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北海道身体障害者新聞(第720号)

   

 社会福祉法人 北海道リハビリー創立50周年記念式典

   平成25年11月16日、札幌北広島クラッセホテルにおいて、社会福祉法人北海道リハビリーの法人創立50周年記念式典が開催されました。

 

  当日は、式典に引き続き記念講演、祝賀会が盛大に行われ、一般社団法人北海道身体障害者福祉協会から、泉 司( いずみ つかさ )常務理事・事務局長が出席し、祝辞を述べさせて頂きました。
  社会福祉法人北海道リハビリーは、昭和38年に、北海道身体障害者福祉協会の二代目会長赤坂 健一郎(あかさか けんいちろう)、高江 常男(たかえ つねお)専務理事、本宮 章太郎(もとみや しょうたろう)常務理事 が描いた一大コロニーの建設と いう高邁(こうまい)な構想の下に、障がい者の自由と平等を旗印に北海道身体障害者福祉協会の事業の一 環として北広島の地に設立されました。
  昭和44年に授産施設の分離独立に伴い、社会福祉法人北海道リハビリーとして歩み始めました。
  その後、半世紀に亘り(わた)、障がい者の社会的自立と自らが描く自己実現に向けて、役職員・関係者が一丸となって様々な課題を乗り越え、今日の発展に至っております。

  記念式典は、先人達への黙祷で始まり、五十嵐 勤(いがらし つとむ)理事長の式辞、来賓の祝辞に続き、法人運営や就労支援事業等に多大な功労のあった方々への感謝状と記念品が贈呈されました。
  続く記念講演では、小菅 正 夫お 前旭山動物園園長による 「命のメッセージ」の演題で講 演が行われました。

  祝賀会では、地元北広島の弦楽合奏や和太鼓のアトラクションもあり、終始和やかな歓談の中で新たな門出を祝う盛大な会でした。

  当日は、北身協では、赤坂 勝会長が出席の予定でしたが所用が長引き、急遽、泉局長が出席し、ご臨席の方々に、改めて北海道リハビリー様と北身協の関係の深さを感じさせて頂きました。
  今後、北海道リハビリー役職員、ご利用者様、皆様のご健勝、ご活躍と、益々のご発展を心よりご祈念いたします。

   
 
   

 平成25年度要約筆記者「全国統一認定試験」の実施

 

  平成26年2月23日(日)、札幌 市の道民活動センタービルにおいて2013年度全国統一要約筆記者認定試験が実施されまし た。
  受験者は昨年の8・9・10月の3ヶ月、6日間の補講を受講 した手書 25名、パソコン10名の内、手書き24名、パソコン9名の合計33名が受験致しまし た。
  概略は以下の通り
  当日は12時30分集合に受験者は早くから来て、準備しており、合格の意気込みを感じました。
  13時から当日の日程等の説明の後、13時10分から筆記試験の開始。1時間後の14時10分に終 了。
  皆さん例年の問題より難解で苦労したとの感想でした。
  問題と解答用紙を回収し、手書き実技資料が配布され、14時25分、手書き実技の第1問、ノートテイクの実施が10分間。その後、OHPロール紙を使い練習及び音響確認の後
  第2問、ロール紙による実技試験。
  以上で筆記試験と手書き実技試験が14時50分終了。
  手書き受験者の皆さん、不安と安堵の入り混じった表情で手書き実技受験者は帰路となりました。
  10分間の休憩後にパソコン実技試験。
  パソコン準備、資料配布の後、15時15分から第1問実施。
  続いて、第2問を実施、15時25分に終了、受験者自身でUSBメモリーに保存後、USBが回収され15時30分に認定筆記・手書き・パソコン実技試験が無事終了。
  今後の予定の説明があり、受験者全員は帰路となりました。
  今後は3月10日頃合否が判明、3月末合格書の発送予定となって居ります。

   
 
   

  平成25年度第4回理事会の開催

 

  平成26年3月18日、札幌の道民活動センタービルで平成25年度一般社団法人北海道身体障害者福祉協会第4回理事会が開催されました。
  当日は、赤坂勝会長をはじめ役員11名、が出席し1名欠席の元、26年度の予算案について審議されました。
  平成26年度、北海道の委託事業・補助事業は大幅な予算減額となる見込みで事業運営をしなければならないという厳しい環境で、危機感を持った理事会を終了しました。

   
 
   

  平成25年度障害者社会参加推進協議会総会の開催

 

  平成26年2月18日、札幌の道民活動センタービルで開催されました。当日は14団体、14名の委員の出席、2団体、2名の欠席の下開催されました。
 開催挨拶を副会長の北海道肢体不自由児者福祉連合協会常務理事、干野章人(ほしの あきと)身体・部会長にして頂き、北海道手をつなぐ育成会小林保文事務局長の議長の下、10団体の平成25年度事業実施状況説明の後、北海道保健福祉部福祉局障がい者保健福祉課渋谷勝美(しぶや かつみ)主査より平成25年度北海道の障がい者社会参加関連事業の概要について説明があり、最後は「障害者の雇用状況」について、北海道労働局石原利秀(いしはら としひで)地方障害者雇用担当官の説明の後、質疑応答。
  その他の議題で、はるにれの里、平中忠信(ひらなか ただのぶ)顧問からハンセン病について北海道新聞の記事の切り抜きと説明があり、予定の審議を全て時間内で終了しました。次回は部会の開催予定となります。

   
 
   

 ※困りごと、悩みごとは 「障がい者110番」へ
「札幌市を除く全道各地にお住まいの障がい者及びその家族の方」
 電 話 011―252―1233
  FAX 011―252―1235

●札幌市内にお住まいの方は「札幌市あんしん相談」に連絡願います
  電 話 011 ( 633 )1313

 
 
 
   

 千歳市社会福祉協議会創立60周年記念講演

    三浦 雄一郎氏 講演会
 

  平成26年2月15日、千歳市民文化センターで「高齢化社会におけるチャレンジと夢」をテー マに 〜80歳  エベレストへの挑戦〜 の記念講演が14時30分から16時まで行われました。
  会場は約1,200名の超満員の中、狭心症病の手術を乗り越えて3度にわたりエベレスト登頂を成し遂げ、とりわけ2013年の80歳でのエベレスト登頂は《世界最高齢登頂記録更新》は記憶に新しいところです。
  三浦 雄一郎(みうら ゆういちろう)氏はアドベンチャースキーヤーとしてだけでなく教育者としても活躍中で100歳を超えるお父さんとモンブランをスキーで滑降するのが夢と言って居ります。会場ではエベレスト登頂の記録ビデオも流され、三浦さんのお話に聞き入っておりました。
  会場では、手話通訳と要約筆記の情報保障もされて非常に熱のこもった講演でした。
  「三浦 雄一郎氏のプロフイール」
  昭和7年青森市生まれ。北海道大学獣医学部卒業。昭和39年、イタリア・キロメーターランセに日本人として初めて参加。当時の世界新記録を樹立。
  昭和41年に富士山直滑降。
  昭和45年エベレスト・サウスコル8,000m世界最高地点スキー滑降(ギネス認定)。
  昭和60年世界七大陸最高峰のスキー滑降を完全達成。
  平成15年に次男とエベレスト登頂し、当時の世界最高年齢登頂記録を樹立(70歳7ヶ月)。その後75歳で2度目、昨年に80歳で3度目のエベレスト登頂という記録を更新致しました。

   
 
   

 盲ろう者通訳・介助員派遣事業の利用登録申請について

 

  あなたのご家族や周りに視覚と聴覚に重複して障がいのある方はいませんか。北海道身体障害者福祉協会では、このような方に対するコミュニケーションや移動等の支援を行う「盲ろう者通訳・介助員派遣事業」を無料で実施しております。
  是非、盲ろう者の方やご家族に、この事業を紹介して通院や買い物などで利用されるようにお伝え下さい。
  なお、事前に利用登録が必要となりますので、登録手続き等は、下記へお問合せ下さい。
  【問合せ先】
  一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会
  電 話 011―251―1551
  FAX  011―251―0858
  「ご連絡をお待ちしてます」
  あなたの自立と社会参加のお手伝いを致します。


   
 
 

 将来に期待できる若者達!!

 

  平成26年3月8日、恵庭市、黄金ふれあいセンターで恵庭手話の会ジュニアプロジェクトが開催されました。
  障がいのある方もない方も、想像以上の老若男女が集まりました。子供たちの企画に感動して、明るい未来を感じる企画でした。恵庭手話の会の皆さま、ジュニアの皆さん、本当に有難う。

   
 

 平成26年度各種補習講座等の予定

 

  平成26年度盲ろう者通訳・介員現任研修及び要約筆記者補習講習の予定についてご案内致します。日程・会場については確保致しましたが、カリキュラム等の詳細が決まり次第、インターネット、行政の広報等で正式にご案内致します。
★平成26年度盲ろう者通訳・介 助員現任研修
  ○ 日程
    ・  平成26年10月3日(金)〜10月5日(日)の3日間
  ○ 会場
    ・  札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル
★平成26年度要約筆記者補習講習
  ○ 日程
    ・  平成26年8月23日(土)・24日(日)
    ・  平成26年9月27日(土)・28日(日)
    ・  平成26年10月25日(土)・26日(日)
  ○ 会場
    ・  札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル
問合せ先
  一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会
  札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階
  電話:011(251)1551  FAX:011(251)0858

   
 
   

 ジパング倶楽部会員の皆様へ

    年会費の改定について
 

  平成26年4月1日の消費税改定に伴なう年会費等の改定につきましては、会員の皆様にはご案内通知が届いていることと存知ます。
  平成26年4月1日以降の受付分から年会費が1350円に、紛失等による再発行手数料が620円に改定、値上げとなります。
  ジパング倶楽部のサービス内容に変更はございません。
  何卒、ご理解、ご協力をお願い申し上げます。

   
 
   

 JRジパング倶楽部会員募集

    JRジパング倶楽部特別会員は身体障害者を対象とした特別会員制度を設けております。
年会費が安く、年齢も低く設定されております
 

 ▼入会資格
 ・身体障害者手帳の交付を受けている方で
男性60歳以上、女性55歳以上の方
▼年会費
 ・1人 1,350円
▼会員特典
  JRの窓口で障害者手帳を提示して購入の乗車券が片道・往復・連続乗車のいずれかで201キロメートル以上の利用の場合に、2〜3割引きで特急券、急行券、グリーン券、座席指定席券などを購入できます。
  寝台料金等対象外もありますので窓口等でご確認下さい。
▼割引除外期間
 ・4月27日〜5月6日
 ・8月11日〜8月20日
 ・12月28日〜1月6日
▼割引率
 ・新規会員 【初回〜3回目→2割引  4回目〜20回目→3割引】
 ・更新会員【初回から3割引】
▼ジパング手帳の到着
  申込から2〜3週間程度かかります。ご了承ください。
申込・お問合せ先
  各地区の身体障害者福祉協会及び下記へ
〒060―0002
札幌市中央区北二条西7丁目 道民活動センタービル4階
一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会
電話:011―251―1551
FAX:011―251―0858

   
 
   

文芸

  短歌
 

室蘭市 渡部 忠雄
(わ)が心情(しんじょう)世の人のため尽力(じんりょく)す
     かに丈(じょうぶ)を立てて
                        (我妻(わがつま) 静夫(しずお))
絵手紙に興味(きょうみ)(しん)々(しん)(もち)前の
     作展示眺(なが)める様
                        津持 秀子(つじ ひでこ)
月(けいげつ)や紆余曲折(うよきょくせつ)の舎路(いなかみち)
     弁)草(べんけいそう)の端(はし)に母地蔵(ぼしじぞう)
                        桂田 慶子(かつらだ けいこ))
(太字が姓名となっております)

釧路町  大道 恵美子(おおみち えみこ)
立春の街(まち)一面にアイスバーン
     すべるねと挨拶かわし行く
凍(い)て道をうつむき歩(あゆ)む人の群れ
     重荷(おもに)を背負(せお)ふ形にも似て
凍結や大雪警報出る夕べ
     骨折あとの膝の病(や)みくる
まだ知らぬ別府温泉描きつつ
     湯の花入れし湯船(ゆぶね)に浸(つ)かる

  俳句
 

岩見沢市 池田 敏雄(いけだ としお)
餅(もち)搗(つ)きの湯気(ゆげ)の向うに母の影
曾孫(ひまご)生まれ日毎(ひごと)笑み増す去年(こぞ)今年(ことし)

滝川市 菅原 信子(すがわら のぶこ)
芝踏んでパークゴルフの楽しさよ
三毛猫(みけねこ)のかけ出す道の冬明かり
窓の外冬枯れ景色空知川

 
 

文芸に投稿される方へのお願い
1)判読が難しい漢字には必ずルビを付して下さい。
2)作品には、短歌、俳句、川柳の区分も記入をお願いします。
3)投稿はできるだけ新聞発行月の前月末までにお願いします。
【宛先】
〒060-0002
札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階
一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会 宛