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北海道身体障害者新聞(第797号)

   

  北海道からのお知らせ

 

  新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた取り組みの推進について
  (経企第174号令和2年7月17日 北海道経済部経済企画局経済企画課)
  日頃より、新型コロナウイルス感染症対策につきましては、特段の御理解、御協力をいただき、厚く感謝申し上げます。
  北海道では、感染症に強い北海道の構築に向け、「新型コロナウイルス感染症対策に関する基本方針」を定め、「新北海道スタイル」の実践をされている施設から順次、イベント等の開催制限等を段階的に緩和することとしています。
  その一方、国内の一部地域においては、新規感染者が増加するなど感染の収束が見通せない状況となっており、人の移動が徐々に増加することに伴う感染症の拡大に一層留意する必要があります。
  つきましては、別記(北身協ホームページよりPDF版を参照)の点に留意いただくなど、感染拡大防止の取組への引き続きの御理解、御協力について、よろしくお願いいたします。
  また、6月26日より、「新北海道スタイル」を北海道全体で実践し、定着を進めていくことを目的として、「新北海道スタイル推進協議会」を設立しました。貴団体会員の皆様の積極的な入会を得られますよう御協力をお願いいたします。
  なお、「北海道コロナ通知システム」については、その普及拡大を進めるため、7月より「新北海道スタイル」の7つのポイントに付け加え、「7つのポイントプラス1」としておりますので、積極的な導入をお願いいたします。(通知文全文紹介)
  ※詳しくは、北身協のホームページをご覧下さい。


  北海道福祉のまちづくり制度の資金貸付制度の周知について
  本道の福祉行政につきましては、日頃から格別のご協力をいただき厚くお礼申し上げます。
  さて、北海道では北海道福祉のまちづくり条例に基づき、障がいのある方や高齢者等が、快適な生活をできるようなまちづくりを進めるため、条例の整備基準に沿って民間の建築物等のバリアフリー整備を行う事業者に低利の融資制度を設けているところですが、近年、貸付実績が低調に推移している状況にあります。
  つきましては、改めて貸付制度を周知したいので、下記内容のチラシを貴団体の関係部局や会員等に配布するなどの制度の周知に御協力いただくようお願いいたします。(通知文全文紹介)
  『建築物等のバリアフリー整備に低利で融資します
  〜「北海道福祉のまちづくり資金貸付制度」のご案内〜
  北海道では、「北海道福祉まちづくり条例」に基づき、障がいのある人やお年寄り、妊産婦の方々をはじめ道民のだれもが安心して快適に生活できるようなまちづくりを進めるため、民間の建築物等の出入口、トイレ、エレベーターなどについて一定の基準を守って整備をするために必要な資金を低利で融資する「北海道福祉のまちづくり資金貸付制度」を設けています。
  令和元年8月から融資利率を0.3%引き下げています。是非、本資金の活用について、ご検討願います。
  ※詳しくは、北身協のホームページをご覧下さい。PDF版が参照可能です。
 

    
 
    

  盲ろう者通訳・介助員派遣事業の利用について

 

  ご家族やご近所に、視覚に障 がいのある方で、耳の聞こえが 悪くなってきている方、あるいは聴覚に障がいのある方で、目が見えなくなってきている方はいらっしゃいませんか。
  当協会では、在宅の「視覚と聴覚に重複して障がいがある方 (盲ろう者)」に、コミュニケーションや移動の支援を行う「通 訳・介助員派遣事業」を行って います。
  身近に「盲ろう者」の方がおられましたら、この事業が通院や買い物などに利用できることをお伝えいただき、当協会にもご連絡をお願いいたします。
利用料金は無料です
 利用登録が必要となりますので、下記へお問合せください。
【お問い合せ先】
  〒060-0002
  札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル4階
  北海道社会参加推進センター

  (一般社団法人北海道身体障害者福祉協会)
  電 話: 011(251)9302   FAX: 011(251)0858
  尚、札幌市内にお住まいの方は札幌身体障害者福祉協会へ、お問い合わせをお願いします。
  ◎ 北海道身体障害者福祉協会では、「盲ろう者通訳・介助員」の派遣は最も濃厚接触と言える活動であり、利用者も通訳介助員も、お互いに清潔を保ち、活動中でも極力、密集したスペースを避け、周囲の状況をいち早く捉えた行動に徹 して、業務を行っております。

    
 
    

  障がい者110番

 

  障がいをお持ちの方ご本人及びご家族等からの悩み(法的手続き・人権等に関する相談)に対し、弁護士による無料法律相談を行っています。
  相談の対象
  道内全域(札幌市を除く)の 障がい者を対象としています。
  なお、札幌市内の方は、 【札幌あんしん相談(電話( 633 ) 1313)】などの窓口の利用 をお願いします。
  受付時間
  平日(月〜金)9時から 17 時 まで(電話または面接)
  ※ 時間外、土・日・祝日・年末 年始はファックス又は留守番電話での受付となります。
  定例相談(弁護士相談)
  月1回(原則として第4週の火曜日)、定例相談として弁護士による専門相談・助言を行います。
  弁護士相談を希望される場合は事前予約が必要で、その際、 相談概要のほか、住所・氏名・連絡先などが必要となります。 (相談の秘密は固く守ります。)
  主な相談(相談料は無料です)
  ・法律に関する相談

  例えば、身体・生命に関する相談、財産に対する侵害、相続関係、金融消費・契約関係、雇用・勤務条件関係等
  ・人権擁護に関する相談
  例えば、職場・施設・隣人・ 知人・家族・親族との人権に関 するトラブル
  ・その他必要な相談
  【受付・お問合せ】
  【障がい者110番直通番号】
  電 話: 011(252)1233   FAX: 011(252)1235

  注)この電話で即座に解決するものでは、ありません。解決するために、どうするべきかを考える相談窓口です。

    
 
    

  道民活動センター(かでる2・7)について

 

  新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月末日まで臨時休館させていただいておりましたが、6月1日から再開しております。
  再開にあたり、感染防止のため、ご来館・ご利用される皆様に次のとおりご理解とご協力をお願いいたします。
  ご来館される皆様へ
  ・入館時は手指消毒を行って下さい。
  ・咳エチケットと手洗いを徹底して下さい。
  ・マスクを着用していない方は入場できません。
  ・37度5分以上の発熱がある方は入場できません。
  (正面玄関のサーモグラフィー装置で発熱が検出された来館者は、指定管理者が行う検温に協力しなければなりません。)
  ・次の症状に該当する場合、入館できない場合があります。
  「咳・呼吸困難・全身倦怠感・咽頭痛・鼻汁・鼻閉・味覚障害・嗅覚障害・目の痛み・結膜の充血・頭痛・関節痛・筋肉痛・下痢・嘔気・嘔吐」
  ご利用される皆様へ
  会議室・研修室等のご利用については、3密を避けることなどから、特別な利用条件を付した上で、ご利用の定員を通常時より少なくするなどの、制限があります。
  ※各貸室の机や椅子の移動はできません。
  ※各貸室のお茶道具の利用や、飲食はできません。
  ※今後の情勢の変化等により、内容に変更が生じることがございますので、ご承知おき下さい。

    
 
    
 
 
        

  令和2年度障がい者パソコン教室

 

 
  石狩教室
  令和2年7月28日〜30日の3日間、石狩市総合保健福祉センター「りんくる」を会場に、石狩市身体障害者福祉協会の会員さんを主に開催されました。
  今年度は昨年度と同様のマグカップ作りに励んでもらいましたが、参加された方々は昨年度よりは大きく上達昇華タイプのマグカップの色合いもイメージされていて立派な作品になり、秋の文化祭での出品を心待ちにしておりました。
  ご近所の会員さんへ熱心に自分の作品のコンセプトを紹介したり、来年こそは一緒に取り組もうと誘っておりました。
  北身協から講師として参加した筆者には、来年はどのようなものを制作するか、資材の選定に大きなプレッシャーとして責任を感じましたが、ひとつ一つの作品が焼き付けられ出来上がると、自分の作品のように、他の方の作品の出来栄えを喜ぶ笑顔や褒めたたえる言葉が印象に残りました。
  滝川教室
  令和2年8月4日〜6日の3日間、滝川市身体障害者福祉センターを会場に、滝川市身体障害者福祉協会の大勢の会員さんにより開催されました。
  参加者の5倍以上の収容面積を誇る会場を用意していただき、滝川市身体障害者福祉協会様と北身協でダブルチェックでの非接触体温検査を行い、手指の消毒やパソコン、机や椅子も次亜塩素酸水での拭き取り等、念入りに且つ、厳重に新型コロナウイルス対策を行ってのパソコン教室となりました。
  参加者の皆さんは、慣れたもので昇華マグカップの焼き付け具合や色味は、さすがにパソコン上達者と思えるような作品が出来上がり、それぞれの作品が出来上がると一様に皆さんで褒めたたえあい、笑顔が絶えない教室になりました。
  「昨年はアレを題材にしたが、今年はコレを題材に」と、決めていたようで、パソコンでの画像の貼り付け作業はスピーディーに運んでおりました。作品について参加者の皆さんにお聞きすると、普段使いの方や食器棚に大切にしまっておいて眺めている方などまちまちでしたが、それぞれの想いの詰まった記念品になっているそうです。
  

    
 
    

  ジパング倶楽部特別会員のご案内

 

  JRジパング倶楽部では、身体障がい者を対象とした特別会員制度を設けております。
会員特典
  JRの窓口で障害者手帳を提示して購入した乗車券が片道・往復・連続乗車のいずれかで201キロメートル以上の時は、特急券等を2割〜3割引で購入することができます。 (ご利用になれない列車、割引 除外期間がありますので、窓口 でご確認ください)
入会資格
  身体障害者手帳をお持ちの男性60歳・女性55歳以上の方
▼年会費
  一人 1,400円 (入会金はいりません
割引率
  新規会員 【初 回〜3回目→2割引】 【4回目〜 20 回目→3割引】
  更新会員 【初回から3割引】
割引の対象外期間
  ① 4月 27 日〜5月6日
  ② 8月 10 日〜8月 19 日
  ③ 12月 28 日〜1月6日
ジパング手帳の到着は、お申込から約3週間程度の時間が必要となりますので、予めご了承ください。
  更新手続きは1ヶ月前から可能です。期限を過ぎますと新規会員扱いになりますので、早めの更新手続きをお願 いします。(更新日のお知らせは、お送りしておりませんので、ご注意ください。)
  お電話の際は、お手元にジパング手帳、障害者手帳をご用意ください。
  【お申込・お問合せ先】
各地区の身体障害者福祉協会及び下記へ
  〒060―0002
  札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階
  一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
  電 話: 011(251)1551  FAX: 011(251)0858

   
 
   

  「令和2年度盲ろう者通訳・介助員現任研修」受講者募集締め切り

 

  令和2年8月20日(木)で令和 2年度の盲ろう者通訳・介助員 現任研修の受講者募集を締め切 りました。
  今年度は総勢20数名の参加 者を数えるに至りました。
  政令都市の札幌はもとより、 中核都市の旭川より2名、同じ く中核都市の函館市より1名と各市町村からも多くの方の参加があります。北身協としては3蜜を防ぎ、講師も受講者も誰もが安心してスキルアップが図れるように教室の大きさを変更したり、飛沫の防止や手指の消毒、 使用機材等の消毒等、万全の体制を整えております。
  今年度もビデオでの補講や屋外研修、食事介助等をふんだんに取り入れ、即戦力となりうる人材の養成を目指しております。

   
 
   

  お詫びと訂正

 

  本誌第794号(5月25日発 行)の記事において、誤りがありました。
  『令和2年度十勝地区身体障害者福祉協会会長表彰』の受賞者の方の氏名が間違っておりま した。
  お詫びして、訂正いたします。 大変申し訳ありませんでした。
  ☆会長表彰 受賞者(敬称略)
  【自立更生者】

  《誤》広尾町 石橋 和義
  《正》広尾町 石橋 和吉

   
 
   

文芸

  短歌
 

室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
・ 希望(きぼう)持ち夫婦(ふうふ)でたどった長き道
      我が子(わがこ)抱(だ)かずに滋(しげる)さん逝(い)く
・ 帰(かえ)る日(ひ)を信じて待った四十二年
      夫(おっと)の先立ち悲しみ深く
・ 人生の道(みち)それぞれにあるけれど
      拉致被害者に早い笑顔を

  俳句
 

室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
・ 山鳩(やまばと)の友(とも)偲ばるる夕薄暑(ゆうはくしょ)
・ 夏至の日(ひ)やあてなく叩く化粧水
・ 追憶(ついおく)の仄(ほのか)な慕情(ぼじょう)天の川(あまのがわ)

  川柳
 

月形町 冨田 美代子(とみた みよこ)
・ななカマドちょっと色(いろ)ずき秋を待つ ・給付金(きゅうふきん)頂(いただ)きました感謝(かんしゃ)です
・祈(いの)ってもコロナが消える訳じゃなく
・スマホより慣れたケータイ離せない

 
 

文芸に投稿される方へのお願い(編集部からのお願い)
  1、投稿は、新聞発行月の前月25日までの受付(必着)といたします。
  2、作品には、短歌・俳句・川柳の区分を記入してください。
  3、一般読者が読みにくい漢字には、必ずルビを付けていただきますよう、お願いいたします。
  4、ご投稿の際には、お名前・ご住所の他に電話番号または FAX番号のご記入をお願いします。読み方等の確認のご連絡を差し上げる場合があります。
  ※ 投稿をいただいた作品は、極力掲載するつもりですが、紙面構成の都合上、お一人様 三点までの掲載とさせて頂く場合もございますので、予めご了承ください。掲載希望の順位の付記をお願いします。 また、文芸欄では作品の季語と発行月の季節にズレが生じることもあります。何卒、ご理解を頂けますよう、お願いします。
【宛先】
〒060-0002
札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階
一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会 宛
FAX:011(251)0858
  ☆彡 初めて投稿されるの方も大歓迎です ☆彡