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障害者社会参加推進協議会を開催 |
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平成二十三年度北海道障害者社会参加推進協議会(協議会会長赤坂勝(北身協会長))が、
二月二十八日(火)、札幌市内の道民活動センタービル会議室で開催された。
この協議会には、身体、知的、精神の障害者団体や北海道、北海道労働局などから各委員
が出席して定例的に開催されています。概要は次のとおりです。 |
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概 要
当日は、佐藤三洋(さとうみつひろ)副会長(北海道知的障がい福祉協会常務理事)が議長となって
議題の協議が進められ、最初に北海道保健福祉部福祉局障がい者保健福祉課東秀明(あずま
ひであき)主幹から「平成二十四年度北海道の障がい者社会参加関連事業の概要」案の説明が、続い
て各障害者団体から「平成二十三年度障害者社会参加推進事業実施状況」についての報告が、最後に
北海道労働局職業安定部職業対策課 楠健太郎(くすのきけんたろう)障害者雇用担当官から「北海道
における障害者雇用状況」について説明がありそれぞれ協議、意見交換が行われました。
※ 北海道労働局から説明があった「障害者雇用状況」は、紙面の関係で来月以降に掲載予定。 |
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〜平成二十四年度の道の事業予算案固まる〜
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【身体障がい者関係】 |
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▼要約筆記奉仕員養成事業 一、七六四千円
▽点字・朗読奉仕員指導者等養成事業 一、五九六千円
▽手話通訳者養成事業 三、五三九千円
▽手話通訳者派遣事業 六四二千円
▽字幕ビデオライブラリー事業 二、〇八四千円
▽音声機能障害者発声訓練・指導者養成事業 二、五三九千円
▽視覚障害者情報提供等事業 二、〇八四千円
▽身体障害者補助犬育成事業 一五、八八〇千円
▽中途視覚障害者社会適応推進事業 二、〇〇〇千円
▽視覚障害者情報提供施設運営事業 六二、二二三千円
▽手話通訳者設置事業 五一、八三八千円
▼盲ろう者通訳・介助員派遣事業 二、七四一千円
【身体・知的障がい者関係】
▼身体・知的障害者生活訓練事業 七一二千円
▼ガイドヘルパーネットワーク事業 二八二千円
【身体・知的・精神障がい者関係】
▽障害者スポーツ振興事業 五〇、一六六千円
▼「障害者一一〇番」運営事業 二、二三〇千円
▽市町村地域生活支援事業 一、〇二〇、七六一千円
▼障害者社会参加推進センター運営事業 三、九一八千円
【知的障がい者関係】
▽知的障害者生活文化教室開催事業 一、三一五千円
【精神障がい者関係】
▽精神保健福祉推進員養成事業 二、八三三千円
▽精神障害者社会復帰支援事業 一、〇三〇千円
▽精神障害者家族相談員設置事業 一、六三一千円
▽精神障がい者地域生活支援事業 一一五、七四四千円
▽精神保健職親事業 九、三九〇千円
説 明
①▼ゴシック体の事業は、北身協が北海道から受託等で実施するものです。
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■困りごと、悩みごとは「障がい者一一〇番」へ■ |
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電 話 011―252―1233
F A X 011―252―1235 |
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お詫び |
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「二月号短歌分に作者のお名前もれがありました吉川さんに大変失礼致しました。
お詫び申し上げると共に改めて掲載させて頂きます。」 |
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文芸 |
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俳句 |
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室蘭市 池内 満里子
達磨(だるま)軸眼(まなこ)鋭く冴え返る
煮(に)凝(こご)りに遠き家族の夢を見る
冬眠の亀目覚めずに日却(ひあし)伸ぶ
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短歌 |
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滝上町 清水 美智江
よしあしはあれど若き日詠みし
一途なりしよためらひのなく
病む足にすえたる灸よりゆらゆらと
細き煙は佛間へ流るる
惚けかとは思ひたくなしされど
又出かけし後に忘れ物二度
目覚むれば背を押しくるる亡き夫に
感謝しつつ生かされゆかむ
この地にて生まれし吾れなり
この地にて土に還らむ夕陽は赫(あか)し
室蘭市 池内 満里子
遠い夢追いかけながら近づけば
悲しみだけの雪雲残る
つらい日も忘れて友は初孫の
しぐさまねする子供のように
目覚め見る一夜で飾りし雪化粧
伊達市 吉川 次子
大腸の六時間余のガン手術
堪(た)えたる弟(おとと)も秋の暮逝く
双子なる上の弟(おとと)がガンで逝く
七十六と六月を生きて
火葬場は二日待ちとう安置室で
冷凍業者は棺に番号を
火葬場で冷凍されたる弟の
棺の番号息のみ見つむ
絶対に俺は都会で死にたくない
下なる弟叫ぶがごとく
あの世へと旅立ちゆきし弟(おとと)には
旅券代わりの火葬許可証
鬼は外子鬼もいるぞと夫がまく
豆拾いては真似する二歳児
伊達市 吉川 次子(二月掲載分)
夫(つま)も娘(こ)も辰年生まれなり
夫(つま)をまなかに元(がん)朝(ちょう)参り
ぢいちゃんと身丈も違う紬(つむぎ)の対(つい)
オレも着たいと靴はきてゆく
暗い道足元までは見えないよ
辰年三代そろいてゆきぬ
三歳児は(パパ格好イイ)と拍手
せり町の六つの寺の鐘(ね)風に
窓空けて遠くに近くに寺寺の
除夜の鐘聴く去年(こぞ)と今年の
お詫び
吉川様、二月号では大変失礼いたしました。
改めて掲載させていただきます。
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川柳 |
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北広島市 本多 司
除染待つふるさと恋し春日和
凍(しば)れ死にさせる無情の都市砂漠
四十年後NOの原発頼る国
着メロのおもちゃのマーチ待つ携帯
趣味三昧(ざんまい)馬齢(ばれい)突っ張るのど詰まり
江別市 戸原 寿夫
雪深き町よりかかる夜の電話
湖は空より蒼し寒に入る
冬蘭の夕日逃さぬ白さかな
初雪をのせて渡船の発ちにけり
おもむろに残心を解く弓始
外に出よとばかりに跳ねて寒雀
追伸の一筆添えて寒見舞
老いらくの肩怒らせて鍬はじめ
たっぷりと日差しを受けて浮(うき)寝(ね)鳥(とり)
釧路町 加賀 貴
気象台ころころ変わる天気予報
もう一年復興遠く春おそい
生活苦の姉妹助けず区役所
介護士のまねは出来なくぐちこぼす
ひとりくらし早期発見して欲しい
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文芸に投稿される方へのお願い
1)判読が難しい漢字には必ずルビを付して下さい。
2)作品には、短歌、俳句、川柳の区分も記入をお願いします。
3)投稿はできるだけ新聞発行月の前月末までにお願いします。
【宛先】
〒060-0002
札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階
(社団)北海道身体障害者福祉協会 宛
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