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北海道身体障害者新聞(第743号)

   

  第2回大会推進委員会・第3回理事会・第1回組織検討委員会
 開催しました

 

  平成28年1月19日(火)道民活 動センタービルにおいて、第2 回大会推進委員会、第3回理事 会、第1回組織検討委員会が開 催されました。

  当日は理事7名、監事2名が出席し、冒頭、赤坂 勝(あかさか まさる )会長よ り、悪天候での出席のお礼と議案審議への協力要請の挨拶の後、審議となりました。

  第2回大会推進委員会では、 平成27年度全道身体障害者福祉大会恵庭大会の高い評価をいただいた報告と、平成28年度全道身体障害者福祉大会小樽大会の開催要項(案)及び今後の日程について説明があり、全員が了 承しました。

  続いて、第3回理事会及び第1回組織検討委員会が行われま した。
  席上、最も時間を要して行われた協議は、協会の法人運営の根幹を担う平成28年度加盟団体負担金でした。
  組織検討委員会において事務局より資料が提出され、多角的に協議が行われ、
〇平成28年度各加盟団体の負担金は平成27年度と同額でお願 いする。
〇各加盟団体は平成28年度の事業計画において北身協の事業予算を活用する。
〇各加盟団体より加盟団体負担金の企画案を受けて、その加盟団体等を交えて、以降の加盟団体負担金の検討を行う。 と、決しました。
  現状の会費設定が望ましいと の結論に至った理由として
・会費徴収の前提として、北身協も加盟団体も存続させることが前提での議論をした。
・会員数による按分では町村支部の会費が大幅に上昇し理解が得られないこと。
・身体障害者手帳保有者数で会費を決めることも会員数の少ない支部での了解が得られな いこと。
・過去の会費設定の根拠を前提に80 %に一律軽減した現状の会費の設定が一番無理がない こと。
  会議の中で、この結果に至るに各委員からは、
・法人運営の財源が困窮する中で、日身連収益事業の加盟団体への還付金も今年度より全額を北身協へご協力をいただ いている中、加盟団体負担金を減額しては、何年経っても赤字体質からの脱却は不可能であるので、現在の負担金で次年度予算を組み立てることが最良で望ましい。
・移行法人である北身協は、法人会計に公益目的支出計画の財源を振り替えることはでき ない。また、内閣府の見解を得て歴史のある、ろうあ・明星の各奨学金をコスモス奨学金に統合し、その財源を障害者福祉総合推進事業(補助事業)で公益目的支出計画年数の短縮を計っているので、各 加盟団体は事業を行う際に、 北身協の事業予算(雇用促 進・社会参加支援事業、生活 訓練事業)を活用することが望ましい。
  との意見が大勢でした。 会議の終了にあたって北海道身体障害者福祉協会 赤坂会長 と北海道身体障害者福祉協会組織検討委員会 堂前(どうまえ)委員長(北身協副会長)より、「各加盟団 体の会員の高齢化・会員数の減 少が続いている中で、各加盟団体におかれましては、今後とも、 ご理解とご協力を賜りますよう よろしくお願いします」と結ば れ、散会となりました。

   
 
   

  平成28年度 要約筆記者養成講座
 第1回カリキュラム・日程等検討会議の開催

    1月31日(日)道民活動センタービルにおいて、第1回要約筆記者養成講座カリキュラム・ 日程等検討会議を開催しまし た。
  北海道身体障害者福祉協会では北海道の委託事業として、平成23年3月に厚生労働省が定めた「要約筆記者養成カリキュラ ム」に基づき、平成 25 年度より 要約筆記奉仕員を対象とした 「要約筆記者補習講習」を実施 してきました。平成28年度以降は、要約筆記者を目指す道民を対象とした全 84 時間以上の養成 講座を開催するにあたり、カリ キュラムや日程等についての検討会議を開催したものです。
  当日は、平成26年度および27年度に要約筆記者指導者研修を 受講された10名の要約筆記者のうち、5名を迎えて、平成28年度の養成講座の開講に向けて活発な意見交換が行われました。
  次回は3月13日(日)を予定してお り、詳細なカリキュラムと日程等の決定に向けて再度調整を行います。

   
 
   

  北海道からのお知らせ

  〜 身体障害者手帳をお持ちの皆さまへ 〜

 

  平成29年7月から身体障害者手帳情報のマイナンバー制度による活用が始まります。
  制度の円滑な運用には、手帳情報の正確な登録が不可欠です。
  あなたやご家族がお持ちの身体障害者手帳をご確認ください。
  次の場合は届出や再交付申請が必要になりますので、早めのお手続きをお願いします。
「届出」が必要なもの
  ①氏名に変更があったとき
  ②同じ市町村内で住所が変わったとき
  ③他の市町村から転入したとき
  ④お亡くなりになられた方の古い手帳があるとき
「再交付申請」が必要なもの
  ①何らかの事情で手帳を2冊お持ちのとき
    (例)番号の違う2冊の手帳、「障害名」「住所」など内容の違う2冊の手帳
こんなときもお問い合わせください
  ①障害程度等が変わったとき
  ②手帳を紛失して手元にないとき
  ③手帳が汚れたり破損して文字や顔写真が不鮮明になっているとき
【届出・お問い合わせ窓口】
  お住まいの市町村役場の身体障害者福祉担当課

   
 
   

  JRジパング倶楽部 3月年度末の取扱いについて

 

  日頃より、JRジパング倶楽部の事業にご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
  さて、来たる3月(年度末)の取扱いについて、勝手なお願いではありますが、以下の通りとさせていただきます。
・年度末受付締切日(書類及び入金必着)
    平成28年3月18日(金)
・受付開始日
    平成28年4月1日(金)

   
 
   

  障害者110番

 

  障がい者及び家族などからの悩み(法的手続き、人権等に関する相談)に対し、弁護士による無料法律相談を行っています。
相談の対象
  道内全域(札幌市を除く)の障がい者を対象としています。
  なお、札幌市内の方は、
【札幌あんしん相談(電話(633)1313)】などの窓口の利用をお願いします。
受付時間
平日(月〜金)9時から17時まで(電話または面接)時間外、土・日・祝日・年末年始はファックス又は留守番電話での受付となります。
定例相談(弁護士相談)
  月1回(原則として第4週のの火曜日)、定例相談として弁護士による専門相談・助言を行います。
  弁護士相談を希望される場合は事前予約が必要で、その際、相談概要のほか、住所、氏名、連絡先などが必要となります。(相談の秘密は固く守ります。)
主な相談
  ・法律に関する相談
   例えば、身体・生命に関する相談、財産に対する侵害、相続関係、金融消費・契約関係、雇用・勤務条件関係等
  ・人権擁護に関する相談
  例えば、職場・施設・隣人・知人・家族・親族との人権に関するトラブル
  ・その他必要な相談
受付・お問合せは
電 話 : 011(252)1233   FAX : 011(252)1235

   
 
   
 
 
   

  北海道身体障害者福祉協会よりお知らせ

 

  ◎平成28年度定時総会
     6月12日(日)10時30分
     道民活動センタービル5階/520会議室
  ◎平成28年度事務担当者会議
     7月7日(木)13時30分
     道民活動センタービル7階/710会議室
  ◎第65回全道身体障害者福祉大会小樽大会
     9月25日(日)
     小樽市民会館(小樽市役所より徒歩3分)

   
 
   

  「さくら麺」の季節です

 

  昨年、大好評をいただきました「さくら麺」を今年も季節限定で発売中です。
  桜の花びらを練り込んだ淡いピンク色の麺とあごだしスープ。
  特に、あごだしスープは「あごが落ちるほど美味しい」と評判です。
  春のご入学・ご卒業・ご就職のお祝いに、またイベントの景品等にいかがでしょうか。
  また、新商品の「スープなそうめんかぼちゃ」は、カップラーメンのような簡単調理。
  ポタージュ風のかぼちゃスープが優しい味で、小さなお子様からご年配の方まで安心して食べられます。
  カタログを用意しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
【問合せ先】
一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会
電 話 : 011(251)1551   FAX : 011(251)0858

   
 
   

  盲ろう者通訳・介助員派遣事業の利用について

    みなさまのご家族やご近所の視覚障がい者の中で、耳の聞こえが悪くなってきている人、あるいは聴覚障がい者の中で、目が見えなくなってきている人はいらっしゃいませんか。
  当協会では、在宅の視覚と聴覚に重複して障がいのある方(盲ろう者)に、コミュニケー ションや移動の支援を行う「通 訳・介助員派遣事業」を行って います。
  もし、身近に「盲ろう者」の方がおられましたら、この事業が通院や買い物などに利用できることをお伝えいただき、当協会にもご連絡をお願いいたしま す。
“利用料金は無料です”
  なお、事前に利用登録が必要 となりますので、手続き等は、 左記へお問合せください。
【問合せ先】
  〒060-0002
  札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル4階
  一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
  電 話 : 011(251)1551   FAX : 011(251)0858

   
 
   

  要約筆記を活用してみませんか

 

  要約筆記は、話される内容をその場で文字にして聴覚障がい者に伝える情報保障です。
  中途失聴者・難聴者はもちろん、高齢難聴の方などにもわかりやすい方法です。
  当協会では、お住まいの近くの要約筆記奉仕員サークルをご紹介します。
連絡先】
 〒060-0002
  札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル4階
  一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
  電 話 : 011(251)1551   FAX : 011(251)0858

   
 
   

  JRジパング倶楽部特別会員のご案内

 

  JRジパング倶楽部では、身体障がい者を対象とした特別会 員制度を設けております。
▼会員特典
  JRの窓口で障害者手帳を提 示して購入した乗車券が片道・ 往復・連続乗車のいずれかで 201キロメートル以上の時 は、特急券等を2割〜3割引き で購入することができます。 (一部、ご利用になれない列車 がありますので、窓口でご確認 ください)
▼入会資格
  身体障害者手帳をお持ちの 男性 60 歳・女性 55 歳以上の方
▼年会費
  1人 1,350円 (入会金はいりません)
▼割引除外期間
  ・4月 27 日〜5月6日
  ・8月 11 日〜8月 20 日
  ・ 12 月 28 日〜1月6日
▼割引率 新規会員
  【初回〜3回目→2割引】
  【4回目〜 20 回目→3割引】
  更新会員
  【初回から3割引】
▼ジパング手帳のお届けは、お 申込から2〜3週間程度の時間 が必要となりますので、予めご 了承ください。
  尚、更新手続きは1ヶ月前か ら可能です。
  期限を過ぎますと、割引率が 新規会員扱いになりますので、 お早めに更新手続きをお願いし ます。
【申込・お問合せ先】
  〒060-0002
  札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル4階
  一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
  電 話 : 011(251)1551   FAX : 011(251)0858

   
 
   

  文芸

    俳句
 

滝川市 菅原 信子(すがわら のぶこ)
・ 初雪や心にしみて朝の舞
・ 石狩の原野夕暮れ吹雪けり
・ 肌寒く北の古里寒もどり

室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
・ 初日の出抱(だ)かんと海の昂揚(こうよう)す
・ ひととせの指(ゆび)あたためて賀状書く
・ 隼(はやぶさ)の野盗(やとう)のごとし急降下

豊浦町 斉藤 恵子(さいとう けいこ)
・ 住み古(ふ)りて遠き昭和の隙間風
・ 俎板(まないた)に刻む音聞く去年(こぞ)今年(ことし)
・ 千年の金の余韻や年の暮れ

    短歌
 

室蘭市 渡部 忠雄(わたなべ ただお)
本のバラを活(い)けたる花には
      紅(しんく)の愛の存度(いぞんど)託す
                        三瓶 真依(みかめ まい)
・ 祭り車(だし)文楽(ぶんらく)人艶(あで)やかに
      (あやつ)る黒衣(くろこ)巧(たく)みに演じ
                        山形  操(やまがた みさお)
明(たいまつ)で脅(おど)す「なまはげ」秋男鹿(おが)
      怠(なま)けを諭(さと)しこころ楚(せいそ)に
                        松田  清(まつだ きよし)
[太字部分がお名前になっております。]

室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
・ 曇(くもり)ゆくレンズをしっかり拭(ぬぐ)いとり
      不安もあるが前進(ぜんしん)しよう
・ 三ヶ日(さんがにち)過ぎて廻した洗濯機
      我を支(ささ)えてたくましい音
・ 降り止まぬ霙(みぞれ)を眺(なが)めふと思う
      祖母から習(なら)いし「みぞれ椀」あり

石狩市 伊藤 雍二(いとう やすじ)
・ 朝起きる誰(だあれ)もいない大変だ
      老妻(つま)に雪掻き先を越された
・ 孫のためゲームコインを集めいる
      いつか来る日を心待ちにして
・ あちこちでお世話になった人たちの
      おくやみ行けず悔い残すなり

 
 

文芸に投稿される方へのお願い
1)投稿はできるだけ新聞発行月の前月末までにお願いします。
2)作品には、短歌、俳句、川柳の区分も記入をお願いします。
3)一般読者が読みにくい漢字には必ずルビを付けていただきますようお願いいたします。
【宛先】
〒060-0002
札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階
一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会 宛
FAX:011(251)0858