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ともしび
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北海道新聞(夕刊) 平成18年12月4日号
「障害者週間」
「障害者週間」をご存じだろうか?1975年に国連が障害者の権利宣言を採択した12月9日(「障害者の日」)を記念して決めた12月3日からの1週間だ。人々に障害者の福祉について関心と理解を深めてもらい、障害者が前向きに社会参加するために、国・地方自治体、関係団体がこの週間に事業に取り組んでいる。
国際障害者年の80年代初め、ノーマライゼーションの理念が日本に紹介された。障害者も一市民として住み慣れた地域、支援のあるグループホームで自立した「普通の暮らし」を目指す、というものだ。
おれは18年前にデンマークで、提唱者のバンク・ミケルセン氏と会った。彼は「何度も講演で日本に行ったが、なぜかその後ノーマライゼーションが浸透したという実践報告を聞かない」と言い、「親の考えを変えなければ実現は難しい」とも言った。しかし、今の日本の問題は親よりも国にある。
道内では障害者(身体・知的・精神)おおよそ45万人のうち施設入所者は2万人弱だが、障害福祉5年計画では2,400人を目標に地域移行。しかし、障害の中軽度の人たちに就労の場や所得保障、親の安心感なくして地域生活は進まない。
巧みに社会保障の改革を論じ、国家の責任を縮小して、それ以上は自治体と個人で責任を持て、という。障害者本人の負担は増し給付は減るから、生活水準は数段低くなる。
これを日本型福祉だなどと誇らしげに言う政治家は、障害者とその親の苦労を知っているはずがない。障害者を産みたかった親がいるだろうか。誰が障害をもって生まれたかったものか。そこにこそ政治家が政策として光を当て、支えるのが国家の義務であろう。
さて、次の選挙はいつだ?障害者本人や家族の声を聞き、本気で働いてくれる政治家を探し出そう。国会で議論されなかった自立の概念、関連法との整合性、障害者観などを根本的に議論し、全国的に大きなうねりにしたいものだ。自立支援法の応益負担を凍結せよ!と。これが障害者週間のおれの思いである。
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栄峰の哲学
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「信念」
一、人の出来ることは絶対自分にもできると信じている。(たとえ時間がかかろうとも)
一、何事(なにごと)(スポーツ、勉強、仕事)も遣(や)る気さえ有れば、誰にも負けない自信を持っている。勝つまで頑張ればよい。(しつこく)
一、誰もが1日、24時間与えられているが、私の経験から、4時間集中的に寝れば死ぬことはない。だから残り20時間を如何に生かして使っていくか考えればよいのだ。それを人は努力という。
一、何事(スポーツ、勉強、仕事)も、間違いなく、正確に、早くする事で寝る時間も多くなり、人の信用も付く。それが出来なかったら寝ないでやれ。
一、自分は親の七光も財産も無いから、自分で頑張るしか無い。それが、親の残してくれた一番大きな財産だ。だから、私も子や孫に七光も財産も残さない。いや残せない。子や孫が駄目になるからだ。もし七光り等が必要なら、友達の
親の七光を借りればよい。減るものでないから、返す必要がない。
一、我々凡人は笑顔で一歩一歩前へ進むことしか出来ないのだから。自分を信じで。
注 一段目と二段目の記事は筆者の了承を得て掲載しており、今後も不定期で掲載する予定です。
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ジパング倶楽部特別会員のご案内
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JRジパング倶楽部では、身体障がい者を対象とした特別会員制度を設けております。
▼会員特典
JRの窓口で障害者手帳を提示して購入した乗車券が片道・往復・連続乗車のいずれかで201キロメートル以上の時は、特急券等を2割〜3割引で購入することができます。 (ご利用になれない列車、割引 除外期間がありますので、窓口 でご確認ください)
▼入会資格
身体障害者手帳をお持ちの男性60歳・女性55歳以上の方
▼年会費
一人 1,400円 (入会金はいりません)
▼割引率
新規会員 【初 回〜3回目→2割引】 【4回目〜 20 回目→3割引】
更新会員 【初回から3割引】
▼割引の対象外期間
① 4月 27 日〜5月6日
② 8月 10 日〜8月 19 日
③ 12月 28 日〜1月6日
▼ジパング手帳の到着は、お申込から約3週間程度の時間が必要となりますので、予めご了承ください。
更新手続きは1ヶ月前から可能です。期限を過ぎますと新規会員扱いになりますので、早めの更新手続きをお願 いします。(更新日のお知らせは、お送りしておりませんので、ご注意ください。)
お電話の際は、お手元にジパング手帳、障害者手帳をご用意ください。
【お申込・お問合せ先】
各地区の身体障害者福祉協会及び下記へ
〒060―0002
札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階
一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
電 話: 011(251)1551 FAX: 011(251)0858
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新型コロナウイルス感染症について
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緊急事態宣言が解除された新型コロナウイルスですが、少しずつ落ち着きつつもありますが、まだまだ感染力が収まることなく猛威を振るっています。
3密(密接・密集・密閉)を避け、感染予防を心掛ける行動が大事です。
これ以上の感染者を増やさないためにも、外出を極力控え、やむを得ず外出する時は手洗い・うがいの励行、暑くなり大変だとは思いますが、マスクの着用をするようにして下さい。
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文芸
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俳句 |
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岩見沢市 池田 敏雄(いけだ としお)
・ 狭庭(さにわ)にはあらじとつつじ咲き誇(ほこ)る
・ 芝萌(しばも)えていつとはなしに靴(くつ)を脱(ぬ)ぎ
室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
・ 少年の夢(ゆめ)未来(みらい)へと飛花(ひか)落下(らっか)
・ 絶望(ぜつぼう)に灯(あか)り漂(ただよ)ふ朝櫻(あささくら)
・ ギスギスの街(まち)に仄香(ほのか)な夕櫻(ゆうさくら)
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短歌 |
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室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
・ 緊急事態(きんきゅうじたい)地球を走(はし)るコロナ風(かぜ)
しばしの我慢で自由をもどそう
・ 三日伏(みっかふ)しカーテン越(ご)しの朝櫻(あささくら)
我(われ)はもらいし生(い)きるよろこび
・ ライラック祭りは中止と聞かされる
想い出に咲く香りは消えず
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文芸に投稿される方へのお願い(編集部からのお願い)
1、投稿は、新聞発行月の前月25日までの受付(必着)といたします。
2、作品には、短歌・俳句・川柳の区分を記入してください。
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※ 投稿をいただいた作品は、極力掲載するつもりですが、紙面構成の都合上、お一人様 三点までの掲載とさせて頂く場合もございますので、予めご了承ください。掲載希望の順位の付記をお願いします。 また、文芸欄では作品の季語と発行月の季節にズレが生じることもあります。何卒、ご理解を頂けますよう、お願いします。
【宛先】
〒060-0002
札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階
一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会 宛
FAX:011(251)0858
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