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北海道身体障害者新聞(第711号)

   

 第五十八回日本身体障害者福祉大会
             北海道・札幌大会の開催

   「北海道身体障害者福祉協会創立六十周年記念全道福祉大会」
【大会スローガン】
☆障害者権利条約批准に向けた実効性のある法整備を
☆大規模災害時における障害者への支援体制の確立を
 

  ~平成二十五年五月二十七日(月)・ 二十八日(火)の二日間で日本身体 身体障害者団体連合会・北海道身体 障害者福祉協会・札幌市身体障害者福祉協会の主催で「北の大地から絆でつなぐ被災地復興の加速と支援体 制の充実を全国の仲間と共生社会に 発信」をテーマに開催されました。~
 大会日程と概略は次の通り
※一日目、日身連評議員会・政策協議
  五月二十七日は大会を祝う様な好天 恵まれ、札幌エルプラザに於いて、 十時から日本身体障害者団体連合 会の評議員会を開催。開会挨拶の後、北海道保健福祉部福祉局障がい 者保健福祉課課長上田(うえだ) 尚弘(なおひろ)様の来賓 挨拶があり、来賓紹介では北海道保 健福祉部福祉局障がい者保健福祉課 主幹花岡(はなおか) 祐志(ゆうじ)様の紹介の後、議長選任 があり続いて議事進行、質疑応答があり、十二時無事終了しました。
  午後からの政策協議では会場は満席 となり、北海道身体障害者福祉協会 赤坂 勝会長の開会挨拶の後、基調講演 は「ここ数年の障害者施策とこれから の展望」をテーマに衛藤(えとう) 晟一(せいいち)参議院 議員の講演に続いて「障害者差別解消 法案の成立に向けて」をテーマにシン ポジウムが行われ十六時三十分予定通 り無事終了致しました。
「歓迎レセプション」札幌パークホテルに於いて開催
  札幌市身体障害者福祉協会 浅香(あさか) 博文(ひろふみ)会長、日本身体障害者団体連合会 嵐谷 安雄副会長の歓迎挨拶 の後、来賓挨拶があり、その後北海道 独自企画として登別、湯乃華(ゆのか)太鼓(だいこ)の 紹介があり、登別身体障害者福祉協会副会長で、湯乃華太鼓代表 今(こん) 順子(じゅんこ)さんの自己紹介もあり勇壮で力強 い太鼓の響きに万雷の拍手でした。 以上一日目を無事終了しました。
※ 二日目、全国大会
  前日同様の真夏を思わせる好天気に恵まれ、午前八時三十分からの受 付前に全国各地から団体バスが続々 到着しましたが名鉄観光さんの見事 に連携した誘導でスムーズに会場に 入り、瞬く間に一杯となり約二〇〇 〇余名の参加者で北海きたえーるのメ インアリーナ会場は熱気に包まれま した。
  式典前のアトラクションは、 千歳市立富丘中学校、吹奏楽部 による手話を交えた演奏に会場は 一気に高揚し感激の拍手が鳴り止 みませんでした。
「式典及び議事」
  午前十時から第一部式典が開催。 実行委員長挨拶(北海道身体障 害者福祉協会)赤坂(あかさか) 勝(まさる)会長等々に続き、北海 道知事 高橋(たかはし) はるみ様、札幌 市長上田(うえだ) 文雄(ふみお)様から祝辞・歓迎のことばがありました。
 その後、日身連会長表彰では受賞者五十名を代表して北海道の篠山(しのやま) 准子(じゅんこ)さん(宗谷 地区身体障害者福祉協会会長)、 が謝辞を述べ、続いて北海道善行賞を十一名が受賞し、北身協会長表彰を四十九名が受賞。 表彰状と記念品が授与されま した。 その後、来賓挨拶、来賓紹介、 祝電披露がありました。
第二部議事
   議長挨拶の後、平成二十四年度事業報告、平成二十五年度事 業計画、政策協議、夫々報告が ありました。  次に大会宣言・大会決議が採 択され、次期大会開催地の島根 県身障者団体連合会会長挨拶の後、がんばろう三唱し閉会とな りました。
  閉会後はサブアリー ナで昼食をとり、北海道・札幌物 産展コーナーでお土産の買い物 で大変賑っておりました。 出席者の皆様は、笑顔で地下鉄や バスに分乗して帰路につきました。
  今回の大会にご協力頂きました、 共同開催の札幌市身体障害者福祉 協会、関係省庁、関係団体、関係 企業、名鉄観光、加盟団体、町村協会、ボランテイアの皆様、 お蔭様で好天にも恵まれ、事故も トラブルもなく無事終了致しまし たことに紙面を借りて御礼申し 上げます。
皆様の今後の生成発展、ご活躍、ご健勝を祈念して終わります。 本当に有難うございました。 最後に北海道新聞朝刊六月七日号 の「読者の声」に投稿がありま したので全文紹介いたします。

広島市 内 悧(さとし)様

   【身障者札幌大会、手際良さに感謝】
 

  「第五十八回日本身体障害者北 海道・札幌大会が五月二十七、 二十八の両日、札幌で開かれました。
  私は重度難聴者で、 広島市の身障者団体の一員と して、二十八日に出席しました。 正直言って。コミュニケーショ ンが十分に成されず、よく理解できないままに終わるのではと 心配しましたが、それは無用 でした。  
  レベルの高いボランテイアの方々の協力で、手話通訳は滑ら かでしたし、要約筆記はパソコ ンによって、いささかの誤字も なく瞬時にスクリーンに映しだ されていました。
  私はしばし、耳が聞こえないことすら忘れたほどです。手話通訳、要約筆記の方々に「ありがとう」 と言いたい思いです。 大会には全国から集まった二千人もの障害者がそれぞれの心を 通わせ、自分たちの地位向上、 さらなる福祉の充実の実現を固 く誓い合いました。  
  これまで障害者関連の大会に 何度も参加しましたが、札幌での今回の大会はとりわけ素晴 らしく、心に残るものでした。 北海道の障害者福祉の質が格 段に高く、地域の人々の理解 が深かったからこそ、大会も 成功したのだと思い、深い感 謝の気持ちでいっぱいです。」  
  内様 心温まるお言葉有難 うございます。大会関係者一 同大変感激しております。
  今後共、ご健勝にお過ごし ください。

   

お詫び  6月号は文芸欄を紙面の都合で休ませて頂きます。

 
   
 
 
   

 北身協、平成二十五年度第一回理事会の開催

   ~平成二十五年六月十二日、札幌市 の道民活動センタービルに於いて北身協第一回理事会が開催されま した。概要は次の通り~
 

  当日は、赤坂会長他合計11名の理事・監事が出席致しました。 過半数の理事の出席により定款規則 により有効となり赤坂会長の挨拶の後 赤坂会長が議長となり議案審議となり ました。
審議内容
◆一号議案・二号議案(平成二十四 年度事業・決算報告)は報告通り承 認されました。 その後監査報告で、適正な処理がな されていると工藤監事の報告があり ました。
◆三号議案・四号議案(平成二十五 年度事業計画・収支予算)は報告原 案通り再確認され、総会出席者予定人 数の発表がありました。総会議事録 署名は議長及び出席理事の記名・ 押印の確認がされました。
◆五号議案(日身連収益事業)平成 二十五年度については、従来の還付 金を還元予定と、インターネット収 益事業開始に向けて環境整備を準備 していくとの報告があり確認されま した。
◆その他 平成二十五年の第五十八回全国大会 (北海道・札幌大会)札幌市との 共催については赤坂会長より成功 裡に終わり特段の協力と配慮に御礼 の挨拶があり、第六十三回全道福祉 大会は、平成二十六年七月二十日、 函館開催の確認がされました。 役員改選について、明日の総会にて、 選考委員による新役員の候補者を提 案することが確認されました。 以上理事会の審議について出 席理事全員一致の意思統一により、 総会に提出する事を確認して閉会致 しました。

   
 
   

一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会
 平成二十五年度  定時総会を開催

   ~平成25年6月13日、10時30分から札幌の道民活動センタービルにおいて
平成二十五年度定時総会が開催されました。
概要は次の通り ~
 

概   要
  当日は出席者 三十九名、書面表決十一名となり、開会宣言の後、物故者 へ黙祷を奉げ、一般社団法人北海道身体 障害福祉協会赤坂 勝会長の会長挨 拶があり、続いて、来賓の上田(うえだ) 尚弘(なおひろ)様 (北海道保健福祉部福祉局障がい者 保健福祉課長)及び花岡(はなおか) 祐志(ゆうじ)様 (北海道保健福祉部福祉局障がい者 保健福祉課主幹)から祝辞を頂き、 その後議長選出では(函館市身体 障害者福祉団体連合会)佐藤 秀臣 会長が、選出され資格審査報告、議事 録署名人の指名に続いて、 予定の議案と報告事項の審議が行われました。
審議結果
◆一号議案・二号議案(平成二十四 年度事業・決算報告)は報告通り承 認されました。
◆監査報告、監査役より適正な処理 がなされている旨報告がありました。
◆三号議案・四号議案(平成二十五 年度事業計画・収支予算)は、新定 款により報告案件となり活発な質疑 応答の後、原案通り了承されました。
「昼食・休憩」
◆五号議案、役員改選について 選考委員の指名の後、新役員候補者 の発表があり、出席者総意で承認さ れ、赤坂会長の留任と新副会長には、 堂前(どうまえ) 文男(ふみお)理事と、 北身協、現代史上、初めて女性副会長、 篠山(しのやま)准子(じゅんこ)理事が誕生しました。
◆その他、報告事項
一、日身連 東北・北海道ブロック 団体長会議の開催について
一、 第五十八回日本身体障害者福祉 大会(北海道大会)の開催につ いて
一、 第六十三回全道身体障害者福祉 大会の開催について 以上の事項について理事会での確認 事項として発表され確認されました。
  最後に来年の全道大会の開催地、函館 の佐藤会長より参加のお願いと協力の挨拶で全ての審議が終了し、議長退任を持って閉会致しました。

   
 
 
 

■身体障がい者の契約社員募集案内■

 
 
拡大図はこちらから(PDF版)
   
 
 
 

■衛藤(えとう)晟一(せいいち)現参議院議員の
               比例代表立候補予定者を推薦■

 


 日身連と共に今夏、七月予定の参議院選挙に比例代表(旧全国区)、立候補予定の自民党現参議院議員の衛藤(えとう)晟一(せいいち)さんを推薦・応援する ことと致しましたので宜しく お願い致します。

   
 
   

■北身協 赤坂 勝会長の談話■

 

  早いもので一般社団法人へ移 行して二年目を迎えました。
 平成二十三年度からは常務理 事・事務局長が加盟団体からの人選となり、昨年度からは社会 参加推進センター所長も兼ねており当協会の法人会計における 財政再建を進めてきましたが就 任二年目で僅かながらでも体力の増強が出来ました。
  勿論、多種の要因を含んでいますが、当協会の有史以来、初めてのことであり、常務理事自身の身を切る改革と職員の努力の賜物であり、大いに感謝するところであり北海道身体障害者福祉協会の加盟団体と会員の皆様の記録と記憶に残る偉業だと思います。
  この度は役員改選期でもあり重任役員と就任役員ともに一致団結して今後も改革を断行してまいります。
  北海道では三十七年ぶりの開催となりました日本身体障害者福祉大会北海道・札幌大会には二千余名の参加者により大成功を収めました、加盟団体の皆様 町村協会の皆様、そして関連企 業と関係団体の皆様には多大な ご負担を戴き感謝しております。
  平成二十五年六月七日付け北 海道新聞朝刊「読者の声」には 中国地方の参加者の方より、お褒めの言葉を頂戴して職員は「疲れが、いっぺんに取れた」と喜ん でおりました。平成二十三年十 一月に秋田市で当協会と札幌市協会が開催を確約してからの努 力が報われた瞬間でした。
  大会運営には共同開催をお願 いした札幌市身体障害者福祉協会の皆様のご理解と名鉄観光の長年のノウハウの蓄積と機動力にも大変助けられました。この大会に関わった全ての関係者の皆様に改めて感謝の言葉を述べさせていただきます。
本当にありがとうございました。