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北海道身体障害者新聞(第781号)

   
 平成30年度第3回理事会(平成31年度予算理事会)の開催
    3月27日(水)道民活動センタービルにおいて、第3回理事会が開催されました。当日は、理事6名と監事2名が出席し、以下の議案について審議しました。
☆1号議案
平成31年度事業計画について
☆2号議案
平成31年度収支予算案について

  両案ともに意見交換の後に原案通り可決されました。
  今年度は4年に一度の骨格予算の編成となるので今後、変更の可能性もありうる状況です。
  議案審議と並行して各加盟団体の負担金についての意見もありました。
  結果、現状では負担金の増額は不可能であり、減額の場合は法人運営が困難となる可能性があることから、双方に与える影響も多くなるので、平成31年度の負担金は昨年度までと同額でやむなしとなりました。
  令和2年度の加盟団体負担金は、特に会員が50名未満の加盟団体をはじめとしたバランスのとれた負担金の構成が急務であるとの意見で再一致しました。

   
 
   

  日身連創立60周年の集い「地域とともにつくる共生社会へ」

 

 平成31年3月26日11時より参議院会館101会議室において基調講演とシンポジウムがありました。
○基調講演
  内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部事務局
  企画・推進統括官  髙橋 一郎(たかはし いちろう)様
○地域とともにつくる共生社会  〜共生社会の実現と日身連の役割について〜
  内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部事務局
  参事官  岩川 勝(いわかわ まさる)様
  厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企画課
  自立支援振興室長  田仲 教泰(たなか のりやす)様
  日本身体障害者団体連合会
  会長  阿部 一彦(あべ かずひこ)
○閉会挨拶
  日身連60周年記念誌編集委員会委員長
  山梨県障害者福祉協会理事長  竹内 正直(たけうち まさなお)

   
 
   

  平成30年度第2回定時評議員会
     (平成30年度補正予算案・平成31年度予算案)の開催

    平成31年3月26日13時30分より参議院会館101会議室において開催されました。
  報告事項に続き、補正予算、新年度事業計画・事業予算も満場一致で可決されました。
  特に今年度の予算には従来、機関誌「日身連」には広告が掲載されていませんでしたが日身連全役員も1口から3口の広告費を確保し、かつ加盟団体も1口の広告を集めて、日身連の活動資金に充当することになりました。

   
 
   

  学生・保護者から感謝の作文

 

 当協会では昭和56年より、北海道新聞社会福祉振興基金による道新コスモス奨学金の運営を行っており、平成30
年度は64名の奨学生に奨学金を支給いたしました。心身障害児者の経済的支援として、これまでに1,700人を越える奨学生に給付することができました。
  奨学生・保護者よりお礼状が寄せられましたので、前号に続き、一部抜粋してご紹介します。
  岩見沢高等養護学校  生活科1年(保護者)
  このたびは、道新コスモス様からの奨学金の申請を行い、審査により需給を受けることができ、感謝しております。
  この奨学金は、本人の学校生活において大きな支えになりました。本当にありがとうございました。

   
 
   

  2018年度全国統一要約筆記者認定試験結果

 

  2月17日(日)に実施した2018年度全国統一要約筆記者認定試験の結果が発表になりました。全国970人の受験者のうち、北海道(北海道身体障害者福祉協会での実施分)では、手書き部門4名・パソコン部門8名が合格しました。
  合格者の皆様、おめでとうございます。
  筆記試験(200点満点)6割以上、実技(各問100点満点) 7割以上が合格ラインとなっています。筆記試験での高得点者も多く、過去問を使っての試験対策を積み重ねてきた成果が見られました。全体では不合格であっても合格ラインに達している設問もあり、各受験者の努力が表れる結果となりました。合格した12名は、北海道の要約筆記者として登録予定で、今後の活躍が期待されます。
  今年度の傾向としては前述のとおり、筆記試験は大多数の方が高得点であり、実技試験ではあと、1点・2点が大きく明暗を分ける結果となり、特に一度目の受験で一発合格の方が目立ちました。

   
 
   

  要約筆記者派遣事業について

 

 平成28年12月より北海道では要約筆記者の公的派遣事業がスタートしました。中途失聴者・難聴者の方が公的な会議や講演会等に出席される際に、コミュニケーションや情報保障を行うための事業です。
  この事業は当協会で受託しています。
  なお、事前に利用登録が必要となりますので、手続き等は、 下記へお問合せください。
  【問合せ先】
〒060―0002
札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階

北海道社会参加推進センター(一般社団法人北海道身体障害者福祉協会)
  電 話: 011(251)9302  FAX: 011(251)0858

   
 
   
   
  盲ろう者通訳・介助員派遣事業の利用について
    みなさまのご家族やご近所に、視覚に障がいのある方で、耳の聞こえが悪くなってきている方、あるいは聴覚に障がいのある方で、目が見えなくなってきている方はいらっしゃいませんか。
  当協会では、在宅の視覚と聴覚に重複して障がいのある方(盲ろう者)に、コミュニケー ションや移動の支援を行う「通 訳・介助員派遣事業」を行って います。
  もし、身近に「盲ろう者」の方がおられましたら、この事業が通院や買い物などに利用できることをお伝えいただき、当協会にもご連絡をお願いいたしま す。
“利用料金は無料です”
  なお、事前に利用登録が必要となりますので、手続き等は、 下記へお問合せください。
【問合せ先】
  〒060-0002
  札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル4階
  北海道社会参加推進センター

  (一般社団法人北海道身体障害者福祉協会)
  電 話: 011(251)9302   FAX: 011(251)0858
   
 

  平成31年度(令和元年度)の主な予定

 

  ☆ 北身協定期総会  6月9日(日)10時30分〜(道民活動センター 520会議室)
  ☆ 北身協事務担当者会議  7月11日(木)13時30分〜(道民活動センター 710会議室)
  ☆ 第68回全道身体障害者福祉大会登別大会
 
10月6日(日)9時00分〜14時30分 登別市民会館にて

   
 
   
 
 
   

  要約筆記者養成講座の開催日程決定

    平成31年度(令和元年度)の要約筆記者養成講座の日程をお知らせします。
  昨年度から、基準カリキュラム全84時間を1年間(14日間)で開催しております。
◆開催日時
  8月31日(土) 9月1日(日)
  9月14日(土) 15日(日)
  9月28日(土) 29日(日)
  10月19日(土) 20日(日)
  11月2日(土) 3日(日)
  11月16日(土) 17日(日)
  12月7日(土) 8日(日)
  10時〜17時15分
  (初日のみ9時40分開始予定)
◆会場
  道民活動センタービル(かでる2・7)
◆定員
  40名程度(手書き部門20名、パソコン部門20名)
◆受講料
  無料(ただし、テキスト等は自己負担となり、パソコンは個人のものを持参となります。)
※カリキュラム・申し込み方法等の詳細は、5月頃に当協会のホームページでもお知らせします。
※申し込み及び問い合わせ先
一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
  電 話 : 011(251)1551   FAX : 011(251)0858

   
 
   

  盲ろう者通訳・介助員養成講座の開催日程決定

    平成31年度(令和元年度)の盲ろう者通訳・介助員養成講座の日程をお知らせします。今年度の養成講座は、平成25年に厚生労働省より通知された「盲ろう者向け通訳・介助員養成カリキュラム」に基づき、必修科目42時間の講座を7日間で実施するものです。(現任研修と隔年で実施しております。)
◆開催日時
  9月21日(土) 22日(日)
  10月12日(土) 13日(日)
  10月26日(土) 11月9日(土) 10日(日)
  10時〜17時(初日のみ9時40分開始予定)
◆会場
  道民活動センタービル(かでる2・7)
◆定員
  30名程度
◆受講料
  無料(ただし、テキスト・食事実習の昼食代等は自己負担となります。)
※カリキュラム・申し込み方法等の詳細は、5月頃に当協会のホームページでもお知らせします。
※申し込み及び問い合わせ先
一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
  電 話 : 011(251)1551   FAX : 011(251)0858

   
 
   
   

  障がい者110番

 

  障がい者及び家族などからの悩み(法的手続き、人権等に関する相談)に対し、弁護士による無料法律相談を行っています。
  相談の対象
 道内全域(札幌市を除く)の 障がい者を対象としています。
  なお、札幌市内の方は、 【札幌あんしん相談(電話( 633 ) 1313)】の窓口の利用 をお願いします。
  受付時間
 平日(月~金)9時から 17 時 まで(電話または面接)
  時間外、土・日・祝日・年末 年始はFAX又は留守番電 話での受付となります。
  定例相談(弁護士相談)
  月1回(原則として第4週の火曜日)、定例相談として弁 護士による専門相談・助言を行 います。
  弁護士相談を希望される場合 は事前予約が必要で、その際、 相談概要のほか、住所、氏名、 連絡先などが必要となります。
  (相談の秘密は固く守ります。)
  主な相談(相談料は無料です。)
  ・法律に関する相談
  例えば、身体・生命に関する 相談、財産に対する侵害、相続 関係、金融消費・契約関係、雇 用・勤務条件関係等
  ・人権擁護に関する相談
  例えば、職場・施設・隣人・ 知人・家族・親族との人権に関 するトラブル
  ・その他必要な相談
  受付・お問合せは
  障がい者110番直通番号
  電 話: 011(252)1233   FAX: 011(252)1235

   
 
   

  JRジパング倶楽部特別会員のご案内

 

  JRジパング倶楽部では、身体障がい者を対象とした特別会員制度を設けております。
▼会員特典
  JRの窓口で障害者手帳を提示して購入した乗車券が片道・ 往復・連続乗車のいずれかで201キロメートル以上の時 は、特急券等を2割〜3割引きで購入することができます。 (一部、ご利用になれない列車、割引除外期間がありますので、窓口でご確認ください)
▼入会資格
  身体障害者手帳をお持ちの男性60歳・女性55歳以上の方
▼年会費
  1人 1,350円 (入会金はいりません)
▼割引除外期間
  ・4月27日〜5月6日
  ・8月11日〜8月20日
  ・12月28日〜1月6日
▼割引率
  新規会員

  【初回〜3回目→2割引】
  【4回目〜20回目→3割引】
  更新会員
  【初回から3割引】
▼ジパング手帳の到着は、お申込から2〜3週間程度の時間が必要となりますので、予めご了承ください。更新手続きは1ヶ月前から可能です。期限を過ぎますと新規会員扱いになりますので、早めの更新手続きをお願いします。(更新日のお知らせはお送りしておりませんので、ご注意ください。)お電話の際は、お手元にジパング手帳、障害者手帳をご用意ください。
【申込・お問合せ先】
各地区の身体障害者福祉協会及び下記へ
  〒060-0002
  札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル4階
  一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
  電 話 : 011(251)1551   FAX : 011(251)0858


  JRジパング倶楽部 特別会員(身体障がい者)と一般会員(健常者)の違い/PDF版はこちらから確認できます。

   
 
   

文芸

  俳句
  豊浦町 斎藤 恵子(さいとう けいこ)
・ 雪催(ゆきもよい)絵本の中へ寝入りし子
・ 浮玉(うきだま)の揺るる細波(さざなみ)春寒し
・ 浦風(うらかぜ)に四温(しおん)の日和(ひより)湾平(たい)ら

室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
・ 消費税打つ手なくして春値上げ
・ 寒紅(かんべに)を誘(さそ)ひ句会の顔となる
・ 眞夜(まよ)の雪彷徨(さまよ)う過去や雪だるま

  短歌
 

室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
・ 雪解(ゆきど)けの一気に進みふきのとう
      逝(ゆ)きし友の事又思い出す
・ さからわずためらわずそっと生きている
      最後の力使い果たすまで
・ 通い来てセンター講座のぬくもりに
      障害忘れ楽しく語る

  川柳
 

月形町 冨田 美代子(とみた みよこ)
・ ホームでは度度(たびたび)咲きますボケの花
・ 又一人旅立ちました仲間です
・ 二月には必ず来ます白うさぎ
・ 人生を足算で来た私なの…
・ 政治家は一度やったら辞(や)めません

   
 

文芸に投稿される方へのお願い(編集部からのお願い)
1、投稿は、新聞発行月の前月25日までの受付といたします。
2、作品には、短歌、俳句、川柳の区分を明確に記入してください。
3、一般読者が読みにくい漢字には、必ずルビを付けていただきますよう、お願いいたします。
4、ご投稿の際には、お名前、ご住所の他に、電話番号またはFAX番号のご記入をお願いいたします。
  【宛先】
〒060―0002
札幌市中央区北2条西7丁目  道民活動センタービル4階
一般社団法人  北海道身体障害者福祉協会
FAX:011(251)0858

   
 
   

  人 事 発 令

 

  退 職
  平成31年3月31日付け
  書記(嘱託職員) 伊勢谷小枝子(いせや さえこ)

  採 用
  平成31年4月1日付け
  書記(嘱託職員) 米津 早苗 (よねつ さなえ)