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北海道身体障害者新聞(第715号)

   

 平成二十五年度要約筆記補習講習9月分実施
 

   平成二十五年九月二十八日(土)二十九日(日)の二日間第三回・第四回要約筆記
補習講習が札幌の道民活動センタービ ルで受講生三十五名が出席の 下、開催致しました。
 
 

  第三回目、九月二十八日(土)
   一講目

  手書き・パソコン実技の二教室で、各々「要約筆記の表記」の実技が実施されました。手書は、全要研、坂部美秋(さかべ みあきき)講師、パソコンは、全要研、小森紀子(こもり のりこ)講師が担当し、午前十時から、二時間に亘り、手書き二十五名、パソコン十名、計三十五名の受講生は、緊張の中で実技指導を受けました。
  午後からは、全国要約筆記問題研究会三宅初穂(みやけ はつほ)理事長による「要約筆記者養成カリキュラムとそこで学ぶもの」、「聴覚障害の基礎知識・要約筆記の基礎知識」をテーマに休憩をはさみ、十三時から十七時三十分迄、配布資料を基に講義がありました。
   二講目
  十三時から十五時迄の二時間は、午前と同じく手書き・パソコン教室で「表記そぎ落としの習得」の実技が実施されました。
   三講目
  十五時から十七時迄は、札幌市中央区の「とも耳鼻科クリニック」新谷朋子(しんたに ともこ)院長による「対人関係」をテーマに中途失聴・難聴者の臨床心理、カウンセリングの基礎理論等の講義が行われ一日目を終了致しました。

第四回目、九月二十九日(日)
   一講目

  午前十時から十二時まで前日同様、手書き・パソコンに教室が分かれ、「チームワークの考え方」をテーマに実技が二時間実施されました。
   二講目
  十三時から十五時までは「ノートテイク」について手書き・パソコンに分かれて実技が実施され、夫々、個別指導を受けました。
   三講目
  十五時から、手書き・パソコン受講生は一緒に坂部 美秋講師による「要約の学習(文章要約)」について講義があり十七時十五分、予定の講義が終了致しました。
  次回は、十月二十六日(土)・二十七日(日)に補習講習が実施されます。

   

 盲ろう者通訳・介助員養成講座の開催について 

   一般社団法人北海道身体障害者福祉協会は、「平成二十五年度盲ろう者通訳・介助員
養成講座」の開催を以下の通り実施致します。
 
 

開催日時
  平成二十五年十二月十三日(金)から十二月十五日(日)の三日間
開催会場
  道民活動センタービル十階1060会議室
受講対象者
  養成講座の全てが受講可能な二十才以上で、平日・土日・祝祭日の活動が可能な方。
定  員
  三十名(選考の上決定します。)
受講料
  無料(但し、テキスト等の負担、三千五百円程度があります。)
申込締切
  平成二十五年十一月二十五日(月)
申込先及び問合せ先
  一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
   札幌市中央区北二条西七丁目
   電 話 011-251-1551
   FAX  011-251-0858
  詳細につきましては当協会のホームページを参照、又はお問合せ下さい。

   
 
   

 ※困りごと、悩みごとは 「障がい者110番」へ
「札幌市を除く全道各地にお住まいの障がい者及びその家族の方」
 電 話 011―252―1233
  FAX 011―252―1235

 
   

 第十三回全国障害者スポーツ大会結団式

 

  平成二十五十月十日、午前十時から札幌のホテルガーデンパレス二階孔雀の間において、競技参加選手の四十七名と役員スタッフが一堂に会して、第十三回全国障害者スポーツ大会「スポーツ祭東京二〇一三」の北海道選手団の結団式が行われました。
  道保健福祉部福祉局内海敏江(うちうみ としえ)地域福祉担当局長の激励の言葉に続き、選手宣誓は、アーチェリー競技の江別市、八木橋秀幸(やぎはし ひでゆき)さんの力強い宣誓の決意表明がありました。
  その後、バスに分乗し千歳空港から東京へ出発しました。

   
 
   

 平成二十五年度 釧路地区身体障害者福祉協会研修会の実施

 

  九月十八日(水)、釧路地区身体障害者福祉協会の主催で、会員研修会が協会管内で、参加者七十名で実施されました。
  研修は、北海道身体障害者福祉協会泉 司(いずみ つかさ)常務理事・事務局長による「北身協の現状の諸課題と今後について」をテーマに講演がありました
  一、北身協の起承転結
昭和二十五年から現在に至るまで。
  一、北身協の今後について
会員の高齢化と北海道・市町村の補助金が減少する中で。
  一、福祉回覧にもとめるもの
  日身連収益事業への取組みの強化。
  以上の内容で講演が行われました。
  その後、実践報告では、「標茶分会の活動実践」の報告があり、閉会となりました。

   
 
   

 盲ろう者通訳・介助員派遣事業の利用登録申請について

 

  あなたのご家族や周りに視覚と聴覚に重複して障害のある方はいませんか。北海道身体障害者福祉協会では、このような方に対するコミュニケーションや移動等の支援を行う「盲ろう者通訳・介助員派遣事業」を無料で実施しております。
  是非、盲ろう者の方やご家族に、この事業を紹介して通院や買い物などで利用されるようにお伝え下さい。
  なお、事前に利用登録が必要となりますので、登録手続き等は、左記へお問合せ下さい。
  【問合せ先】
  一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会
  電 話 011―251―1551
  FAX  011―251―0858
  「ご連絡をお待ちしてます」
  あなたの自立と社会参加のお手伝いを致します。


   
 
   
 
☆彡 お詫びと訂正 = 8月号のにっしんれん収益事業のURL に間違いがありました、正しくは
htto://www.hokusinkyo.or.jp/cgi-bin/cgi-bin_1/shopping/index.cgi です、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。 ☆ミ
 
 
   

 平成二十五年度パソコン教室の実施
 

 

  九月末現在、砂川・岩見沢の二か所でパソコン教室を実施致しました。
  開催地元協会のご高配とご協力に感謝申し上げます。
  お蔭様で参加された方々と充実した三日間でした。
  開催内容は以下の通り
  ※砂川会場
  ★開催日

  九月十一日(水)から九月十三日(金)の三日間
  ★開催場所
  砂川市地域交流センター「ゆう」
  ★参加人数
  延べ十八名
  ★主な実施内容
  一、エクセルによる「案内状・ ちらし」の作成
  一、砂川市主要機関の住所録 の作成
  一、血圧表の作り方及びグラ フの添付方法について

  ※岩見沢会場
  ★開催日

  九月二十五日(水)から九月二十七日(金)の三日間
  ★開催場所
  岩見沢市自治体ネットワークセンター
  ★参加人数
  延べ二十四名
  ★主な実施内容
  一、エクセルによる血圧表のの作成、及びグラフの添付方法について
  一、ハガキによる礼状の作成
  一、ワードでの年賀状の作成
  一、デジカメによるハガキ・カレンダーの作成
  以上、二ヶ所が無事終了致しました。ご協力いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。

   
 
   

 地域からのお便り

    「石狩市身体障害者福祉協会」
 

  当協会は、札幌市より北に位 置し、日本海と石狩川河口の豊な自然と三百年に及ぶ古い歴史のある街です。
  近年では、石狩新港開港で釜山から石狩の定期コンテナ船の往来も激しくなりました。
  また、道内随一の遺跡の多い街とも言われ、年々観光の街と しても有名です。
  現在、第十二代 石狩市身体 障害者福祉協会会長は、古泉利 雄(こいずみ としお)で 北身協理事を兼任しており ます。
  同協会は、昭和二十七年北身協より石狩支庁を通じ下部組織として分会の設置を要請されま した。
  昭和三十二年七月十五日、石狩支部石狩町分会として設立・ 発足しました。平成九年四月一 日、石狩市が市制施行された事により支庁地区から分離、単独、北身協に四十七番目の会員として加盟致しました。
  平成十七年十月一日付けで、石狩・厚田・浜益市町村合併により、当協会の編入合併形式で新たなスタートを切り現在に至 る。当時の会員数一四〇名。
  本会の主旨たる身体障害者本人と賛助会員(家族又は一般) によって構成されております。
  役員執行部体制は会長一名、副会長三名、理事十名、監事一名、身障相談員一名を含む計十六名で構成され、各地区担当は役員全員で分担しております。
  現在、会員数七十七名で年々高齢化社会により減少しており、大きな悩みとなっております。
  ★目的
  会員相互の親睦と交流、社会福祉の増進を図ると共に、社会参加を目的としています。
  ★主な年間行事及び活動内容
  〇 総会・役員会(月一回)
  〇 各種部会、厚田地区・浜益地区への出前相談会(年一回)
  〇一泊研修旅行・日帰り研修会
  〇各地区懇談会、社会福祉大会参加、石狩市社協主催のふれあい広場への参加、赤い羽根共同募金街頭募金   参加、石狩市高齢者・身障者合同スポーツ大会参加
  〇全道身障者スポーツ大会参加、全道身体障害者福祉大会参加  等々
  ★石狩市身障協会のPR
  会員の自立と社会参加の促進を目的としています。
  普段外出する機会の少ない会員のため数々の取り組みを実施し、総会を始め各種行事への参加や親睦の輪を広めるため家族への理解・感化の呼びかけ、車いす参加者へは、ボランテイアの協力による介助者がおります。
  年々少子高齢化が進む昨今、すこしでもおおくの企画をして、会員に限ることなく障がいを持つ多くの方が暮しやすく、楽しい生きがいのある生活を送れるよう今後も役職員一同努力して行く所存です。
(原文を極力記載しております。)
添付の写真は八月三十日(金)に開催された石狩市高齢者・身体障害者合同スポーツ大会での「玉入れ」「それいけUFO」「輪投げゲーム」三競技の一コマです。

   
 
 

 さわやかチャリティ コンサート
 

   「ブルーファミリア」の開催
 
 

  平成二十五年十月十三日(日)千歳市民文化センターで視覚に障害を持つメンバーが心で奏でる希望の音律「希望を歌う」チャリティコンサート「ブルーファミリア」が開催されました。
  当日は、十三時開演、STV(札幌テレビ放送)の喜瀬ひろしさんの司会で進行。大ホールが満員の大盛況で一部・二部が歌で、三部は北身協が奨学金支給をしている北海道高等盲学校主体の劇団「睦」による演劇と進み、会場は万雷の拍手と感動で盛り上がり十六時にすべてのプログラムが終了致しました。

   
 
 

文芸

  短歌
 

室蘭市 渡部 忠雄
西日さす兵どもの(しろ)跡(あと)は
     昔をしのぶ(ほう)碑に涙
催事不意の雨止むを得ず
     和の講話有意終わる
舎道静かな山河この場
     (ほう)友(ゆう)今は丈か何処(どこ)に
   (太字部分がお名前となっております)

釧路町 大道 恵美子
若くして北へ嫁ぎて働きて
     父母の看取り(みとり)も叶わず悔(く)やむ
路線バス一本に減る北の街
     腰痛こらへ必至に歩く
敗戦や病の危機に脅えしも
     今ある生に謝して暮さな
もろもろのストレス背負ひ生くる
     世に夢の一片持ち歩みたし
花時期の短き地ゆえ咲く花の
     好き嫌いなくなべていとほし

室蘭市 池内 満里子
久しぶりの花火の席に誘われて
     開花の空に歓声と拍手
賑ったヨットの姿今は今日一隻
     夏は終わりと海風が哭く
突然に特急列車不通とは
     ローカル線で蝉(せみ)時雨(しぐれ)の旅

  俳句
 

室蘭市 池内満里子
秋彼岸小豆くつくつ煮える音
イプシロン子等の夢乗せ秋天(しゅうてん)へ
傘閉じて見上げる空の鰯雲

 
 

文芸に投稿される方へのお願い
1)判読が難しい漢字には必ずルビを付して下さい。
2)作品には、短歌、俳句、川柳の区分も記入をお願いします。
3)投稿はできるだけ新聞発行月の前月末までにお願いします。
【宛先】
〒060-0002
札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階
一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会 宛