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高齢者と障害者が支え合って生活
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賃貸住宅、介護事業所併
障害者と高齢者が支え合い、自立した生活を送る賃貸住宅と介護事業所など併設した複合施設が昨年秋、函館に誕生。「ケ アプラザ新函館・よいあすセン
ター」。足の弱ったお年寄りのゴミ出しを障害のある若者が手 伝い、入居者は他人に対して出来る事をしながら暮らす。
開業は昨年九月、高齢者や障害者が安心して暮らせる住環境の整備を推進する国土交通省のモデル事業に二〇一一年度、道 内から唯一選ばれた。
入居者のうち、知的や精神、 身体の障害のある人は六人、 「グ ループホームから出て自立して暮らしたい」「バリアフリーがいい」と移り住み日中は一階の厨房でデイサービスの利用者や入居者の食事を作る仕事をしている。お年寄りは要支援・要介護の人を含め十二人。「一人暮らしは不安」と老後を考え住み 替え。「よいあす」が掲げるのは「『共生社会』を目指す複合 施設」。武田良一院長は「小さなことでも支え合えば公的サー ビスを極力使わず、自分らしく暮らせる。将来的にはここを出て、地域の人の支えで一人暮ら しできることが目標です。」と話してくれた。
【問い合せ】
よいあすセンター 電話 〇一三八―三一―八〇〇〇
一口メモ
一人暮らしの高齢者の増加、 地域での暮らしを望む障害者の需要を踏まえ、国土交通省は二〇〇九年度から「高齢者・障害 者・子育て世帯居住安定化推進
事業」を実施。モデル事業には、よいあすを含め道内では四件を選定。
一方、厚生労働省も共生型事業の推進に二〇〇五年度から「地 域介護・福祉空間整備等交付金事業」を実施。北海道には共生型住居を備えた施設は本年度迄、約四十ケ所整備されています。
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■平成二十五年度事務担当者会議開催日時の変更■
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平成二十五年六月開催予定の事務担当者会議の開催日時が変更となりましたのでご案内致します。
一、事務担当者会議
変更後
平成二十五年七月九日(火)
十三時三十分〜 札幌道民活動センタービル 七一〇号室
一、理事会
平成二十五年六月十二日(水) 十三時三十分〜 札幌道民活動センタービル 九三〇号室
一、定時総会
平成二十五年六月十三日(木) 十時〜 札幌道民活動センタービル 五二〇号室
追って詳細等については別途 ご案内申し上げます。
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障害者のタクシー割引制度について
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~手帳提示見直しを~
「障がい者がタクシーに乗車場合、運賃が値引きされる障害者割引制度を利用の時、障害者手帳の提示に加え氏名や手帳番号など の控えをとられることがある。障害当事者は「最も大事な個人情報。 手帳を見せずに割引となる仕組みが必要」と訴えている。」
知的障害当事者団体「ピープル ファースト北海道」は一月下旬、札幌市を訪問し、タクシー運賃割引を利用する障害者に身体障害者手帳や療育手帳を提示させることを見直すよう求めた書面を市の担当課長に手渡しました。
「手帳を見せるのはどんな障害があるか知られてしまうことで怖い」。顔写真で障害者本人であることが識別出来るカードを発行するよう求めた。
北海道運輸局は「事業者に対し、 運転手が障がい者の氏名や手帳番号を書き留めたりしないよう 求めている。としているが業界団体の北海道ハイヤー協会は「
障がい者でない人が乗車したのに運転手が『障がい者だった』と報告し、料金一割分を着服する可能性もあり、運転手に乗車した障がい者の氏名などを控え書きするよう求めている事業者があると説明。
道内のタクシー運賃の障害者の割引制度は、一九九一年六月に 札幌市と近郊市町で身体障害者手帳を持つ人、同年十二月に療育手帳を持つ知的障害者に拡大、 メーター料金から一割引きすることで始まりました。
なお帯広の東洋タクシーは昨年三月から、道内で初めて、精神障害者手帳を持つ人も対象に加えております。
『メモ』
障害者の持つ手帳の色と形状
身体、知的、精神の各障害者が持つ手帳は、障害の種別に応じて都道府県や政令市、中核市が色や形状を決める。表書きの名 称も異なることがあり、東京都が知的障害者に交付する手帳は「愛の手帳」と記されている。
道は各障害者用手帳の形状を統 一し、表面に障害の種別」を記載していないが札幌、旭川、函館各市とは統一されていない。
クリックすると拡大します
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■困りごと、悩みごとは「障がい者110番」へ■
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「札幌市を除く全道各地にお住まいの障がい者及びその家族の方」
電話 011-252-1233
Fax 011-252-1235
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文芸
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短歌 |
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室蘭市 渡部 忠雄
千年樹鶴舞い遊ぶ田園で
孝(こう)慈(じ)万(まん)寿(じゅ)の亀は之(こ)の池
大(おお)祓(はら)い終えて初日は山頂で
邦(ほう)友共に元気に生きる
富士山の優雅な姿(し)形(けい)初日の出
陽(よう)光(こう)浴びて朱色に染まる
(太字が姓名となっております)
釧路町 大道恵美子
温暖な池に生れ(あ)暮らす四(よん)姉妹(しまい)
九十代のすこやか羨(とも)し
急増の車時代のスピード
交通事故死のニュース続出
文明の利器(りき)進む世に病む老(おい)ら
ライフラインの不便を託(かこ)つ
憂(う)き事や病(やまい)も忘れ歌ひ合ゐ
踊りにゲームら宴(うたげ)若やぐ
カラオケにあわせ手拍子踊りたり
浪花節(なにわぶし)だよ人生はーーー
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俳句 |
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室蘭市 池内満里子
寒の入り紅茶少しのブランデイー
白杖の角曲り行く寒(かん)灯(とう)下(か)
ひっそりと北窓(きたまど)に咲く凍(とう)幻(げん)華(か)
滝川市 菅原 信子
初雪か真綿(まわた)のように新世界
ひらひらと頬(ほほ)をぬらすは雪の舞い
バキバキと燃ゆる薪(まき)の火ぬくもりや
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文芸に投稿される方へのお願い
1)判読が難しい漢字には必ずルビを付して下さい。
2)作品には、短歌、俳句、川柳の区分も記入をお願いします。
3)投稿はできるだけ新聞発行月の前月末までにお願いします。
【宛先】
〒060-0002
札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階
一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会 宛
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