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北海道身体障害者新聞(第749号)

   

  平成28年度加盟団体
          事務局長 ・ 事務担当者会議の開催

 

  7月7日(木)道民活動センタービルにおいて、平成28年度加盟団体事務局長・事務担当者会議を開催しました。
  当日は、31団体35名の参加があり、当協会から赤坂 勝(あかさか まさる)会長・堂前文男(どうまえ ふみお)副会長・泉 司(いずみ つかさ)常務理事(兼事務局長)・書記2名、合計40名が出席しました。
  開会にあたり、赤坂会長より、全道各地から多くの方々の出席と日頃の各地域での活動への謝辞、また、年に一度のこの会議で地域での悩み事等たくさんの意見交換ができ、良い会議となるよう協力依頼の挨拶がありました。
  続いて、泉事務局長の進行で、以下の事業について説明がありました。
▼加盟団体について
▼役員について
▼平成28年度加盟団体会費について
▼障がい者一一〇番について
▼要約筆記者養成事業について
  ここでは今年度より開始する「養成講座」の84時間のカリキュラムについて重点を置いた説明がありました。
▼身体・知的障害者生活訓練事業について
▼盲ろう者通訳・介助員養成事業について
▼身体障害者雇用促進・社会参加支援事業について
  昨年度追加された要綱(10)について再度説明がありました。
▼北海道身体障害者新聞発行について
▼北身協ホームページについて
▼平成28年度パソコン教室開催事業について
▼パソコンボランティア派遣事業及びパソコン貸与事業について
▼北海道障害者社会参加推進協議会について
▼奨学金について
▼JRジパング倶楽部特別会員の取扱について
▼第65回全道身体障害者福祉大会・小樽大会について
▼第66回全道身体障害者福祉大会・石狩大会について
  その後、質疑応答と意見交換が行われ、会議を終了しました。
  平成29年度の事務局長・事務担当者会議は7月6日(木)の開催予定です。

   
 
   

  平成28年度パソコン教室
          岩見沢教室の開催

    7月12日(火)から14日(木)までの3日間、岩見沢自治体ネットワークセンターにおいて、障がい者向けパソコン教室を開催いたしました。
  今年のテーマは「オリジナルトートバッグ」作り。
  これは、専用のアイロンプリントペーパーに画像、イラストや文字等を「反転印刷」し、市販のトートバッグ(綿素材のもの。ショッピングバッグと呼ばれることもある。)に、アイロンで貼り付けるものです。
  3日間で24名の参加があった岩見沢教室ではトートバッグ作りの他、暑中見舞いの葉書の作成、地図を入れた案内文書の作成、Excelの基礎などの講習、また昨年度作成した「オリジナルうちわ」作りの復習など、内容の豊富で賑やかな教室となりました。
  開催地の岩見沢市身体障がい者福祉協会をはじめ、空知地区身体障害者福祉協会、美唄身体障害者福祉協会ならびに三笠身体障害者福祉協会の皆様のご高配とご協力に感謝申し上げます。

  北海道からのお知らせ

  〜 身体障害者手帳をお持ちの皆さまへ 〜

 

  平成29年7月から身体障害者手帳情報のマイナンバー制度による活用が始まります。
  制度の円滑な運用には、手帳情報の正確な登録が不可欠です。
  あなたやご家族がお持ちの身体障害者手帳をご確認ください。
  次の場合は届出や再交付申請が必要になりますので、早めのお手続きをお願いします。
「届出」が必要なもの
  ①氏名に変更があったとき
  ②同じ市町村内で住所が変わったとき
  ③他の市町村から転入したとき
  ④お亡くなりになられた方の古い手帳があるとき
「再交付申請」が必要なもの
  ①何らかの事情で手帳を2冊お持ちのとき
    (例)番号の違う2冊の手帳、「障害名」「住所」など内容の違う2冊の手帳
こんなときもお問い合わせください
  ①障害程度等が変わったとき
  ②手帳を紛失して手元にないとき
  ③手帳が汚れたり破損して文字や顔写真が不鮮明になっているとき
【届出・お問い合わせ窓口】
  お住まいの市町村役場の身体障害者福祉担当課

 
   

  障がい者110番地方相談の実施

 

  7月26日(火)帯広市グリーンプラザにおいて、札幌弁護士会所属阿部 泰(あべ あきら)弁護士による無料法律相談会が実施されました。

   
 
   

  障がい者110番

 

  障がい者及び家族などからの悩み(法的手続き、人権等に関する相談)に対し、弁護士による無料法律相談を行っています。
  相談の対象
 道内全域(札幌市を除く)の 障がい者を対象としています。
  なお、札幌市内の方は、 【札幌あんしん相談(電話( 633 ) 1313)】などの窓口の利用 をお願いします。
  受付時間
 平日(月〜金)9時から 17 時 まで(電話または面接)
  時間外、土・日・祝日・年末 年始はファックス又は留守番電 話での受付となります。
  定例相談(弁護士相談)
  月1回(原則として第4週の の火曜日)、定例相談として弁 護士による専門相談・助言を行 います。
  地方相談(弁護士相談)
      8月 30 日(火) 滝川市
      9月 25 日(日) 小樽市
   10 月 25 日(火) 函館市
  弁護士相談を希望される場合 は事前予約が必要で、その際、 相談概要のほか、住所、氏名、 連絡先などが必要となります。
  (相談の秘密は固く守ります。)
  主な相談
  ・法律に関する相談
  例え ば、身体・生命に関する 相談、財産に対する侵害、相続 関係、金融消費・契約関係、雇 用・勤務条件関係等
  ・人権擁護に関する相談
  例えば、職場・施設・隣人・ 知人・家族・親族との人権に関 するトラブル
  ・その他必要な相談
  受付・お問合せは
  障がい者110番直通番号
  電 話 : 011(252)1233   FAX : 011(252)1235

   
 
 
 

  第5回福祉交流パーティーの開催

  〜砂川身体障害者福祉協会〜

 

 7月30日(土)砂川総合福祉センターにおいて、第5回福祉交流パーティが開催されました。
  平成24年から毎年開催している福祉交流パーティも今年で5回目を迎え、当日は、砂川市長善岡雅文(よしおか まさふみ)様、砂川市社会福祉協議会会長小関 敞(こせき たかし)様、砂川市共同募金会会長西川博久(にしかわ ひろひさ)様にご出席いただきました。
  今年も砂川ブラススタイル様による約8曲の演奏が会場を盛り上げ、参加した会員・ボランティアを含め約200余人が、飲み物と生演奏に酔いしれました。
  最後の抽選会は、北身協収益事業の商品を含めた景品が総数180点と多数で、会場は大いに盛り上がり、景品を手にした参加者の笑顔が印象的でした。
  お手伝いいただいた方々、寄贈いただきました各企業・団体様に、紙面を借りてお礼申し上げます。

   
 
   

  第1回福祉交流ビール祭りの開催

  〜帯広身体障害者福祉協会〜

 

  8月6日(土)緑西コミュニティセンター大集会室において、第1回福祉交流ビール祭りが開催されました。
  帯広身体障害者福祉協会の福祉活動等を多くの人にご理解いただき、地域のみなさんと交流することを目的として、今年度より開催することとなりました。
  当日は、全国肢体不自由児者父母の会連合会会長 清水誠一(しみず せいいち)様、北海道議会議員清水拓也(しみず たくや)様の代理で秘書の今 識史(こん のりひと)様に、ご出席いただきました。
  乾杯の後は、和やかな雰囲気の中、会員の阿保武男(あぼ たけお)さんの三味線演奏で、同じく会員の細川恵子(ほそかわ けいこ)さんの民謡が余興として披露されました。
  その後、カラオケを楽しみ、最後はビンゴ大会で、ボランティアを含めた参加者114名は大いに盛り上がりました。
  お手伝いいただいた方々、開催にあたりご協力をいただきました各企業・団体様に、紙面を借りてお礼申し上げます。

   
 
   

  JRジパング倶楽部特別会員のご案内

 

  JRジパング倶楽部では、身体障がい者を対象とした特別会 員制度を設けております。
▼会員特典
  JRの窓口で障害者手帳を提 示して購入した乗車券が片道・ 往復・連続乗車のいずれかで 201キロメートル以上の時 は、特急券等を2割〜3割引き で購入することができます。 (一部、ご利用になれない列車 がありますので、窓口でご確認 ください)
▼入会資格
  身体障害者手帳をお持ちの 男性 60 歳・女性 55 歳以上の方
▼年会費
  1人 1,350円 (入会金はいりません)
▼割引除外期間
  ・4月 27 日〜5月6日
  ・8月 11 日〜8月 20 日
  ・ 12 月 28 日〜1月6日
▼割引率 新規会員
  【初回〜3回目→2割引】
  【4回目〜 20 回目→3割引】
  更新会員
  【初回から3割引】
▼ジパング手帳のお届けは、お 申込から2〜3週間程度の時間 が必要となりますので、予めご 了承ください。
  尚、更新手続きは1ヶ月前か ら可能です。
  期限を過ぎますと、割引率が 新規会員扱いになりますので、 お早めに更新手続きをお願いし ます。
【申込・お問合せ先】
  〒060-0002
  札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル4階
  一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
  電 話 : 011(251)1551   FAX : 011(251)0858


  JRジパング倶楽部 特別会員(身体障がい者)と一般会員(健常者)の違い/PDF版はこちらから確認できます。

   
 
   
   

  盲ろう者通訳・介助員派遣事業の利用について

    みなさまのご家族やご近所の視覚障がい者の中で、耳の聞こえが悪くなってきている人、あるいは聴覚障がい者の中で、目が見えなくなってきている人はいらっしゃいませんか。
  当協会では、在宅の視覚と聴覚に重複して障がいのある方(盲ろう者)に、コミュニケー ションや移動の支援を行う「通 訳・介助員派遣事業」を行って います。
  もし、身近に「盲ろう者」の方がおられましたら、この事業が通院や買い物などに利用できることをお伝えいただき、当協会にもご連絡をお願いいたしま す。
“利用料金は無料です”
  なお、事前に利用登録が必要 となりますので、手続き等は、 左記へお問合せください。
【問合せ先】
  〒060-0002
  札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル4階
  一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
  電 話 : 011(251)1551   FAX : 011(251)0858


   
 
   

  要約筆記を活用してみませんか

 

  要約筆記は、話される内容をその場で文字にして聴覚障がい者に伝える情報保障です。
  中途失聴者・難聴者はもちろん、高齢難聴の方などにもわかりやすい方法です。
  当協会では、お住まいの近くの要約筆記奉仕員サークルをご紹介します。
連絡先】
 〒060-0002
  札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル4階
  一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
  電 話 : 011(251)1551   FAX : 011(251)0858


   
 
   

  文芸

    俳句
 

室蘭市 池内満里子(いけうち まりこ)
・ 沖縄の空蝉(うつせみ)も泣く蝉しぐれ
・ 広島にオババのスピーチ咽(むせ)ぶ夏
・ 蜻蛉(とんぼう)に生き抜く風を退院路(たいいんじ)

下川町 平  義信(たいら よしのぶ)
・ 奥津城(おくつき)の裳裾(もすそ)にかそか草ひばり
・ 童(わらべ)らの目迎(もくげい)目送(もくそう)おにやんま
・「 はぐくまむ」「棘(とげ)なき楤(たら)の芽」郷(さと)の夢

豊浦町 斉藤 恵子(さいとう けいこ)
・ 余花(よか)の雨地球のおもて濡(ぬ)らしゆく
・ 速達の朱印(しゅいん)の滲(にじ)む驟雨(しゅうう)かな
・ 町長も僧侶も覗く植木市

    短歌
 

室蘭市 池内満里子(いけうち まりこ)
・ 梅の香に包まれながら昼ランチ
      洞爺の湖(うみ)に憂(うれ)いを捨てる
・ 霧の夜甘く漂(ただよ)うリラの香に
      思い浮べる初恋の人
・ ふる里の姉三回忌の寂しさよ
      我を待つよに白い牡丹咲く

石狩市 伊藤 雍二(いとう やすじ)
・ 夏休み待ってましたと電話する
      東北の孫早く来い来い
・ 街中でどこぞで逢った人なれど
      名前が出ずに冷や汗をかく
・ この頃は暗いニュースが続きおり
      新聞テレビ見たくない日も

室蘭市 渡部 忠雄(わたなべ ただお)
西瓜(すいか)割り砂(すなしろ)作り海開き
      陽射(ひざ)し(めぐ)まれ麦(むぎ)わら帽
                        西城 恵子(さいじょう けいこ)
・ 汗流し仕事(はたしごと)終え風呂の
      助っ人と出来(でき)(あき)語る
                        畑中 友秋(はたなか ともあき)
山(いわやま)の所々(ところどころ)に生(やせい)する
      (ただ)して白く咲く鳴(なるこ)百合(ゆり)
                        岩野 貞子(いわの さだこ)
[太字部分がお名前になっております。]

 
 

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2)作品には、短歌、俳句、川柳の区分も記入をお願いします。
3)一般読者が読みにくい漢字には必ずルビを付けていただきますようお願いいたします。
【宛先】
〒060-0002
札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階
一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会 宛
FAX:011(251)0858