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  北海道身体障害者新聞(第733号)

   

  新たな要約筆記者の誕生

 

  去る2月22日(日)に実施した2014年度全国統一要約筆記者認定試験の結果が発表になり、北海道からは、手書き8名、パソコン6名、合計14名が合格しました。

  筆記試験120点(200点満点)、かつ、実技試験において2問とも70点(100点満点)が合格ラインの今回の試験は、全国の受験者数が1046人で、内訳は、手書き662人、パソコン519人(両方135人)でした。

 全国の合格率は、手書き34%、パソコン41%ですが、北海道は、手書きが22%と全国平均を下回ったものの、パソコン67%は平均をはるかに上回る結果となりました。

 合格者の喜びの声を一部紹介します。
 ・試験の結果については、試験が終了した段階で次年度の挑戦を考えました。正直、合格通知が届いたことに驚いております。

 ・人生には三つの坂があると新聞に記載してありました。『上り坂・下り坂・まさか』記事を読んだ日に、わたしにも『まさか』が・・・。安堵感とこれからの責任の重さからでしょうか、体が震えました。(中略)これからも聴覚障がいの皆さんの耳となり、微力ですがお役に立てればと思っております。

 ・合格してうれしいというよりも、ほっとした気持ちでした。(中略)合格したといっても、学科も実技も点数が良くなかったので、一層勉強しないといけないと思っています。

 ・合格するとは思っていなく、この結果に驚いています。この結果を受け、さらに自らの技術の研鑽の必要性と情報保障への責任を再認識しています。

 ・お陰様で合格いたしましたが、これは同時にようやくスタートラインにたったということ。(中略)果たしてこの先幾つの高い山が進路に聳えるやら想像も及びませんが、少しずつでも前を見て、身の程知らずな挑戦を続けてゆきたいと、今はそれだけを決意しております。
  ・合格できてヨカッタ!
 喜び、驚き、責任の再認識、そして今後の目標と、様々な思いを胸に、新たな要約筆記者の誕生となりました。

   
 
   

  登別身体障害者福祉協会 理事・役員研修会の開催

 


  3月15日(日)登別市において、登別身体障害者福祉協会理事・役員研修会が開催されました。
 北海道身体障害者福祉協会 泉 司常務理事が講師として、約1時間半の講演を行いました。
  昭和25年に設立した北海道身体障害者福祉協会の六十数年にわたる歴史、そして現在直面している問題、その取組み、さらに将来展望について説明がありました。
  続いて、「障がい者差別禁止法に基づく基本方針(原案)に関する意見募集の結果について」とパブリックコメントを加味した基本方針について、資料に基づき説明、最後に、「近年における北海道の障がい者数の推移」について解説がありました。
 平成27年度も各加盟団体におかれる勉強会等の要請がありましたら、スケジュールを調整して伺いますので、お問合せください。

   
 
   

   NEXCO東日本からのお知らせ

    この記事は北海道障がい者保健福祉課地域支援グループの依頼により記載
  ~ETCで障害者割引をご利用のお客さまへ~
 ETC設備の点検などによりETCレーンをご利用いただけない場合や、通信エラーによりバーが開かない場合は、料金所係員にETCカードと手帳(身体障害者手帳または療育手帳)をご呈示のうえ、料金をお支払いただくようお願いいたします。係員が手帳に記載された登録事項を確認させていただきます。
 ETC無線通信による走行ができなかった場合は、手帳のご呈示がないと障害者割引は適用されませんのでご注意ください。 ★障害者割引を受けられる場合は、事前にお手続きされた手帳を必ず携行してください 。

   
 
   

  北身協 平成27年度事務分掌について

 

  要一般社団法人北海道身体障害者福祉協会は、平成27年度、事務分掌の通り3名体制で業務を推進して参ります。
  何かと行き届かないことがあるとは思いますが、加盟団体及び会員の皆様には、これまで以上のご指導、ご鞭撻、ご協力をお願い申し上げます。

  詳細はこちらのPDFをご参照してください

    
 
    

   要約筆記を活用してみませんか

 

  道内全要約筆記は、話される内容をその場で文字にして聴覚障がい者に伝える情報保障です。
 中途失聴者・難聴者はもちろん、高齢難聴の方などにも、わかりやすい方法です。
  当協会では、お住まいの近くの要約筆記奉仕員サークルをご紹介します。
【連絡先】 一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会
電 話: 011(251)1551 FAX: 011(251)0858

    
 
    

   北身協収益事業活用のお願い

 

  協会は、独自の財源確保の一環としてインターネットで収益事業を立ち上げております。
 収益金は、身体障害者福祉向上をめざす活動に有効に活用させていただいております。
  詳細はインターネットで”北身協”と検索してください。 

    
 
    

   ホームページの掲載遅れのお詫び

 

  北海道身体障害者新聞732号(3月25日発行)のホームページへの掲載が遅れましたことをお詫びいたします。    お待ちいただいている読者がいらっしゃることを再認識し、これからも役に立つ紙面づくり、迅速な更新を心がけて参りますので、よろしくお願いいたします。

   
 
   

   【人事発令】

 

  ・3月31日付け   退職 笹浪 由香里
  ・4月1日付け   採用 藤沢 恵美子

   
 
   
 
 
   

  休日のおさらい!?

    まもなくゴールデンウィークの到来です。
  「国民の祝日に関する法律」(以下、「祝日法」)により制定されている「祝日」ですが、その意味をおさらいしてみました。
  4月29日『昭和の日』
  激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす。
  5月3日『憲法記念日』
  日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する 。
  5月4日『みどりの日』
  自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。
  5月5日『こどもの日』
  こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する
  4月29日はもともと昭和時代に「天皇誕生日」だったことをご存知の方も多いと思います。
  平成元年に元号が改められ、この日は「みどりの日」となりましたが、平成17年に祝日法が改正され平成19年から「昭和の日」となったのは、意外と知られていなかったのではないでしょうか。
  お休みの日に、「祝日」の歴史を調べてみるのも、楽しい過ごしかたかもしれません。
   
 
   

  障がい者110番

    平成27年度も札幌弁護士会所属の2名の弁護士のご協力のもと、道内全域の障がい者及び家族などからの悩み(法的手続き、人権等に関する相談)に対する、無料法律相談を行います。
  電 話 011(252)1233
  F A X 011(252)1235
 弁護士相談
  第4週の火曜日(要予約)
  ※札幌市内の方は「札幌あんしん相談」  電話(633)1313 の利用を お願いします。
   
 
   

  JRジパング倶楽部特別会員のご案内

    JRジパング倶楽部では、身体障がい者を対象とした特別会員制度を設けております。
▼会員特典
  JRの窓口で障害者手帳を提示して購入した乗車券が片道・往復・連続乗車のいずれかで201キロメートル以上の時は、特急券等を2割〜3割引きで購入することができます。
(一部、ご利用になれない列車がありますので、窓口でご確認ください)
▼入会資格
  身体障害者手帳をお持ちの男性60歳・女性55歳以上の方
▼年会費
  一人1,350円(入会金はいりません)
▼割引除外期間
  ・4月27日〜5月6日
  ・8月11日〜8月20日
  ・12月28日〜1月6日
▼割引率
  新規会員
  【初回〜3回目→2割引】
  【四回目〜20回目→3割引】
  更新会員
  【初回から3割引】
▼ジパング手帳の到着は、お申込から2〜3週間程度の時間が必要となりますので、予めご了承ください。
  尚、更新手続きは1ヶ月前から可能です。期限を過ぎますと新規会員扱いになりますので、早めの更新手続きをお願いします。
申込・お問合せ先
  各地区の身体障害者福祉協会及び下記へ
  〒060-0002
  札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル4階
  一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
  電 話 : 011(251)1551   FAX : 011(251)0858

  JRジパング倶楽部 特別会員と一般会員の違いはこちらのPDFでご確認してください。
   
 
   

  盲ろう者通訳・介助員派遣事業の利用について

 

  みなさまのご家族やご近所に「盲ろう者」の方はいらっしゃいませんか。  当協会では、在宅の視覚と聴覚の重複障がいがある方にコミュニケーション及び移動の支援を行う「盲ろう者通訳・介助員派遣事業」を行っています。  もし、ご家族や地域に「盲ろう者」の方がおられましたら、是非この事業が通院や買い物などに利用できることをお伝えいただき、当協会にもご連絡をお願いいたします。  “利用料金は無料です” なお、事前に利用登録が必要 となりますので、登録手続き等 は、左記へお問合せください。
【問合せ先】
  〒060-0002
  札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル4階
  一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
  電 話 : 011(251)1551   FAX : 011(251)0858

   
 
    

  盲ろう者通訳・介助員派遣事業の利用登録申請について

 

  みなさまのご家族やご近所に「盲ろう者」の方はいらっしゃいませんか。
  当協会では、在宅の視覚と聴覚の重複障がいがある方にコミュニケーション及び移動の支援を行う「盲ろう者通訳・介助員派遣事業」を行っています。
  もし、ご家族やご地域に「盲ろう者」の方がおられましたら、是非この事業が通院や買い物などに利用できることをお伝えいただき、当協会にもご連絡をお願いいたします。
“利用料金は無料です”
  なお、事前に利用登録が必要となりますので、登録手続き等は、下記へお問合せください。
問合せ先】
  〒060-0002
  札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル4階
  一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
  電 話 : 011(251)1551   FAX : 011(251)0858

先ず、ご連絡下さい。
あなたの自立と社会参加のお手伝いをします。


   
 
   

会員を募集中です

 

  一般社団法人北海道身体障害者福祉協会では、お住まいの地域の会員を募集しております。
 身体障害者手帳をお持ちの方でしたら、どなたでも入会できます。
 合わせて地域の身体障害者協会の趣旨に賛同された方を対象とする賛助会員も募集しております。
 会員の申込みは、お近くの市町村の身体障害者福祉協会へお願いいたします。
 お知り合いの方で未加入の方には、ぜひ加入されるようお勧め願います。
問合せ先】
  〒060-0002
  札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル4階
  一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
  電 話 : 011(251)1551   FAX : 011(251)0858

   
 
   

  文芸

    俳句
 

室蘭市 池内 満里子
・海鳴りの追悼(ついとう)しばし春の闇
・樏(かんじき)の吊られほのかに雪匂う
・胃袋に希望の一粒草青む

    短歌
 

石狩市 伊藤 雍二(いとう やすじ)
・苦労かけた妻に感謝の心あれど
   頑固(がんこ)で照れ屋で言葉にならず
・蝦夷(えぞ)の地を苦難の末に拓(ひら)きたる
   屯田兵(とんでんへい)の功を忘れじ

室蘭市 渡部(わたなべ) 忠雄
・乳(にゅうじ)抱(だ)き(ぎょくどう)に座(ざ)す仏像を
     彫(こく)し遠遠((えん)の念(しねん)を拝(はい)す
                        児玉 久志(こだま ひさし)
園(でんえん)を走る車程(とうてい)の
     怒(きど)哀楽(あいらく)の夢は々(それぞれ)
                        田中 登喜夫(たなか ときお)
全に大漁旗の猟師
     機(きびん)な仕事終え高楊(たかようじ)
                        安達() 敏枝(あだち としえ)
[太字部分がお名前になっております。]

室蘭市 池内 満里子
・冬ざれの庭に木蓮(もくれん)ふくらみて
     春立ち返り風やわらかく
・ふきのとう顔を出したと我を呼ぶ
     還(かえ)らぬ友(とも)の声が聞こえる
・逝(な)き友の形見となったマフラーは
     あなたの温もり初彼岸(はつひがん)くる

   
 

編集部からのお願い
1)投稿は、新聞発行月の前月末日までの受付といたします。
2)作品には、短歌、俳句、川柳の区分を明確に記入してください。
3)一般読者が読みにくい漢字には、必ずルビを付すよう、お願いいたします。
【宛先】
〒060-0002
札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階
一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会 宛
FAX : 011(251)0858