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北海道身体障害者新聞(第727号)

   

 平成26年度パソコン教室・砂川教室の開催

 

  平成26年9月3日(水)から5日(金)までの3日間、砂川市地域交流センター「ゆう」において、障がい者パソコン教室を開催いたしました。
  開催地の砂川身体障害者福祉協会の皆様のご高配とご協力に感謝申し上げますと共に、3日間で27名の参加者が思い思いに自分の不得手なことへの再挑戦で充実した教室でした。
★主な実施内容
一、エクセルによる各種の表の 作成方法について
一、ワードでの年賀状の作成
一、ワードでの表の作成
一、ハガキによる礼状の作成
一、エクセルを利用したPOP (広告)の作成
  特に年賀状作成ソフトを使わずに葉書の裏面に自由な世界で 自分だけの年賀状が出来た喜びは、すばらしいものでした。
  その他、一問一答で、素早く 疑問に答えていきました。
  今回は空知地区から3名の会員様も参加され地域の垣根を越 えた地域全体としてのパソコン 教室になったものと思いまし た。

   
 
   

 平成26年度パソコン教室・岩見沢教室の開催

 

  平成 26 年9月 17 日(水)から 19 日(金)までの3日間、岩見沢市自治体ネットワークセン ターにおいて、障がい者パソコ ン教室を開催いたしました。
 開催地の岩見沢市身体障がい者福祉協会の皆様のご高配とご協力に感謝申し上げますと共 に、3日間で12 名の参加者が思 い思いに自分の不得手なことへの再挑戦で充実した教室でした。
★主な実施内容
一、エクセルによる各種の表の作成方法について
一、ワードでの年賀状の作成
一、ハガキによる礼状の作成特に世界で自分だけの年賀状 が出来た喜びと、上級者にはエクセルでの関数の利用やワードでの、ひと手間かけたテクニッ クに、驚きを感じておりました。

   
 
   

 耳が遠くなったら町内会の集会や地区懇談会で要約筆記を活用してみませんか!!

 

  あなたのお住まいの近くの要約筆記奉仕員の方々のサークルをご紹介します。
連絡先
一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会
電 話011-251-1551  FAX011-251-0858


   
 
   

平成26年度要約筆記者補習講習第2クールの開催

    8月23日、24日をスタートに 3ヶ月、6日間の補講が始まり 9月 27日、28日に第2クールが 行われました。
  27日の午前の講義では北翔大 学生涯スポーツ学部スポーツ教育学科の佐藤至英( さとう よしてる )教授による 「対人援助」と題しての講義で した。
  昼食を挿んで第2講と第3講は8月と同じく全要研、山岡千恵子副理事長と松井美智子理事を講師に迎え、山岡講師には手書きでの「要約筆記の表記」「表 記そぎ落としの習得」と松井講 師にはパソコンでの「要約筆記の表記」「表記そぎ落としの習得」と題して実技による講義がありました。二日目の9月28日も午前・午後と「チームワークの考え方」「ノートテイク」を、 それぞれ手書とパソコンに分かれて実技指導がありました。
  その後、山岡講師による「要約の学習(文章要約)」と題してのパソコンも手書も一緒になっての総括講義がありました。

   
 
   

 日本弁護士会第57回人権擁護大会開催される

 

  平成26年10月2日、函館市に おいて開催されました。
○シンポジウム第2分科会では 障害者権利条約の完全実施を求 めて
―自分らしく、ともに生きる―


    当日は分科会会場に700席の椅子を用意しましたが最終的に全国から駆けつけた弁護士・ 一般参加者・関係者総計約1,100名の方々の出席でした。
  第1部の基調講演は「障害者権利条約がひらく未来」と題して大阪大学名誉教授、棟居 快行(むねすえ としゆき)氏、第2部では当事者報告等が あり第3部で問題提起をして後半で5人のパネリストの方々のそれぞれの思いや今後の課題などをお話いただき、コーディ ネーターが総括していました。
  この会議を影で支えた函館市身体障害者福祉団体連合会の佐藤会長始めボランティアの方々に感謝を申し上げます。

   
 
   

  当事者性

    障がい者支援施設管理者・小樽市 光増 昌久(みつます まさひさ)
 

  9月1日、第2期の障がい者政策委員会(障害者権利条約の趣旨を踏まえた障害者基本法の改正により設置された)が開催 された。
  任務は、障害者基本計画の策定に関する意見具申、同計画の実施状況の監視・勧告、障害を理由とする差別の解消の推進に関する基本方針に関する意見具申。内閣総理大臣は障害者政策 委員会の意見を聴いて障害者基 本計画の案を作成し、閣議の決定を求めなければならない。
  委員は内閣総理大臣が任命する。 30人以内で障害当事者、事業者、学識経験者で構成され、 いずれも非常勤だ。
  今回任命された委員28名の内訳は障害当事者が11 人、障害のあるお子さんの親が3人。総理の方針で女性の参画を重視しているため、10人が女性委員だ。
  北海道からは4人が委員として参加、全国知事会から高橋はるみ北海道知事が入っている。
  しかし、知的障害、精神障害の当事者が委員として参画していないのは大きな問題だ。委員会でも、委員の枠が2人分残っているので参加を検討すべきだとの声が出ていた。
  障害者権利条約を制定するときの合言葉は「われわれなしに、われわれに関することを決めてはならない」だった。この言葉を思い出す。知的障害、精神障害の当事者の早期参画を切望する。
※平成26年9月17日(水曜日) 北海道新聞夕刊、小樽・後志版より全面引用しました。
  尚、この記事を掲載するにあたっては光増氏ご本人と北身協との間では了解済みであることを述べさせていただきます。

   
 
   

  【人事発令】

    ・8月31日付け退職 岡本 耕侍(おかもと こうじ)
  ・9月16日付け採用 竹島 智美(たけしま ともみ)

   
 
 
 
   

 平成26年度盲ろう者通訳・介助員現任研修が開催されました

    平成26年10月3日~10月5日までの3日間で道民活動センタービル8階820研修室において隔年で行われる「盲ろう者通訳介助員」の現任研修が開催されました。
 

  この研修は前年度までに盲ろう者通訳・介助員の養成講座を受けて北海道に登録されている方々のレベルアップを目指すための講座です。
  一日目は開講式の後、札幌市視覚障害者福祉協会訓練職員 小宮 康生(こみや やすお)氏による白杖に関する座学に始まり路面上の突起物の回避の仕方等について学び、午後からは階段の昇降と雨の中を移動介助の実習でした。雨の中での実習でこそ得られる細かなテクニックがいっぱいありました。
  この後の質疑応答でも、更に充実した内容で一日目を終えることが出来ました。
  二日目は午前中に「音声通訳の基礎を再確認しましょう」と題してグループごとに車座になっての研修でした。
  午後からは「盲ろう者にとって分かりやすく、正しく、そして、リアルタイムに」と題した座学でした。
  三日目は午前の講義では北翔大学生涯スポーツ学部スポーツ教育学科の佐藤 至英(さとう よしてる)教授による「対人コミュニケーション」・「障がい者の心理・障がいの受容・共感・対応法等」と題しての講義でした。
  午後からは「盲ろう者の多様なニーズに応じた支援を考えましょう」と題しての総括講義がありました。
  今年度の現任研修でも富樫 眞弓(とがし まゆみ)会長を始め、札幌盲ろう者福祉協会の皆さんに、たいへんお世話になりました。
 今回の現任研修で技術的にも倫理観においても更なる上積みをされて帰宅の途につく皆さんでした。

   
 
   

 JRジパング倶楽部会員募集

    JRジパング倶楽部特別会員は身体障害者を対象とした特別会員制度を設けております。
年会費が安く、年齢も低く設定されており、たいへんお得で入会された方々より喜んでいただいております。
 

▼入会資格
 ・身体障害者手帳の交付を受けている方で男性60歳以上、女性55歳以上の方
▼年会費
 ・1人 1,350円
▼会員特典
  JRの窓口で障害者手帳を提示して購入の乗車券が片道・往復・連続乗車のいずれかで201キロメートル以上の利用の場合に、2〜3割引きで特急券、急行券、グリーン券、座席指定席券などを購入できます。
  寝台料金等対象外もありますので窓口等でご確認下さい。
▼割引除外期間
 ・4月27日〜5月6日
 ・8月11日〜8月20日
 ・12月28日〜1月6日
▼割引率
 ・新規会員 【初回〜3回目→2割引  4回目〜20回目→3割引】
 ・更新会員【初回から3割引】
▼ジパング手帳の到着
  申込から2〜3週間程度かかります。ご了承ください。
申込・お問合せ先
  各地区の身体障害者福祉協会及び下記へ
〒060―0002
札幌市中央区北二条西7丁目 道民活動センタービル4階
一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会
電話:011―251―1551
FAX:011―251―0858

   
 
   

盲ろう者通訳・介助員派遣事業の利用登録申請について

 

  あなたのご家族や周りに視覚と聴覚に重複して障がいのある方はいませんか。北海道身体障害者福祉協会では、このような方々に対するコミュニケ―ションや移動等の支援を行う「盲ろう者通訳・介助員派遣事業」を無料 で実施しております。
  是非、盲ろう者の方やご家族 に、この事業を紹介して通院や 買い物などで利用されるように お伝え下さい。
  なお、事前に利用登録が必要 となりますので、登録手続き等 は、 、下記へお問合せ下さい。
【問合せ先】
〒060―0002
札幌市中央区北二条西7丁目 道民活動センタービル4階
一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会
電話:011―251―1551
FAX:011―251―0858
「ご連絡をお待ちしております」
あなたの自立と社会参加のお手伝いをいたします。


   
 
   
   

 ※困りごと、悩みごとは 「障がい者110番」へ電話!!
「札幌市を除く全道各地にお住まいの障がい者及びその家族の方々」が対象です。
 電 話:011-252-1233
  FAX:011-252-1235

札幌市内にお住まいの方は「札幌市あんしん相談」に連絡をお願いします
 電 話:011(633)1313

 
   
   

文芸

  俳句
 

滝川市 菅原 信子(すがわら のぶこ)
・ 一夏(ひとなつ)の命(いのち)の賛歌(さんか)蝉(せみ)しぐれ
・ 夏帽子(なつぼうし)しみじみ想(おも)う郭公(かっこう)の声(こえ)
・ 母(はは)偲(しの)ぶ松林(まつばやし)越(ご)し羽扇子(はねせんす)

室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
・ 白杖(はくじょう)の耳寄せ萩のゆする音
・ さめて菊をすすり十五夜共白髪(ともしらが)
・ 夫(つま)の嘘(うそ)少し許して吾亦紅(われもこう)

  短歌
 

室蘭市 渡部 忠雄(わたなべ ただお)
・ お稚(ちご)さん釈迦(しゃか)の堂(ぎょくどう)花まつり
     (はな)の衣装に飾(かざ)りの帽
                        児玉 華子(こだま はなこ)
言(こごと)にも孤(ことう)に入(い)らず掌握(しょうあく)し
     本意(ほんい)を(しん)じ断(ゆうだん)下(くだ)す
                        小嶋 信雄(こじま のぶお)
漠(こうばく)地も根も耕す開拓者
     今日の繁栄
                        荒木 道子(あらき みちこ)
(太字が姓名となっております)

石狩市 伊藤 雍二(いとう やすじ)
 ・あの人は
 ・札幌に行ってから
 ・人が変わり
 ・帰って来ないの
 ・私さびしいわ
語呂合わせ(旭川市)

室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
・ 青春を鞄につめて旅に出る
     熱き思いを抱きしめながら
・ 海霧(じり)の中豪華客船離れ行く
     別れの霧笛尾をひきながら
・ 少しづつ桜紅葉(こうよう)始まりて
     季節は秋へと深まりゆく

 
 

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3) 一般読者が読みにくい漢字には、必ずルビを付すよう、お願いいたします。
【宛先】
〒060-0002
札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階
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