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地域からのお便り ☆ 網走地区協会☆
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[20年の時を経て~たくさんの出会いの中で~
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平成26年4月17日(木)北見市留辺蘂(るべしべ)町大江本家で網走地区身体障害者福祉協会研修会が開催されました。
ソチパラリンピックでアルペンスキー男子「男子座位・滑降」「スーパー大回転」の2種目で見事優勝し金メダル2個獲得した網走市出身の狩野亮(かの あきら)選手の母親の狩野照美(かの てるみ)さん(網走市立西小学校教諭)の講演がありました。
標題のテーマの中で、8歳の時に交通事故で脊髄を損傷した亮さんの人生と出会いを語り、野球とスキーが好きだった亮さんは事故で希望を失いながらも辛いリハビリに耐えて家族が支えていきました。照美さんは講演で心に響いた言葉を紹介しております。
「亮は車いすでも元気に歩める子供だから神がそれを与えた。」「頑張れない日もあるよね。」「亮さんにはなんでもチャレンジさせてあげてください。そしてあなたはコーヒーを飲む時間を作ってください」これらの言葉に照美さんは支えられたとお話しておられます。
亮さんの自立心を育んだのは、アーチェリー、吹奏楽、バスケットに誘ってくれた人たちだったとのことです。
大きな転機は平成10年、旧留辺蘂町で開催された障がい者のスキー大会でした。
パラリンピックに出場する選手のスピードに驚いた亮さんはご両親に競技用のスキーをねだったとのことです。
競技用スキーをはじめてから『出来ることは自分でする。』が常識の先輩たちの中で亮さんの自立心が育ったともお話しております。
中学3年生で長野県での合宿に参加のため女満別空港から笑顔で手を振り、1人で飛行機に乗る亮さんの後ろ姿に照美さんは、『息子はこれでしっかり人生を歩める。』と思い涙があふれたとお話しております。亮さんはすごいが、危険な競技用のスキーを小学生5年生に買って上げるご両親の決断はもっとすごいですね。
「狩野亮選手のプロフィール」
網走市出身
昭和61年3月14日生まれ
小学校3年の時、自動車事故で脊髄損傷し半身不随となる。
小学校5年生から障害者スキーを始める。
中学1年生から本格的に競技用障害者スキーに取り組む。
2006年トリノパラリンピック大会で初出場を果たす。
2010年バンクーバー大会で「男子座位スーパー大回転」で金メダル、「男子座位滑降」で銅メダルを獲得し、記憶に新しいソチパラリンピック大会で3大会連続出場し、「男子座位滑降」・「男子座位スーパー大回転」で2つの金メダルを獲得しました。
・2010年6月10日 北海道栄誉賞
・2014年4月8日 網走市特別栄誉賞
・2014年4月10日 北海道栄誉賞特別賞
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JRジパング倶楽部会員募集
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JRジパング倶楽部特別会員は身体障害者を対象とした特別会員制度を設けております。
年会費が安く、年齢も低く設定されております
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▼入会資格
・身体障害者手帳の交付を受けている方で
男性60歳以上、女性55歳以上の方
▼年会費
・1人 1,350円
▼会員特典
JRの窓口で障害者手帳を提示して購入の乗車券が片道・往復・連続乗車のいずれかで201キロメートル以上の利用の場合に、2〜3割引きで特急券、急行券、グリーン券、座席指定席券などを購入できます。
寝台料金等対象外もありますので窓口等でご確認下さい。
▼割引除外期間
・4月27日〜5月6日
・8月11日〜8月20日
・12月28日〜1月6日
▼割引率
・新規会員 【初回〜3回目→2割引 4回目〜20回目→3割引】
・更新会員【初回から3割引】
▼ジパング手帳の到着
申込から2〜3週間程度かかります。ご了承ください。
申込・お問合せ先
各地区の身体障害者福祉協会及び下記へ
〒060―0002
札幌市中央区北二条西7丁目 道民活動センタービル4階
一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会
電話:011―251―1551
FAX:011―251―0858
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盲ろう者通訳・介助員派遣事業の利用登録申請について
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あなたのご家族や周りに視覚と聴覚が重複した在宅障がい者の方はおりませんか。北海道身体障害者福祉協会では、このような方に対するコミュニケーションや移動等の支援を行う「盲ろう者通訳・介助員派遣事業」を実施しております。
是非、盲ろう者の方やご家族に、この事業を紹介して通院や買い物などで利用されるようにお伝え下さい。
なお、事前に利用登録が必要となりますので、登録手続き等は、下記へお問合せ下さい。
【問合せ先】
一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会
電 話 011-251-1551
FAX 011-251-0858
「ご連絡をお待ちしております」
あなたの自立と社会参加のお手伝いをいたします。
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※困りごと、悩みごとは 「障がい者110番」へ
「札幌市を除く全道各地にお住まいの障がい者及びその家族の方」
電 話 011―252―1233
FAX 011―252―1235
●札幌市内にお住まいの方は「札幌市あんしん相談」に連絡願います
電 話 011 ( 633 )1313
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文芸
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短歌 |
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室蘭市 渡部 忠雄(わたなべ ただお)
補佐役は諸々行事の支え木
正に町内会の人気
佐々木正気(ささき まさき)
芽出度(めでた)さの宴(えん)に小酔(しょうすい)口ずさむ
剛(ごう)気の唄に腕組む仲間
小口 剛(おぐち つよし)
松原と海原越しの富士の山
美観に忠告環境の道義(どうぎ)
松山 忠義(まつやま ただよし)
(太字が姓名となっております)
釧路町 大道 恵美子(おおみち えみこ)
買ひ過ぎて重き荷を持ち行く頭上に
鴉(からす)しきりに阿呆(あほう)アホーと鳴く
春遅き道東に咲くタンポポの
黄金(こがね)の色に夏陽(なつび)こぼるる
蝦夷地(えぞち)なる昔思はす熊騒動
またも犠牲者ああ無残なり
かえり咲くタンポポみつつ
かすかなる望みをいだき病院通(かよ)ふ
まち望む山菜(さんさい)とりは命がけ
熊らも動く民家近くに
室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
若き日は花見の酒で友と酔い
老いて眺める散りゆく花を
花は葉に移ろいながら葉桜に
その下に咲くたんぽぽ愛(いと)しい
早咲きのタンポポすでに綿毛(わたげ)つけ
恋を求めて風に飛び立つ
釧路町 大道 恵美子(おおみち えみこ)
買ひ過ぎて重き荷を持ち行く頭上に
鴉(からす)しきりに阿呆(あほう)アホーと鳴く
春遅き道東に咲くタンポポの
黄金(こがね)の色に夏陽(なつび)こぼるる
蝦夷地(えぞち)なる昔思はす熊騒動
またも犠牲者ああ無残なり
かえり咲くタンポポみつつ
かすかなる望みをいだき病院通(かよ)ふ
まち望む山菜(さんさい)とりは命がけ
熊らも動く民家近くに
石狩市 伊藤 雍二(いとう やすじ)
おとうさんもうけ話にてを出すと
なきを見るのよしっかりとね
(語呂合わせ短歌 おもてなし)
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俳句 |
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室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
抑留(よくりゅう)の紙碑(いしぶみ)亀鳴けり
惜しまれて放駒逝(ゆ)く五月場所
命賭け遡上(そじょう)の鮭や恋終る
岩見沢市 池田 敏雄(いけだ としお)
しあわせの極まる色や躑躅(つつじ)咲く
妻の手を取りて風の中
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文芸に投稿される方へのお願い
1)判読が難しい漢字には必ずルビを付して下さい。
2)作品には、短歌、俳句、川柳の区分も記入をお願いします。
3)投稿はできるだけ新聞発行月の前月末までにお願いします。
【宛先】
〒060-0002
札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階
一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会 宛
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