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北海道身体障害者新聞(第717号)

   

新年明けましておめでとうございます

  一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
会長 赤坂勝
 

    新年あけましておめでとうございます。

 会員皆様におかれましては、つつがなく佳き年をお迎えになられたことと、こころからお慶びもうしあげます。

  さて、昨年五月、三十七年振りの札幌開催となりました第五十八回日本身体障害者福祉大会も皆様方のご協力のもと、全国津々浦々より二〇〇〇余名のご参加をいただき盛大にそして、厳かに挙行できました。北身協の底力を内外にお示しできたのではないかと自負いたしております。

  今日の障がい者福祉は、昨年四月、障害者総合支援法が制定され、更に六月、障害者差別解消法が制定されるなど、牛歩でありますが、進展しているように思われます。

  然し、いずれの法律も三年後を目途に制度改革という付帯決議がついておりますが、まだまだ我々が、標榜するものとの乖離は否めません、より一層の注視が必要と感じております。

  さて、北身協はといいますと、財政が極めて厳しい情勢の中、障がい当事者の常務理事を選任して、三年が経過し、徹底的な改革を推し進め、財政の健全化に努めてまいりました。

  お蔭様で昨年は、僅かではありますが黒字化することができました。

  これもまた偏に会員皆様の力強いご支援、ご協力があったればこそと、心から感謝を申し上げる次第でございます。
  今年は午年、「鞍上人なく、鞍下馬なし」の例え通り心をひとつにして北身協の様々な事業を通して北海道における障がいのある方々の社会参加や自立の促進に、そして北身協の更なる財政健全化と発展のために、「犬馬の労」でこの一年安寧であり、健やかであられますことを心からご祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。

   
 
   
  謹んで新春のお喜びを申し上げます。   平成26年度元旦
 

一般社団法人北海道身体障害者福祉協会    会  長 赤坂   勝
副会長  篠山 准子   副会長 堂前 文男   常務理事 泉    司
理事 佐藤 秀臣     理事 工藤 隆史    理事 若山 武信    理事 熊谷 昭吾    理事 古泉 利雄  理事 松永 雅晴
監事 工藤 公人     監事 伊藤ミツ子

加盟団体代表
石狩支庁 三浦 勇吉   渡島地区 菅野 文夫   檜山地区 佐々木啓之   後志地区 佐々木 栄
空知地区 澤田 秀雄   上川地区 小林 忠義   留萌地区 五日市忠二   宗谷地区 篠山 准子
網走地区 鈴木 洋     胆振地区 堂前 文男   日高地区 長谷川照男   十勝地区 藤井 友幸
釧路地区 中澤 廣     根室地区 神部 勝利   函館市   佐藤 秀臣    小樽市  赤坂  勝
室蘭市   政田 一美   釧路市  瀧山 征冶    帯広市   青木幸男     北見市  佐藤芳太郎
夕張市   小林 孝雄   岩見沢市 三宅 睦男   網走市   井上 義則    留萌市  清水  覚
苫小牧市 西田 清吾   稚内市   井澤 勝義   美唄市   安藤  淳     芦別市  武田 貞信
江別市   八木橋秀幸   赤平市   若山 武信   紋別市   藤田孝太郎   士別市   寺下  亘
名寄市   木村喜代志   三笠市   奥村  一    根室市   淀川 スキ    千歳市   伊藤ミツ子
滝川市   谷   建夫   砂川市  工藤 公人    歌志内市 太田フサ子   深川市   星野  賢
富良野市 井上 和正   登別市   熊谷 昭吾   恵庭市    鹿野  均    伊達市  木村 正裕
北広島市 佐々木紀雄   石狩市   古泉 利雄   北斗市    清藤  勲
北海道視力障害者福祉連合会  森  正裕
北鈴会(咽頭摘出者福祉団体)   松永 雅晴
北海道中途難失聴者協会      佐々木亜規子

   
 
   

障障害者権利条約の批准

 

  《十二月四日、障害者権利条約の批准が参議院で承認されました。》
  障害者権利条約の批准が承認された同じ時間帯に、JDF(日本障害者フォーラム)では連絡を受け、歓喜の声が上がりました。
  障害者権利条約とは、あらゆる障害者(身体障害、知的障害、精神障害等)の、尊厳と権利を保障するための人権条約です。
  日本では、「障害者の権利に関する条約」と仮訳されています。
  この条約は、二十一世紀では、初の国際人権法に基く人権条約で、二〇〇六年十二月十三日に第六十一回国連総会において採択されました。
  日本政府の署名は、二〇〇七年九月二十八日にされました。
  二〇一三年十月現在日本は、批准はしておらず、全世界で批准国は一三八ヶ国となっており、欧州連合(EU)は、二〇一〇年十二月に組織として集団的に批准しております。
  日本もこの度、参議院で批准が承認されました。

   
 
   

日本舞踊 泉流 寄付金贈呈式

 

  平成二十五年十一月十七日(日)札幌市中央区の札幌共済ホールで開催されました。
  当日は、午前十一時開演で第一部は、二十一演目の日本舞踊が披露されました。その後、当日出席した一般社団法人北海道身体障害者福祉協会赤坂勝会長に泉君子様から寄付金の贈呈がありました。
  第二部でも二十一演目の披露があり予定を全て無事に終了致しました。

   
 
   

JRジパング倶楽部会員募集

 

  JRジパング倶楽部特別会員は身体障害者を対象とした特別会員制度を設けております。年会費が安く、年齢も低く設定されております。
▼入会資格
  身体障害者手帳の交付を受けている方で男性60歳以上、女性55歳以上の方
▼年会費
  一人  1,300円
▼会員特典
  JRの窓口で購入の乗車券が片道・往復・連続乗車にいずれかの利用で201キロメートル以上の利用の場合2〜3割引きで特急券などを購入できます。
  詳細は以下に願います。
申込・お問合せ先
〒060―0002
札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル四階
一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
電話:011―251―1551     FAX:011―251―0858

   
 
   
 
 
   

 平成二十五年度網走地区身体障害者スポーツ大会の開催

  【去る九月二十九日(日)北見市端野町にて網走地区身体障害者スポーツ大会が開催されました。】
 

  参加人数は選手二二一人、応援等五十三人合計二七四人で四種目の競技に市町村対抗が大歓声の中、熱戦が行われました。
  開催に当たり、北見西ロータリークラブ様から競技道具の寄贈がありました。又、前日準備と当日も運営スタッフとしてお手伝い頂き紙面を借りて御礼申し上げます。競技結果は以下の通りです。
★輪投げ
一位  遠軽町
二位  北見市留辺蘂B
三位  北見市端野A
★正確投げ
一位  斜里町
二位  紋別市、湧別町
三位  大空町
★スカッとボール
一位  美幌町
二位  湧別町
三位  大空町
★玉入れ
一位  斜里町・端野町混合
二位  北見市端野
三位  美幌町
(掲載が遅くなりましたこと、お詫申し上げます。)

   
 
   

「災害時における個人情報の適切な取り扱い
~高齢者・障がい者等の安否確認、支援、情報伝達のために~
の開催について」

 

  標題のシンポジウム開催につきましては、日本弁護士連合会、北海道弁護士連合会、札幌弁護士会は、この度、東日本大震災における実態を踏まえ、自治体における高齢者・障がい者等の要援護者情報の適切な取扱いをテーマとして、シンポジウム「災害時における個人情報の適切な取扱い〜高齢者・障がい者等の安否確認、支援、情報伝達のために〜」を開催致します。
●開催日時
  平成二十六年一月二十日(月)十三時三十分〜十七時(開場十三時)
●開催場所
  ホテルさっぽろ芸文館  札幌市中央区北一条西十二丁目
●定員
  二〇〇名(先着順)
●締切り
  一月十日(金)
●参加費
  無料
●問合せ先・参加申込先
  〒060―0002
  札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル四階
  一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
  電話:011―251―1551     FAX:011―251―0858

   
 
   

平成25度「第28回障害者による書道・写真全国コンテスト」審査結果

 

  平成二十五年度も、書道部門七九八点、写真部門一八二点の合計九八〇点の応募の中から、十月二十五日に写真部門、十一月五日に書道部門の審査の結果コンテスト入賞作品九十三点が決定致しました。
  賞状と記念品は十二月九日に各入賞者に発送されました。
  北海道からは、唯一、写真部門の銅賞に帯広市の粒身澄男(つぶみすみお)さん(八十一歳)が見事入賞されました。
  その栄誉を讃えて、ご紹介します。
●写真部門  銅賞
粒身澄男(つぶみすみお)  (帯広市)大空町一丁目五の一三
作品名  「ギネスに挑戦 十勝川イカダ下り」


写真部門


銅賞 帯広市大空町 粒身澄男(つぶみすみお)
作品名  「ギネスに挑戦 十勝川イカダ下り」
 
   
 
   

にっしんれん収益事業活用のお願い

 

  一般社団法人北海道身体障害者福祉協会は、独自の財源確保の一環としてインターネットで収益事業を立ち上げております。
  今般、大幅に商品を増やしましたので是非共、活用をお願い致します。
  詳細はインターネットで"北身協”と検索をして下さい。

   
 
   

盲ろう者通訳・介助員派遣事業の利用登録申請について

 

  あなたのご家族や周りに視覚と聴覚に重複して障害のある方はいませんか。北海道身体障害者福祉協会では、このような方に対するコミュニケーションや移動等の支援を行う「盲ろう者通訳・介助員派遣事業」を無料で実施しております。
  是非、盲ろう者の方やご家族に、この事業を紹介して通院や買い物などで利用されるようにお伝え下さい。
  なお、事前に利用登録が必要となりますので、登録手続きなどはお問合せ下さい。
【申込・お問合せ先】
〒060―0002
札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル四階
一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
電話:011―251―1551     FAX:011―251―0858

先ず、ご連絡下さい。
あなたの自立と社会参加のお手伝いをします。

   
 
   

文芸

  俳句
 

滝川市 菅原 信子
あかね色沈む夕陽のピンネシリ
イチョウの葉風(はかぜ)にふかれて踊り出す
晩秋の枝に向らがる雀かな

室蘭市 池内 満里子
紅葉寂(さぶ)燃ゆる命の持(もち)時間(じかん)
無住寺(むじゅうじ)にそっと声かけ霜の降る
照り紅葉(もみじ)男盛りのほてりかも
薄れゆく視力に触れし帰り花
子を思い母と書く字の菊月夜(きくつきよ)
初雪や埴輪(はにわ)の耳の揺(ゆ)れ暮るる

  短歌
 

室蘭市 池内 満里子
杖を手に腰をのばしてゆっくりと
     見つめる先の遠紅葉(とおもみじ)
夕焼の光乗せまし照(てり)紅葉(もみじ)  
     男盛りの身のほてりとも
月明り夜目にもくっきりななかまど  
     赤い実の彩(いろ)月影に浮く
日没の影長くして山並に
     ぽつりぽつりと秋の灯(ひ)ともる
ななかまどの赤い実つぼみひよどりの
     いっせいに飛ぶ朝の窓辺に
台風の予報に集まる避難船港は
     海の銀座模様(もよう)と

室蘭市 渡部 忠雄
夜(さよ)嵐(あらし)過ぎて静かなの朝
     (さち)先良くて君蘭咲く
下山して人達と戸端で
     程(どうてい)語る頼もし婦(めおと)
この年は雨(ごう)雨(じゅうう)で光(らんこう)で
     秋のみに黄金稔(みの)らん
[黒塗り太字分がお名前になっております。]

 
 

文芸に投稿される方へのお願い
1)判読が難しい漢字には必ずルビを付して下さい。
2)作品には、短歌、俳句、川柳の区分も記入をお願いします。
3)投稿はできるだけ新聞発行月の前月末までにお願いします。
【宛先】
〒060-0002
札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階
一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会 宛