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  北海道身体障害者新聞(第736号)

   

  平成27年度定時総会の開催

  6月14日(日)道民活動センタービルにおいて、平成27年度定時総会が開催されました。

 

  概要
  当日は出席者 34 名、書面表決16 名でした。
  開会宣言の後、物故者への黙祷を捧げ、その後、赤坂 勝(あかさか まさる)会 長より挨拶がありました。
  続いて、北海道保健福祉部福祉局障がい者保健福祉課 遠藤 篤也(えんどう あつや)主幹より、ご祝辞をいただきま した。
  その後の議長選出では、夕張身体障害者福祉協会 小林 孝雄(こばやし たかお)会長が選出され、資格審査報告・議事録署名人の明示に続いて、以下の議案の審議と報告が行われました。
◆第1号議案・第2号議案
  平成 26 年度事業報告及び決算報告は、質疑応答の後、報告通 り承認されました。
◆監査報告
  伊東監事より、適正な処理がなされているとの監査報告があ りました。
◆第3号議案・第4号議案
  平成27年度事業計画及び収支 予算(定款により報告事項)は 質疑応答の後、原案通り承認さ れました。
◆第5号議案
  役員改選について選考委員会において、理事、 監事の候補者案を提出。その後、満場一致により、理事、監事が 就任しました。
  その後の第2回理事会において決定した正副会長、常務理事 は以下のとおりです。
会  長  赤坂   勝(あかさか まさる)(重任)
副会長  堂前 文男(どうまえ ふみお)(重任)
副会長  佐藤 秀臣(さとう ひでおみ)(重任)
常務理事 泉   司( いずみ つかさ)(重任)
理  事  若山 武信(わかやま たけのぶ)(重任)
理  事  藤田孝太郎(ふじた こうたろう)(重任)
理  事  工藤 隆史(くどう たかし)(重任)
理  事  今  順子( こん じゅんこ)(就任)
理  事  古泉 利雄(こ いずみ としお)(重任)
理  事  松永 雅晴(まつなが まさはる)(重任)
監  事  工藤 公人(くどう きんど)(重任)
監  事  伊東ミツ子(いとう みつこ)(重任)
◆その他(報告事項)
(1)第 60 回日本身体障害者福 祉大会みやざき大会の開催 報告
(2)平成 27 年度東北・北海道 ブロック身体障害者団体連 絡会団体長等会議の開催に ついて
(3)第 64 回全道障害者福祉大 会恵庭大会について
  開催地の恵庭身体障害者福祉協会 鹿野 均( かの ひとし)会長より挨拶がありました。
(4)第65回全道身体障害者福祉大会小樽大会について
  平成 28年9月25日(日)の開催が決定しました。
  以上をもって、無事閉会とな りました。
  なお、平成28年度の定時総会は6月12日(日)を予定しており ます。

   
 
   

  第60回日本身体障害者福祉大会みやざき大会の開催

 

  5月25日(月)、26日(火)の2日間に渡り、日本身体障害者福祉大会みやざき大会が、宮崎市山崎町浜山シーガイアコ ンベンションセンターにおいて開催されました。
  概要は以下のとおりです。
・5月 25 日(月) 10 時〜 12 時
  日身連評議委員会
  13 時〜 16 時 30 分
  政策協議 基調講演 シンポジウム
  18 時 30 分〜 20 時 30 分
  歓迎レセプション
・5月 26 日(火)
  9時〜 10 時
  オープニング 宮崎県PR
  10 時〜 10 時 40 分
  第1部 式典 挨 拶、表彰等
  10 時 55 分〜 11 時 25 分
  第2部 議事 事業報告、事業計画大会宣言、大会決議等
  11 時 25 分〜 12 時 閉会 アトラクション等
  以上をもって、無事閉会とな りました。

   
 
   

   平成27年度東北・北海道ブロック身体障害者団体連絡会団体長等会議の開催

    6月25日(木)、26日(金)福島県福島市ホテル福島グリーンパレスにおいて開催されました。
  各団体から提出された日身連への要望事項並びに会議での提出議題等が審査され、それぞれ上程されました。

   
 
   

   全道身体障害者福祉大会第1回推進委員会の開催

    6月18日(木)、道民活動センタービルにおいて開催されました。  
  今年度の全道大会の運営についての協議、及び会長表彰受賞者の選考について話し合われ、自立更正表彰は24名の推薦のうち19名、援護功労表彰は12名の推薦から全員が受賞者に決定しました。

   
 
   

  盲ろう者通訳・介助員養成講座の開催について

 

  平成27年度盲ろう者通訳・介助員養成講座を以下のとおり開催いたします。  
  今年度の養成講座は、平成25年に厚生労働省より通知された「盲ろう者向け通訳・介助員養成カリキュラム」に基づき、必修科目42時間の講座を実施するものです。
◆開催日時
 10月3日(土)、4日(日)
     10日(土)、11日(日)
     17日(土)、18日(日)
     31日(土)
     全7日間
 ◆会場
 道民活動センタービル
◆受講対象者
 養成講座の全ての受講が可能な20歳以上の方で、講座修了後、後、通訳・介助員として登録し、在宅の盲ろう者の通訳・介助を担う意思があり、平日・土日・祝祭日に関わらず活動が可能である方。
◆定員
 30名程度(選考の上決定します。)
◆受講料
 無料(但し、テキスト等の自己負担約4,000円があります。)
◆申込み締切
 8月24日(月)
◆申込み及び問合せ先
  一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会
    電 話 011 ( 251 )1551
   FAX 011 ( 251 )0858
※当協会のホームページもご覧ください。”北身協”で検索
  平成27年度盲ろう者通訳・介助員養成講座カリキュラム(案)(PDF版)

    
 
    
 
 
   

  平成27年度道新コスモス奨学金運営委員会の開催

    6月11日(木)、道民活動センタービルにおいて、7名の委員が出席のもと開催されました。  
  最初に平成26年度決算報告があり、続いて平成27年度予算案、及び奨学生の選考について協議されました。
   
 
   

  猿払村の菅野さん 「今年の漢字書道展」

    猿払村身体障害者福祉協会会員の菅野 吉男(かんの きちお)さん(91)が5月18日から22日まで宗谷合同庁舎道民ギャラリーで「今年の漢字書道展」を開きました。
【菅野さんの手記より】
  この漢字のキッカケは今から25年前に遡ります。  
  私は旅が大好きで時々一人旅に出かけますが、青森で仙台の女性二人と出会い、20年もの長い間お互いに文通をしながら交流を続けておりました。
 ある日、仙台の女性から平成23年2月15日にお会いしたいと入電があり、その日の出発を予定していましたが、またまた入電で、3月13日に変更してほしいということでした。
 3月13日に会うので11日に札幌へ出て、苫小牧からの船を予定していました。
 そして当日3月11日、札幌へ出かける3時間前の2時45分、東日本大震災となり、被災したであろう仙台の女性の事が心配でしたが、連絡がつかず音信普通のまま、12月になってしまいました。
  そんな時、12月13日付の新聞に「今年の漢字」とあり、見出しの記事には“絆“と出ていました。
 その時、「これを今後の生きがいとしよう」と思い、スクラップを始めたのが、この「今年の漢字は?」を作ろうと思ったキッカケです。
 それ以降、昨年まで4年間スクラップをし、私の人生終わるまで集めようと思っていた矢先、昨年の北海道身障者新聞に過去19年分が出ているのを見て、頭の活性化にも良いと思い、色々な方のお手伝いを頂きながら1ヶ月とちょっとをかけてこれを作りました。
 最後になりましたが、お手伝いを頂いた方々に厚くお礼申し上げます。
 ありがとう。
  後日談・・・その後仙台の女性と連絡が取れ、1年後の平成24年3月13日に20年の交流の集いとして、1週間の予定で“震災の見舞いと故郷墓参り”と銘打ち、のんびりと故郷を回ってきました。    菅野 吉男
  写真と手記は、猿払村身体障害者福祉協会(須藤 久子会長)から送られてきたもので、他にも、昨年、菅野さんが普通列車で570キロの一人旅をしたことや、エリモシャクナゲを40年に亘り育て続けていることを掲載した地元紙が同封されていました。
 当協会では当初、全道身体障害者福祉大会恵庭大会において、菅野さんの力作の展示を計画しておりましたが、美術品の取扱いが難しいことと、非常に貴重な財産であることを考慮すると、大会での展示を断念せざるをえなく、当紙面にて紹介いたしました。
 元気にご活躍されている菅野さんのますますのご健勝をお祈りいたします。

   
 
   

  要約筆記を活用してみませんか

    要約筆記は、話される内容をその場で文字にして聴覚障がい者に伝える情報保障です。
  中途失聴者・難聴者はもちろ ん、高齢難聴の方などにも、わかりやすい方法です。
  当協会では、お住まいの近くの要約筆記奉仕員サークルをご紹介します。
  【連絡先】
  一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会
  電 話 011 ( 251 )1551 FAX 011 ( 251 )0858
   
 
   
    

  JRジパング倶楽部特別会員のご案内

 

 JRジパング倶楽部では、身体障がい者を対象とした特別会 員制度を設けております。
▼会員特典
  JRの窓口で障害者手帳を提 示して購入した乗車券が片道・ 往復・連続乗車のいずれかで 201キロメートル以上の時 は、特急券等を2割〜3割引き で購入することができます。 (一部、ご利用になれない列車 がありますので、窓口でご確認 ください)
▼入会資格
  身体障害者手帳をお持ちの 男性 60 歳・女性 55 歳以上の方
▼年会費
  1人 1,350円 (入会金はいりません)
▼割引除外期間
  ・4月 27 日〜5月6日
  ・8月 11 日〜8月 20 日
  ・ 12 月 28 日〜1月6日
▼割引率 新規会員
  【初回〜3回目→2割引】
  【4回目〜 20 回目→3割引】
  更新会員
  【初回から3割引】
▼ジパング手帳のお届けは、お 申込から2〜3週間程度の時間 が必要となりますので、予めご 了承ください。
  尚、更新手続きは1ヶ月前か ら可能です。
  期限を過ぎますと、割引率が 新規会員扱いになりますので、 お早めに更新手続きをお願いし ます。
【申込・お問合せ先】
  〒060-0002
  札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル4階
  一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
  電 話 011(251)1551   FAX 011(251)0858

   
 
   

障がい者110番

 

  道内全域の障がい者及び家族などからの悩み(法的手続 き、人権等に関する相談)に 対し、無料法律相談を行っています。
  電 話 011 ( 252 )1233 FAX 011 ( 252 )1235
  弁護士相談 第4週の火曜日(要予約)
※札幌市内の方は 「札幌あんしん相談」
  電話( 633 )1313の利用 をお願いします。


   
 
   

  文芸

    俳句
 

豊浦町 斎藤 恵子
・啓蟄(けいちつ)やビル取り壊す鉄のつめ
・囀(さえずり)や四方(よも)の風より拾ひけり

下川町 平  義信
・人影のあらばたがやし鄙(ひな)の里
・麗(うらら)かや笑み迎へゐる前投票
・はや”六号”暴れきたるか五月端(はな)

室蘭市 池内 満里子
・芝踏んでパークゴルフの楽しさよ
・山合(やまあ)いの大地の恵太古の湯
・秩父別(ちっぷべつ)バラ咲き誇るカロスの丘

    短歌
 

釧路町 大道美恵子
・増えすぎの鹿による害多発なり
     人は減りゆく道東の地に
・寒き夜に悲しみ誘ふ虎落笛(もがりぶえ)
     骨折あとの古傷痛む
・急増の車時代のスピード化
  交通事故死のニュース続出

石狩市 伊藤 雍二(いとう やすじ)
・故郷は遠くにありてと人のいふ
   墓参もかなわぬ樺太はるか
・職終えて十数年過ぎてなお
   夢中に働く姿のありて
・功も名も縁なき人生ひたすらに
   頑固一筋生きて悔いなし

室蘭市 渡部(わたなべ) 忠雄
通り裸(はだか)電球まつり
     番(ていばん)十八番(おはこ)踊る手拍
                        中村 定子(なかむら さだこ)
・七夕や夜空はく煌(きら)めける
     鵲(かささぎ)の橋昭応(しょうおう)の星(おぼし)
                        高橋 昭雄(たかはし あきお)
葉萌(も)え々は繁(しげ)りて息吹(いぶ)く山
     里路(さとじ)はのどか涼風(りょうふう)(かお)る
                        青木 薫(あおき かおる)
[太字部分がお名前になっております。]

   
 

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