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北海道身体障害者新聞(第699号)

   

 一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会
                平成二十四年度定時総会の開催

   ~平成二十四年六月七日、十時三十分から札幌の道民活動センタービルにおいて
          平成二十四年度定時総会が開催されました。概要は次の通り~
 

  概要
 当日は主席者三十七名書面表決十三名となり、開会宣言の後、物故者へ黙を奉げ、一般社団法人北海道身体障害福祉協会赤坂 勝会長の会長挨拶があり、続いて来賓として出席いたただいた梅井(うめい) 治(はる)雄(お)様(北海道保健福 祉部福祉局障がい者保健福祉課長)及び鈴木(すずき) 諭(さとし)様(日身連収益事業北海道地区担当所長)からご祝辞をいただきました。
 その後議長団選出では(函館市身体障害者福祉団体連合会)佐藤 秀臣会長、(名寄身体障害者福祉協会)木村喜代志会長が選出され資格審査報告、議事録署名人の指名に続いて、予定の議案と報告事項の審議が行われました。

 審議結果
 ◆一号議案・二号議案(平成二十三年度事業・決算報告)は報告通り承認されました。
 ◆監査報告、監査役より適正な処理がなされている旨報告がありました。
 ◆三号議案・四号議案(平成二十四年度事業計画・収支予算)は、新定款により報告案件となり原案通り了承され
   ました。
 ◆五号議案(日身連収益事業)では平成二十五年全国大会開催に際し各加盟団体への還付金は単年度のみ寄付
   金とする事が承認されました。
 ◆その他(報告事項]
   ①第六十一回全道身体障害者福祉大会(釧路市)の開催について
   ②日身連東北・北海道ブロック団体長会議の開催について
   ③第五十八回日本身体障害者福祉大会(ほっかいどう大会)について
   以上三つの大きなイベントについて日程等の大まかな概略の確認がされました。
  以上をもって議案審議が全て終了し議長団退任挨拶をもって閉会致しました。

北身協、平成二十四年度第一回理事会の開催

 

 ~平成二十四年六月六日、札幌市の道民活動センタービルに於いて北身協第一回理事会が開催されました。
  概要は次の通り~

  当日は、赤坂会長他合計十名の理事・監事が出席致しました。過半数の理事の出席により定款規則により有効となり赤坂会長の挨拶の後、赤坂会長が議長となり議案審議となりました。
審議内容
 ◆一号議案・二号議案(平成二十三年度事業・決算報告)は報告通り承認されました。
 ◆三号議案・四号議案(平成二十四 年度事業計画・収支予算)は報告原案通り了承され、総会出席者予定人数の
   発表がありました。総会議事録署名は議長団及び出席理事の署名・捺印の確認がされ ました。
 ◆五号議案(日身連収益事業)平成二十五年一月下旬予定の還付金を北身協に寄付として全国大会に充当する
   ことが承認されました。
 ◆その他
 東日本大震災義捐金の報告があり総額31、184千円の内北海道は1,304千円で全国で五番目に多い義捐金の報告がありました。今後の大きなイベントの日程報告があり、平成二十五年の全国大会  (ほっかいどう大会)札幌市との共催については赤坂会長より成功裡に終わる様、特段の配慮と準備に、ついて話がありました。
 
以上、理事会の審議について理事会 全員一致の意思統一のもと、総会に提出する事を確認して閉会致しました。

 
   

第五十七回日本身体障害者福祉大会さいたま大会の開催

 

 ~第五十七回日身連全国大会が埼身協創立六十周年記念大会として約三千五百人が集い五月十七、十八の両日開催されました。~  
 二日間に渡り開催された概略は次の通り
【五月十七日(木)】
会場「ラフレさいたま」櫻ホール
九時~十時  受付
十時~十二時 日身連評議員会
十三時~十四時 開会あいさつ 来賓あいさつ 基調講演
十四時~十六時三十分 政策協議 「障害者総合支援法の課題と展望について」
十八時三十分~歓迎レセプション
【五月十八日(金)】 会場 彩の国くまがやドーム
八時三十分~十時 受付
九時~十時  埼玉県、さいたま市、熊谷市  PRビデオ・アトラクション
十時~十二時  第五十七回日本身体障害者福祉大会 さいたま大会
 式典挨拶・表彰  議事   事業報告・事業計画 大会宣言・大会決議等
 以上予定の行事が予定通り終了し閉会致しました。

 
   

北身協の襟章(バッジ)デザイン募集

 

  一般社団法人北海道身体障害者福祉協会では、創立六十周年を記念して襟章(バッジ)のデザインを一新する為、
 加盟団体、非加盟団体を問わず広く一般の方々にも襟章(バッジ)のデザインを募集致します。
★締  切
  平成二十四年七月十五日当選者に対し表彰を行います。
★注意事項
  当選者の当該デザインに関する一切の権利は一般社団法人北海道身体障害者福祉協会に帰属するものとします。
★問合せ先
  札幌市中央区北二条西七丁目 道民活動センタービル四階
  一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会
  電話  011-251-1551
  Fax   011-251-0585

 
   

盲ろう者通訳・介助員派遣事業の利用登録申請について

 

 あなたのご家族や周りに視覚と聴覚に重複して障害のある方はいませんか。北海道身体障害者福祉協会では、 このような方あなたのご家族や周りに視覚あなたのご家族や周りに視覚と聴覚に重複して障害のある方はいませんか。北海道身体障害者福祉協会では、のような方 に対するコミュニケーションや移動等の支援を行う「盲ろう者通訳・介助員派遣事業」を無料で実施しております。
 是非、盲ろう者の方やご家族に、この事業を紹介して通院や買い物などで利用されるようにお伝え下さい。なお、事前に利用登録が必要となりますので、登録手続きなどはお問合せ下さい。

■【申し込み・問合せ先】■

  一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会  又は地元の身体障害者福祉協会
  ★電話011―251―1551★     ★FAX011―251―0858★
 
   

★新規入会、会員募集中★

 

  北海道身体障害者福祉協会を取り巻く環境は大変厳しいもの があり、会員の高齢化、減少は 協会の悩みの一つであり、手を こまねいていては状況は悪化す る一方であり事業に取り組み 、会を活性化し、会員加入を働き かける努力が必要です。
  既存個人会員で会員となって いない障害者の方が近くにおら れましたら是非とも入会の勧誘 を積極的に働きかけて頂き、会 員増に向かい地元の協会と一丸 となって行動するよう紙面を もってお願い申し上げます。

■【問合せ先】■

  一般社団法人北海道身体障害者福祉協会  又は地元の身体障害者福祉協会
  ★電話011―251―1551★     ★FAX011―251―0858★
 
 
 

平成二十四年度要約筆記奉仕員養成講座の日程決まる

 

  ~本年度の要約筆記奉仕員養成講座の日程が決定しましたのでお知らせ致します~
本年度は、八月から十二月までの期間全十二日間、五十二時間の要約筆記奉仕員養成講座を開催致します。
中途難失聴者の福祉に理解・情熱を有する方にコミュニケ―ション手段である要約筆記の指導をいたします。
概要は次の通り。
詳細は当協会ホームページをご覧下さい。
★講習期間・時間
平成二十四年八月十九日~十二月十六日までの期間中の十二日間、延べ五十二時間
★場所
道民活動センタービル(かでる2・7)札幌市中央区北二条西七丁目
★受講定員
約二十名(応募多数の場合、選考)
★申し込み締め切り
七月二十日(金)
★講習日程
別紙の通り
★問合せ先
一般社団法人
北海道身体障害者福祉協会
 電話  011-251-1551
 Fax   011-251-0585

  クリックすると拡大します

 
   
   

■困りごと、悩みごとは「障がい者110番」へ■

 

 「札幌市を除く全道各地にお住まいの障がい者及びその家族の方」
 電話  011-251-1551
 Fax   011-251-0585

   
 
 

受賞者からのお便り

   平成二十三年度年間優秀作品に選ばれたれた方から喜びのお便りを頂きましたので
紹介します。
 

■短歌の部(釧路町 大道恵美子さん)
 先日は、思いがけぬご褒美をどうも有難うございました。大変うれしく思います。 障がい者になってから三十年、加齢と共にボランティア処でなくなり、足腰痛くなり、大病したお蔭で病気の事はくわしく なり、短歌も作れる様になりました。
  今は亡き白糠町の初代会長さ ん方々に誘われ歌人会にいた事 もあります。 人間的に出来た方で八十過ぎなる に不自由な足で釧路迄バスで通い、 私達は元気を貰い楽しい会でした。 これからも続けて行きたく思いま すので、どうぞよろしくお願いし ます。

■川柳の部(北広島市 本多 司さん)
 拝啓 皐月に入り北海道も百花繚乱の良い季節になって参りました。
 日頃、私達障害者に日夜精魂を込めご支援を頂き、且つ協会の運営向上に努力を深く感謝申し上げます。
さて、このたびは昨年度に続き私の拙い作品が入賞に驚いております。
 深く感謝申し上げ今後も努力し、社会風刺、人間模様等、楽しい句を作りたいと思っています。受賞に際し、簡単措辞ですがご挨拶といたします。

■俳句の部(室蘭市 池内満里子さん)
 この度は優秀作品に私の俳句が選ばれ、とても嬉しく思っております。これからも良い作品を詠み続けたいとおもっております。本当に有難う御座いました。

 

文芸

  短歌
 

釧路町 大道 恵美子
久々に参加の吟行会(ぎんこうかい)五月晴
     「なんだろう橋」ときめき渡る
新緑の鶴居(つるい)の森の静もりに
     冴えて聞こえる郭公(かっこう)の声
咲きほこるえぞ山桜見上げつつ
     愛でゆく園に日差しあまね

室蘭市 池内満里子
華やかに咲き満つ花の中にいて
     淋しさ残す一人静は
母の日に友より贈られしカーネーション
     はなれし子等をしみじみ思う
手術する夫につきそい出来ぬ身は
     医師を信じひたすら祈る

伊達市 吉川 次子
去年(こぞ)の夏静脈瘤の発症を知らされ
     たれども手術は不可と
左足の血流かばいよろけたり
     右足大きく内出血に
救急車は日鋼病院へ向かう夜半
     痛みの合間の小声のやりとり

室蘭市 渡部 忠雄
この写真繁栄しのぶ室蘭の
     街は人並み喜悦の親子
久し振り井戸端ばなしあれこれと
     安否の有無を確かむ様子
白鳥の飛び交う姿磐屏風
     恵みの港浜茄子の花

  川柳
 

北広島市 本多 司
うぐいすの声に和(なご)みの皐月(さつき)晴れ
夏モード彩(いろど)り添えるハーモニカ
旭天鵬不屈の実りパイオニア
節電の夏確(しか)と知ってる戦中派
ギリシャ発赤字ユーロの尻拭(しりぬぐ)い

江別市 戸原 寿夫
父よりも大きく描きチューリップ
夫の凧糸たるませて動かざる
長閑(のどか)さや鯰のひげと鯉のひげ
春風に浮きゐるごとく子等はしゃぐ
誰も来ぬ枝垂桜の真昼かな
山菜美の花おづおづといふかたち
葉の色と花と競いて山桜
川の面にうるむ町の灯春きざす
鳴声を聞き分けてゐる朝寝かな
紅梅や枝々までも紅を帯び

  俳句
 

室蘭市 池内満里子
行きずりの一人静は憎からず
目覚ましの霧笛尾を引く魔女の夢
亀立ちて甲羅干しする立夏かな
恵庭市 西嶋 明
十勝野の畝(うね)のはたてや遠郭公
蝸牛せっせと腰の万歩計
咲き盛るリラの今昔妻病めり
岩見沢市 池田敏雄
二の腕の逞しきひと夏に入る
ガーデンに白き襟たて風知草

 
 

文芸に投稿される方へのお願い
1)判読が難しい漢字には必ずルビを付して下さい。
2)作品には、短歌、俳句、川柳の区分も記入をお願いします。
3)投稿はできるだけ新聞発行月の前月末までにお願いします。
【宛先】
〒060-0002
札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階
一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会 宛