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北海道身体障害者新聞(第750号)

   

  障がい者パソコン教室の開催

 

  石狩市
  8月2日(火)から4日(木)ま で、石狩市総合保健福祉セン ター「りんくる」において、障 がい者パソコン教室を開催 し、3日間で 11 名の参加があり ました。
  今年度のテーマ「オリジナル トートバッグ」作りでは、お気に 入りの写真を持参される参加者 や、プレゼントにしたいと熱心 にデザインを考える参加者の意 気込みが印象的な教室でした。
  他に、暑中見舞いのはがき作 成等を行い、Wordの基礎を 確認しました。 作成したトートバッグは、 12 月の障がい者週間に、「りんく る」1階で開催される作品展に 出品されます。

  滝川市
  8月 16 日(火)から 18 日(木)は、 滝川身体障害者福祉センターに おいて、障がい者パソコン 教室を開催し、3日間で 23 名の 参加がありました。
  「オ リジナルトートバッグ」 作りでは、家族の写真や、お気 に入りのキャラクター、懐かし いキャラクター等をデザインに 使用し、個性豊かでバラエティ なトートバッグが出来上がりま した。
  後半は、Excelを使用し た名簿作りの方法や画像の処理 について等、一問一答形式が中 心の教室となりました。   作成したトートバッグは、 10 月8日(土)滝川市スポーツセン ターで開催される「ふれあいの 集い2016」に出品されます。

  開催地の、石狩市身体障害者福祉協会および滝川身体障害者福祉協会の皆様のご高配とご協力に感謝申し上げます。

   
 
   

  北海道障害者社会参加推進協議会 合同部会の開催

    8月25 日(木)道民活動センタービルにおいて、北海道障害者社会参加推進協議会合同部会を開催しました。
  毎年この時期に開催される合同部会は、身体障害者部会、知 的障害者部会、精神障害者部会の3部会が「障害者社会参加推進事業計画並びに現状と課題」 について、報告と協議を合同で行うものです。 当日は、9団体11名が出席しました。
  冒頭、赤坂 勝(あかさか まさる )会長から、猛暑の中での出席のお礼と、円滑な進行の協力依頼の挨拶があ り、続いて、出席した各団体よ り、今年度の事業計画、現状の課題について説明がありまし た。
  その後、北海道保健福祉部 加藤 直樹( かとう なおき )主幹より「障がい者 社会参加促進関連事業」につい て説明がありました。
  最後に質疑応答と情報交換が行われ、会議は終了しました。
  次回は、来年2月に総会が開 催されます。

  北海道からのお知らせ

  〜 身体障害者手帳をお持ちの皆さまへ 〜

 

  平成29年7月から身体障害者手帳情報のマイナンバー制度による活用が始まります。
  制度の円滑な運用には、手帳情報の正確な登録が不可欠です。
  あなたやご家族がお持ちの身体障害者手帳をご確認ください。
  次の場合は届出や再交付申請が必要になりますので、早めのお手続きをお願いします。
「届出」が必要なもの
  ①氏名に変更があったとき
  ②同じ市町村内で住所が変わったとき
  ③他の市町村から転入したとき
  ④お亡くなりになられた方の古い手帳があるとき
「再交付申請」が必要なもの
  ①何らかの事情で手帳を2冊お持ちのとき
    (例)番号の違う2冊の手帳、「障害名」「住所」など内容の違う2冊の手帳
こんなときもお問い合わせください
  ①障害程度等が変わったとき
  ②手帳を紛失して手元にないとき
  ③手帳が汚れたり破損して文字や顔写真が不鮮明になっているとき
【届出・お問い合わせ窓口】
  お住まいの市町村役場の身体障害者福祉担当課

 
   

  障がい者110番地方相談の実施

 

  8月30日(火)滝川市身体障害者福祉センターにおいて、札幌弁護士会所属 及川 啓紀(おいかわ ひろき)弁護士による無料法律相談会が実施されました。

   
 
   

  障がい者110番

 

  障がい者及び家族などからの悩み(法的手続き、人権等に関する相談)に対し、弁護士による無料法律相談を行っています。
  相談の対象
 道内全域(札幌市を除く)の 障がい者を対象としています。
  なお、札幌市内の方は、 【札幌あんしん相談(電話( 633 ) 1313)】などの窓口の利用 をお願いします。
  受付時間
 平日(月〜金)9時から 17 時 まで(電話または面接)
  時間外、土・日・祝日・年末 年始はファックス又は留守番電 話での受付となります。
  定例相談(弁護士相談)
  月1回(原則として第4週の の火曜日)、定例相談として弁 護士による専門相談・助言を行 います。
  地方相談(弁護士相談)
      9月 25 日(日) 小樽市
   10 月 25 日(火) 函館市
  弁護士相談を希望される場合 は事前予約が必要で、その際、 相談概要のほか、住所、氏名、 連絡先などが必要となります。
  (相談の秘密は固く守ります。)
  主な相談
  ・法律に関する相談
  例え ば、身体・生命に関する 相談、財産に対する侵害、相続 関係、金融消費・契約関係、雇 用・勤務条件関係等
  ・人権擁護に関する相談
  例えば、職場・施設・隣人・ 知人・家族・親族との人権に関 するトラブル
  ・その他必要な相談
  受付・お問合せは
  障がい者110番直通番号
  電 話 : 011(252)1233   FAX : 011(252)1235

   
 
 
 

  第43回ボランティアカーニバルの開催

  〜社会福祉法人 北海道リハビリー〜

 

  平成 28 年8月28日、社会福祉法 人 北海道リハビリー職員駐車 場において第 43 回ボランティア カーニバルが開催されました。
  当日の北広島市は雲一つない 快晴のお天気に恵まれ、上野北広島市長・北広島市議会正副議長・北広島市選出北海道議会議員・北海道5区選出和田衆議院議員をはじめ、多くのご来賓の方々が出席されました。
  北身協からは泉評議員も出席しまし た。
  石崎理事長の挨拶にはじま り、ご来賓の方々よりご祝辞を頂戴して、ボランティアカーニバルは、一気に盛況となり地域 の方々と施設利用者様が和やかに交流を図っておりました。
  現在、北身協では昭和38年、 北海道リハビリー設立当時を知る方は赤坂会長や少数の方となってしまいました。   後日、赤坂会長にご報告いたしましたところ、歴代の役職員の方々のご苦労に感謝し、今後も地域の方々と施設の利用者様のふれあいが末永く続いてほしいとのことでした。

   
 
   

  JRジパング倶楽部特別会員のご案内

 

  JRジパング倶楽部では、身体障がい者を対象とした特別会 員制度を設けております。
▼会員特典
  JRの窓口で障害者手帳を提 示して購入した乗車券が片道・ 往復・連続乗車のいずれかで 201キロメートル以上の時 は、特急券等を2割〜3割引き で購入することができます。 (一部、ご利用になれない列車 がありますので、窓口でご確認 ください)
▼入会資格
  身体障害者手帳をお持ちの 男性 60 歳・女性 55 歳以上の方
▼年会費
  1人 1,350円 (入会金はいりません)
▼割引除外期間
  ・4月 27 日〜5月6日
  ・8月 11 日〜8月 20 日
  ・ 12 月 28 日〜1月6日
▼割引率 新規会員
  【初回〜3回目→2割引】
  【4回目〜 20 回目→3割引】
  更新会員
  【初回から3割引】
▼ジパング手帳のお届けは、お 申込から2〜3週間程度の時間 が必要となりますので、予めご 了承ください。
  尚、更新手続きは1ヶ月前か ら可能です。
  期限を過ぎますと、割引率が 新規会員扱いになりますので、 お早めに更新手続きをお願いし ます。
【申込・お問合せ先】
  〒060-0002
  札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル4階
  一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
  電 話 : 011(251)1551   FAX : 011(251)0858


  JRジパング倶楽部 特別会員(身体障がい者)と一般会員(健常者)の違い/PDF版はこちらから確認できます。

   
 
   
   

  盲ろう者通訳・介助員派遣事業の利用について

    みなさまのご家族やご近所の視覚障がい者の中で、耳の聞こえが悪くなってきている人、あるいは聴覚障がい者の中で、目が見えなくなってきている人はいらっしゃいませんか。
  当協会では、在宅の視覚と聴覚に重複して障がいのある方(盲ろう者)に、コミュニケー ションや移動の支援を行う「通 訳・介助員派遣事業」を行って います。
  もし、身近に「盲ろう者」の方がおられましたら、この事業が通院や買い物などに利用できることをお伝えいただき、当協会にもご連絡をお願いいたしま す。
“利用料金は無料です”
  なお、事前に利用登録が必要 となりますので、手続き等は、 左記へお問合せください。
【問合せ先】
  〒060-0002
  札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル4階
  一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
  電 話 : 011(251)1551   FAX : 011(251)0858


   
 
   

  平成28年熊本地震災害義援金のお礼とご報告

 

  この度の熊本地震により被害を受けられた皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。
  北海道身体障害者福祉協会では、この地震により被害を受けられた方々を支援するため、義 援金の受付を5月1日より8月 31 日まで実施いたしました。
  このたび、各加盟団体からお預かりした義援金は、以下のとおりとなりましたことを、ご報告させていただきます。
  義援金拠出全13団体
  義援金の総額267、824円

  お寄せいただきました義援金は、日本身体障害者福祉団体連合会を通じ、日身連熊本地震対策本部へ寄付させていただきま した。
  皆さまの温かいご支援とご協力に感謝申し上げるとともに、 被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

   
 
   

  文芸

    短歌
 

岩内町 山岸 清一(やまうち せいいち)
・ 不随にてズッキーニ採り延ばせば
      三十(みそ)センチになり種からでも
・ ヤッターと不随の手に自賛せし
      発芽確認やればできる
・ 焦りがもぐらに託す不随の
      手にカッコウ声援(たすけ)せし

室蘭市 渡部 忠雄(わたなべ ただお)
・ 何事もり下げ下げて会得(えとく)する
      背び(せのび)だけでは(すべ)て叶(かな)わず
                        堀  伸全(さいじょう けいこ)
番で実力見せる彩技(たさいわざ)
      叫(おたけ)び番他者を圧して
                        本多 雄一(ほんだ ゆういち)
・ 埃(えじぷと)の砂漠(さばく)ととピラミッド
      夕日に(は)える観光冊(さっし)
                        及川 映子(おいかわ えいこ)
[太字部分がお名前になっております。]

石狩市 伊藤 雍二(いとう やすじ)
・ 忘れ物一つ出てきてまた忘れ
      何時(いつ)もの事と老妻(つま)は騒がず
・ 淋しいなあれが居ないと何にも出来ぬ
      居ればうるさいでも居て欲しい
・ 歳とると幼き頃に身まかりし
      妹の顔なつかしく見る

室蘭市 池内満里子(いけうち まりこ)
・ 八月の帰省子迎へる無人駅
      潮風受けてジーパン下(お)り立つ
・ 名前呼び「平和の礎」に指重ね
      反戦誓う今生きる人
・ 五輪旗をかかげ難民選手団
      世界の誰もが拍手惜しまず

    俳句
 

豊浦町 斉藤 恵子(さいとう けいこ)
・ 袖口に風遊ばせて花浴衣
・ 微風(そよかぜ)にうなぎ屋暖簾(のれん)うの字ゆれ
・ 舗装路(ほそうろ)に跳(は)ねる雨粒(あまつぶ)驟雨(しゅうう)かな

室蘭市 池内満里子(いけうち まりこ)
・ 在りし日を語る犬笛花野(はなの)暮れ
・ 送り火の偲ぶアルバム夜(よ)を濡らす
・ リオ五輪難民選手の参加は平和

 
 

文芸に投稿される方へのお願い(編集部からのお願い)
1)投稿はできるだけ新聞発行月の前月末までにお願いします。
2)作品には、短歌、俳句、川柳の区分も記入をお願いします。
3)一般読者が読みにくい漢字には必ずルビを付けていただきますようお願いいたします。
【宛先】
〒060-0002
札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階
一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会 宛
FAX:011(251)0858