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北海道身体障害者新聞(第722号)

   

 十勝地区身体障害者福祉協会定期総会の開催

   平成26年4月18日、加盟団体である十勝地区身体障害者福祉協会の定期総会が開催されました。
 

  北身協へ急を要する出席要請があり、急遽、泉常務理事が来賓として参加しました。
  役員改選期にあたり、66歳の新会長が誕生しました。57歳と74歳の両副会長が双肩となり協会運営にあたる世代の交代がありました。
  泉常務理事の挨拶の中で、ここ10年程度の間に全道において7ヶ町村の協会が解散しており、会員数が10名前後の市協会も複数個所ある中で日身連でも北身協でも市や地区協会でも組織の肝心要の土台は分会であり、町村協会であることに変わりなく、それぞれの地域の身体障害者福祉協会が解散することは、その地域の障がい者施策の衰退に繋がり、それぞれの時代に最も必要な障がい者施策が、次の時代へと繋がらないことは、次の世代障がい者家族や社会において最大の悲劇であり、不幸でもあり、今が一番苦しいときであるとの認識が示されました。
  北身協は地区協会や町村協会から要望があれば、どこの集落であっても、たとえ、お茶の間懇談会であっても足を運ぶことを約束して、互いに危機感を共有した総会になりました。
  十勝地区身体障害者福祉協会のこのたびの定期総会に出席した地域の代表の方々が総会終了後、それぞれに異口同音、地域の活性化に最大限取り組み、これ以上の解散地域を出さないことを誓い合い会場を後にする姿に安堵し、且つ組織の再構築と分会の地域社会での実践活動が期待される総会でした。

   

北鈴会第50回定期総会開催について

   「北海道喉頭摘出者福祉団体(北鈴会)松永雅晴会長は平成26年4月12日に札幌市身体障害者福祉センターにおいて平成26年第50回定期総会が開催されました。
 

  松永雅晴会長の挨拶の後、来賓祝辞は次の3名からありました。
  ・北海道保健福祉部福祉局障がい者保健福祉課主幹遠藤篤也(えんどう あつや)氏
  ・北海道身体障害者福祉協会会長赤坂勝(あかさかまさる)氏
   常務理事泉司(いずみつかさ)
  祝辞の後、議長が選出され議案の審議となりました。
  ・第1号議案
   平成25年度事業報告・収支決算について
  ・第2号議案
   平成26年度事業計画・収支予算について
  ・第3号議案
   規約改定について
   議案について報告・説明があり質疑応答の後、全ての議案が承認されました。
  以上、予定通り終了いたしました。

   
 
   

第63回全道身体障害者福祉大会函館大会第1回推進委員会

 


  「平成26年4月22日(火)札幌の道民活動センターで大会推進委員の参加の下、開催されました。」
  協議概略は以下の通り
●函館大会の運営について
  一、大会次第(案)
  一、スローガン(案)宣言(案)決議(案)について
  一、大会役員について
  一、役割分担について
●会長表彰受賞者の選考について
  一、自立更正者12団体21名
  一、援護功労者15団体29名
  一、特別功労者0名
●提出議案(要望事項)について
  8つの提出議題(要望事項)の協議がされました。
※開催日時 平成26年7月20日(日)9時30分〜12時30分
※開催場所 函館市民会館大ホール
※参加予定 700名
※レセプション 平成26年7月19日(土)ホテル函館ロイヤル  18時から
参加費等
参加費 1人 2、000円
レセプション会費 1人 5、000円(別途かかります)
宿泊予約、参加申込 旅行代理店が取りまとめます。
※大会事務局
  一般社団法人函館市身体障害者福祉団体連合会
  函館市若松町33番6号函館市総合福祉センター内
  電話 0138(26)8156

   
 
   

 平成26年度「障がい者110番」法律地方相談会の実施案内

   北海道身体障害者福祉協会では弁護士による法律相談の平成26年度地方相談会を実施致
します。

  「障がい者110番」は北海道の委託をを受けて、札幌市以外の全道各地にお住まいの障がい者及びその家族からの悩みに対し、弁護士による無料法律相談を実施しております。
  本年度の地方相談会の実施は次の通りとなっております。
★平成26年7月20日(日)函館市民会館 第63回全道身体障害者福祉大会会場
  函館市湯川町1丁目32―1
  担当 石塚慶如( いしづかやすゆき)弁護士
  10時00分〜12時00分

★平成26年8月21日(木)
  根室市福祉会館 根室市有磯町2丁目6
  担当 小田嶋真悟(おだしましんご)弁護士
  10時00分〜14時00分

★平成26年9月25日(木)
  士別市民文化センター 士別市東6条4丁目1
  担当 石塚慶如( いしづかやすゆき)弁護士
  10時00分〜14時00分

★平成26年10月22日(水)
  苫小牧心身障害者福祉センター 苫小牧市旭町2丁目1―11
  担当 小田嶋真悟(おだしましんご)弁護士
  10時30分〜14時30分
詳細ににつきましては下の図を参照ください。
 

 

障がい者110番(PDF版)

   
 
 
 

■市民後見人制度について■

 

  認知症、知的・精神障がいなどにより、判断力が不十分な人に代わり、一般市民が財産管理などの後見業務をするのが「市民後見人」です。
  改正老人福祉法の施行を受け、道内でも市民後見人の活用へ動きが広がっています。
  しかし、後見人は高い倫理観・判断力が要求され、市町村の十分なサポート体制が必要とされます。
  後見人は、被後見人の高齢者や障がい者に代わり、財産管理のほか、介護福祉、障がい者福祉サービスの契約などを行い、本人の法的権利を守る役割をします。
  従来は親族に加え弁護士などの専門職が大半でしたが、地域で暮らす高齢者・障がい者が増えている中で市民後見人としてこうした人達を支える仕組が誕生しました。道内では小樽市と北後志5町村が協力してセンターを設置し市民後見人の養成に取り組んでいます。又、釧路市や南富良野町など4市町でも取り組みがスタートしておりま
す。
  一方、札幌市は養成カリキュラムを策定し、本年度中に養成を始める予定です。
  後見人は突然の呼び出しで医療や福祉制度の利用の選択を迫られたり、報酬の受け取りは通常で年1回で、家庭裁判所へ提出の報告書が煩雑になります。こうしたことへのサポート体制の構築が急務とされているのも現状です。
  ある弁護士は、「専門職の弁護士ですら、被後見人の預金を横領した事件も発生しており、一般の人が財産管理という強い権限が与えられる市民後見人として活動するには、市町村が、養成はもちろん、支援、監督する体制作りが必要。」と話しております。

   
 
   

 平成26年度北海道福祉のまちづくりコンクール募集

 

  北海道では北海道福祉のまちづくり条例を制定し、障がいのある人もない人も、お年寄りも子どもも、だれもが住みよい地域社会づくりを道民全体で進めて行くことを目指しています。
  この度、北海道は福祉のまちづくりの普及啓発を目的として、福祉的配慮に優れた公共施設や障がい者、高齢者等を支援する活動の優良事例、障がい者、高齢者のために開発された福祉用具等を表彰するコンクールを実施致します。
▼主催 北海道
▼後援 札幌市、北海道福祉のまちづくり推進連絡協議会
▼対象
  ●公共的施設部門  (福祉的配慮に優れた公共的施設等)
  北海道福祉のまちづくり条例に規定する公共施設等で、北海道内に所在し、平成24年7月1日から平成26年6月30日までに完成したもの(道立施設は対象外)
  ●活動部門  (障がい者・高齢者等の自立・社会参加支援活動)
  ●福祉用具部門  (福祉用具、製品等)
▼応募方法
  所定の応募用紙に必要事項等記入し郵送か持参
▼募集期間
  平成26年4月21日(月)〜平成26年6月30日(月)
▼応募・問い合せ先
  北海道保健福祉部福祉局 福祉援護課福祉基盤グループ
  〒060―8588 札幌市北3条西6丁目
  電話011(231)4111
  内線(25)619
  FAX011(231)4070

   
 
   

盲ろう者通訳・介助員派遣事業の利用登録申請について

 

  あなたのご家族や周りに視覚と聴覚が重複した在宅障がい者の方はおりませんか。北海道身体障害者福祉協会では、このような方に対するコミュニケーションや移動等の支援を行う「盲ろう者通訳・介助員派遣事業」を実施しております。
  是非、盲ろう者の方やご家族に、この事業を紹介して通院や買い物などで利用されるようにお伝え下さい。
  なお、事前に利用登録が必要となりますので、登録手続き等は、下記へお問合せ下さい。
【問合せ先】
一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会
電 話 011-251-1551
FAX  011-251-0858
「ご連絡をお待ちしております」
あなたの自立と社会参加のお手伝いをいたします。


   
 
   

【地域からのお便り】への投稿を募集しています

 

  この新聞は北海道身体障害者福祉協会の会報として、地域の身障協会の元気な取り組みなどを掲載しています。  加盟団体はもとより、地域の皆さんからのお便り(写真を含みます)をお待ちしています。どしどし投稿下さい。

   
 
   

■困りごと、悩みごとは「障がい者110番」へ■

 

 「札幌市を除く全道各地にお住まいの障がい者及びその家族の方」
 電話  011-252-1233
 Fax   011-252-1235

  ●札幌市内にお住まいの方は「札幌市あんしん相談」に連絡願います。
  電話 011(633)1313

   
 
   

文芸

  短歌
 

室蘭市 渡部 忠雄
意な出来事く背負(せお)い中(なか)
     集いが励ます支える
             (本多(ほんだ) 司(つかさ)
丁髷(ちょんまげ)に姿(はかますがた)の屯
     開拓し北海
             (袴田(はかまだ) 寛道(ひろみち)
宵(こよい)晴れ仰(あお)ぐ天花火咲く
     ひかり叫(おさけ)びに湧く
             (今井(いまい) 輝雄(てるお)
(太字が姓名となっております)

室蘭市 池内 満里子
雪解けのせせらぎに咲く水芭蕉
     我にささやく明るく行こうと
シュークリーム食べて思い出す昨年の
     友との別れ涙の味を
答えなき答えの中に彼の人の
     やさしき心我はくみとり

  俳句
 


室蘭市 池内満里子
淡き夢見てはもどかし万愚説(まんぐせつ)
やわらかに連翹(れんぎょう)咲く夜好雨(こうう)欲
下萌えや車椅子知る野の鼓動

岩見沢市 池田 敏雄
鯉幟(こいのぼり)ハウス管理の風知らず
わが庭に紫陽花(あじさい)前線走り出す

滝川市 菅原 信子
躍動す春の生命(いのち)の輝きを
春かぜに顔のぞかせた福寿草(ふくじゅそう)
金メダル笑顔はじけて寒(かん)の月

 
 

文芸に投稿される方へのお願い
1)判読が難しい漢字には必ずルビを付して下さい。
2)作品には、短歌、俳句、川柳の区分も記入をお願いします。
3)投稿はできるだけ新聞発行月の前月末までにお願いします。
【宛先】
〒060-0002
札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階
一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会 宛