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予算額
28年度予算額 1兆6,345億円
29年度予算案 1兆7,486億円
(対前年増減1,141億円増)
障害福祉サービス関係費
(自立支援給付費+障害児措置費・給付費+地域生活支援事業費等)
28年度予算額 1兆1,560億円
29年度予算案 1兆2,656億円
(対前年増減1,096億円増)
【主な事項】
・良質な障害福祉サービス、障害児支援の確保 1兆2,231億円(1,072億円増)
障害児・障害者が地域や住み慣れた場所で暮らすために必要な障害福祉サービスや障害児支援を総合的に確保する。
・地域生活支援事業等の拡充(一部新規) 488億円(24億円増)
意思疎通支援や移動支援など障害児・障害者の地域生活を支援する事業について、地域の特性や利用者の状況に応じ、効率化・重点化を図りつつ事業の着実な実施を図る。
・障害福祉サービス提供体制の整備(社会福祉施設等施設整備費) 71億円(1億円増)
障害者等の社会参加や地域生活支援を更に推進するため、就労移行支援事業等を行う日中活動系事業所やグループホーム、障害児支援の拠点となる児童発達支援センター等の整備を促進するとともに、スプリンクラーの整備や防犯体制の強化を推進する。さらに、長期入院精神障害者の地域移行を進める観点からも、グループホームの設置を一層推進する。
・障害児・障害者への良質かつ適切な医療の提供 2,309億円(8億円増)
・医療的ケア児に対する支援(新規) 0.2億円
障害児通所支援事業所等において医療的ケア児の受け入れを促進し、必要な支援の提供が可能となる体制を整備する。
・芸術文化活動の支援の推進(一部新規) 2.0億円(0.9億円増)
・障害者自立支援機器の開発の促進(一部新規) 1.6億円(増減なし)
・障害児・障害者の社会参加の促進 26億円(1億円減)
視覚障害者に対する点字情報等の提供、手話通訳技術の向上、盲ろう者向け通訳・介助員養成の支援や、電話リレーサービスの実施等により、障害児・障害者の社会参加の促進を図る。
・精神障害者の地域移行・地域定着支援の推進(新規) 2.3億円
・発達障害児・発達障害者の支援施策の推進(一部新規) 2.1億円(0.1億円増)
・農福連携による障害者の就農促進(一部新規) 2.0億円(0.9億円増)
農業分野での障害者の就労を支援し、障害者の職域拡大や収入拡大を図るとともに、農業の担い手不足解消につなげるため、障害者就労施設へ農業の専門家の派遣による農業技術に係る指導・助言や6次産業化支援、農業に取り組む障害者就労施設によるマルシェの開催等の支援を実施する。
・依存症対策の推進(一部新規) 5.3億円(4.2億円増)
・障害福祉サービス事業所等の災害復旧に対する支援(復興) 4.9億円(9.1億円減)
東日本大震災で被災した障害福祉サービス事業所等のうち、各自治体の復興計画で、平成29年度に復旧が予定されている事業所等の復旧に必要な経費について、財政支援を行う。
・被災地心のケア支援体制の整備(一部新規) 14.2億円(0.6億円減)
東日本大震災及び熊本地震による被災者の心のケア等を継続的に実施するため、被災県に設置してる「心のケアセンター」において、精神保健福祉士等の専門職種による仮設住宅への訪問相談、アウトリサーチによる医療の提供支援等を行うための体制整備を支援する。
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