの行事が、来年も盛大に 開催されますことを、心からご祈念いたします。

   
 
   

  JRジパング倶楽部特別会員のご案内

 

  JRジパング倶楽部では、身体障がい者を対象とした特別会員制度を設けております。
▼会員特典
  JRの窓口で障害者手帳を提示して購入した乗車券が片道・ 往復・連続乗車のいずれかで201キロメートル以上の時 は、特急券等を2割〜3割引きで購入することができます。 (一部、ご利用になれない列車がありますので、窓口でご確認ください)
▼入会資格
  身体障害者手帳をお持ちの男性60歳・女性55歳以上の方
▼年会費
  1人 1,350円 (入会金はいりません)
▼割引除外期間
  ・4月27日〜5月6日
  ・8月11日〜8月20日
  ・12月28日〜1月6日
▼割引率 新規会員
  【初回〜3回目→2割引】
  【4回目〜20回目→3割引】
  更新会員
  【初回から3割引】
▼ジパング手帳のお届けは、お申込から2〜3週間程度の時間が必要となりますので、予めご了承ください。
  尚、更新手続きは1ヶ月前から可能です。
  期限を過ぎますと、割引率が 新規会員扱いになりますので、 お早めに更新手続きをお願いし ます。
【申込・お問合せ先】
各地区の身体障害者福祉協会及び下記へ
  〒060-0002
  札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル4階
  一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
  電 話 : 011(251)1551   FAX : 011(251)0858


  JRジパング倶楽部 特別会員(身体障がい者)と一般会員(健常者)の違い/PDF版はこちらから確認できます。

   
 
   

  障がい者110番

 

  障がい者及び家族などからの悩み(法的手続き、人権等に関する相談)に対し、弁護士による無料法律相談を行っています。
  相談の対象
 道内全域(札幌市を除く)の 障がい者を対象としています。
  なお、札幌市内の方は、 【札幌あんしん相談(電話( 633 ) 1313)】の窓口の利用 をお願いします。
  受付時間
 平日(月〜金)9時から 17 時 まで(電話または面接)
  時間外、土・日・祝日・年末 年始はファックス又は留守番電 話での受付となります。
  定例相談(弁護士相談)
  月1回(原則として第4週の火曜日)、定例相談として弁 護士による専門相談・助言を行 います。
  弁護士相談を希望される場合 は事前予約が必要で、その際、 相談概要のほか、住所、氏名、 連絡先などが必要となります。
  (相談の秘密は固く守ります。)
  主な相談
  ・法律に関する相談
  例え ば、身体・生命に関する 相談、財産に対する侵害、相続 関係、金融消費・契約関係、雇 用・勤務条件関係等
  ・人権擁護に関する相談
  例えば、職場・施設・隣人・ 知人・家族・親族との人権に関 するトラブル
  ・その他必要な相談
  受付・お問合せは
  障がい者110番直通番号
  電 話 : 011(252)1233   FAX : 011(252)1235

   
 
   

  第37回渡島地区福祉大会の開催

 

  8月26日(土)に「第37回渡島地区身体障害者福祉大会・第32回渡島地区身体障害者スポーツ大会」が七飯町七重小学校体育館で開催され、 220余名の参加がありました。
  福祉大会では5名の方が北海道渡島総合振興局長表彰を受けられ、来賓の方から祝辞をいただきました。
  昼食後は同会場でスポーツ大会が行われ、玉投げやかぼちゃ 運びなど、全部で7種の競技が行われ、競技に参加した皆さんは声を掛けあいながら一生懸命 取り組んでいました。周りからは参加者を応援する声援が湧 き、大会は盛り上がりました。
  優勝は知内町、準優勝は長万部町、第3位は八雲町となり、 スポーツ大会終了後も皆さんで記念撮影するなど盛り上がりま した。
  お昼頃、突然の雨に見舞われるときもありましたが、スポーツ大会開始のころにはすっきりと晴れ渡り、お天気にも恵まれた一日となりました。
  普段はなかなか接することのできない他町の会員との交流も 図ることができ、楽しい時間を過ごすことができました。

   
 
   

文芸

  短歌
 

室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
・ 夕立(ゆうだち)の過ぎて晩夏(ばんか)のにおい立つ
      ヨットハーバー鎮(しづ)まり眠(ねむ)る
・ 盆(ぼん)の過(す)ぎ鴬(うぐいす)の声遠(とお)ざかる
      夜風(よかぜ)の中でちちろ鳴(な)くのみ
・ 風邪(かぜ)を引き好きな晩酌(ばんしゃく)休み伏(ふ)す
      小さく見える夫の背中(せなか)

室蘭市 渡部 忠雄(わたなべ ただお)
足(えんそく)や(ふじ)棚下(たなした)で弁当は
      マト・ウ干シ・ビ・玉子焼(たまごやき)
                        遠藤トメエ(えんどう とめえ)
・ 畦道(あぜみち)の案子(かかし)のは黄金色(こがねいろ)
      遠(こうえん)稲穂(いなほ)日(あす)は豊作(ほうさく)
                        山下 宏明(やました ひろあき)
・ 七夕(たなばた)や夜空(よぞら)に(およ)ぶ天(あま)の
      (あや)織姫(おりひめ)は夫婦(めおと)が本
                        及川 綾音(おいかわ あやね)
[太字部分がお名前になっております]

  俳句
 

岩見沢市 池田 敏雄(いけだ としお)
・ 塀越(へいご)しに朝顔の種(たね)貰(もら)ひけり
・ ホバリングして稲(いな)雀(すずめ)豊(とよ)の舞(まい)

豊浦町 斉藤 恵子(さいとう けいこ)
・ 住み居(お)りて海ある暮し籐寝(とうね)椅子(いす)
・ 涼風(りょうふう)に幼(おさな)の軽(かろ)き寝息(ねいき)かな
・ 薄(うす)れゆく記憶の月日(つきひ)敗戦(はいせん)日(び)

室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
・ 終戰忌(しゅうせんき)生還(せいかん)の夢千人針(せんにんばり)
・ 寄り添(そ)ひし残暑(ざんしょ)の影や文学館
・ スタンドの勝利の校歌天(てん)高し

 
 

文芸に投稿される方へのお願い(編集部からのお願い)
1)投稿は新聞発行月の前月25日までの受付といたします。
2)作品には、短歌、俳句、川柳の区分を明確に記入してください。
3)一般読者が読みにくい漢字には必ずルビを付けていただきますよう、お願いいたします。
4)ご投稿の際には、お名前、ご住所の他に、電話番号またはファックス番号のご記入をお願いいたします。
【宛先】
〒060-0002
札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階
一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会 宛
FAX:011(251)0858