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要約筆記者養成講座が終了しました
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8月25日(土)から開催されていた要約筆記者養成講座が12月9日(日)の講義をもって全84時間のカリキュラム終了となりました。
講座の後半では、実際の活動場面を想定した「チームワーク」も繰り返し実践し、講師からの助言や受講者同士の反省点などの交流を通して、より高い技術を目指していました。また「中途失聴・難聴者の臨床心理」「社会福祉事業者としての専門性」等の講義も行われました。
1年間(全14回)の日程での開催となった今年度は、手書き16名・パソコン21名が受講時間の規定に達し、受講証明書を受け取りました。昨年度までの受験資格保有者と共に、2月17日に行われる全国統一要約筆者認定試験に臨む予定です。
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ともしび
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北海道新聞(夕刊)2005年(平成17年)10月3日号
生き生き乗馬
北海道は国内最大の馬産地。しかし、戦前約七十万頭いた馬は一九六〇年代前半、農業の機械化と車の普及で激減し、現在は二万五千頭しかいない。競馬やばん馬、ホーストレッキングなどに利用されているにすぎない。
私が勤務する福祉施設の「この実寮」が、乗馬療育を始めたのは二〇〇〇年。その十年前に二万坪の「森林農場」を開いた。
土地は、道庁民生部で児童福祉、保育士の養成、心身障害者更生相談を担当された山科(やましな)アキさんから贈与された。山科さんは「障害がある人の授産訓練や健康なお年寄りの生きがい活動、児童の健全育成、ボランティア育成の場に」と希望された。
まず、鶏と豚と羊を飼い、農耕をし、それらを通して寮生たちが生きる力をつけ、喜びを感じ、そして感謝する人になってもらおう、と「教育農場」を始めた。
森林農場では現在四頭の馬を飼っている。ドサンコの「モンタ」は障害者の乗馬用だが、十頭の羊とともに放牧され、蹄耕法(ていこうほう)で三千坪のささやぶ斜面を耕地化した。混血馬「メイ」は高齢でおとなしいから初心者や二人乗りに働いてもらったが、疲れが出て、休養中だ。広尾から来た「あかね」は、他の馬となじめず脱走したが、近くのお寺の住職が見つけてくれ無事保護された。北大馬術部の引退馬「サラマンダー」は、療育馬として提供された。獣医学部の学生が来て、四頭の体調把握、調教と運動をしてくれる。
乗馬療育は、障害がある人たちに楽しんでもらうのが目的だ。馬の世話をしながら乗ることで、楽しみの幅は広がる。「乗馬のある日は朝から機嫌がよい」と親御さんたちは言う。
乗馬は、日本人が忘れた三つのキーワード「人間」「自然」つな「動物」を繋ぎ、障害がある人たちに喜びと夢と希望、感動をいもたらす。ここに本物の癒やしがあると思う。
注 この記事は筆者の了承を得て、最終稿の2008年(平成20年)4月7日号まで不定期ですが掲載していく予定です。
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北海道からのお知らせ
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「ヘルプマーク」・「ヘルプカード」について
北海道では平成29年度から「ヘルプマーク」・「ヘルプカード」が導入されています。
「ヘルプマーク」は、義足や人工関節を使用している方、内部障がいや難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方からの援助を得やすくなるようにと作成されました。「ヘルプカード」は、支援が必要なのにコミュニケーションの障がいのため、うまく伝えられない方などが困ったときに助けを求めるためのものです。
ヘルプマーク・ヘルプカードの配布を希望される方はお住まいの市町村に確認をお願いします。なお、ヘルプカードは、ファイルをダウンロードして印刷することもとも可能です。詳細は北海道保健福祉部障がい者保健福祉課のホームページをご覧ください。
http : //www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/shf/helpmark.htm
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平成31年度の主な予定について
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☆北身協定時総会 6月9日(日) 10時30分〜(予定)
☆北身協事務担当者会議 7月11日(木) 13時30分〜(予定)
☆全道身体障害者福祉大会 10月6日(日) 9時00分〜14時30分(予定)
会場:登別市民会館
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障がい者110番
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障がい者及び家族などからの悩み(法的手続き、人権等に関する相談)に対し、弁護士による無料法律相談を行っています。
相談の対象
道内全域(札幌市を除く)の 障がい者を対象としています。
なお、札幌市内の方は、 【札幌あんしん相談(電話( 633 ) 1313)】の窓口の利用 をお願いします。
受付時間
平日(月〜金)9時から 17 時 まで(電話または面接)
時間外、土・日・祝日・年末 年始はファックス又は留守番電 話での受付となります。
定例相談(弁護士相談)
月1回(原則として第4週の火曜日)、定例相談として弁 護士による専門相談・助言を行 います。
弁護士相談を希望される場合 は事前予約が必要で、その際、 相談概要のほか、住所、氏名、 連絡先などが必要となります。
(相談の秘密は固く守ります。)
主な相談
・法律に関する相談
例え ば、身体・生命に関する 相談、財産に対する侵害、相続 関係、金融消費・契約関係、雇 用・勤務条件関係等
・人権擁護に関する相談
例えば、職場・施設・隣人・ 知人・家族・親族との人権に関 するトラブル
・その他必要な相談
受付・お問合せは
障がい者110番直通番号
電 話: 011(252)1233 FAX: 011(252)1235
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文芸
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俳句 |
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室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
・ 被災地の柏手(かしわて)に満(み)つ初明(はつあか)り
・ 年(とし)の瀬(せ)や包丁研(と)ぎて明日(あす)を待つ
・ 無住寺(むじゅうじ)の除雪は誰か月明(つきあか)り
豊浦町 斉藤 恵子(さいとう けいこ)
・ 枯れ柏(かしわ)ちりちりちりと風の鳴る
・ 寝落(ねお)ちゆく意識の中の虎落(もがり)笛(ぶえ)
・ 立冬の陽(ひ)を抱(だ)く梢(こずえ)昼下(ひるさが)り
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短歌 |
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室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
・ 気がつけばフェリー定期も不定期に
師走(しわす)の街に暗い陰(かげ)寄る
・ 音も無く白一色の銀世界
目をつむり聞くサンタの鈴の音
・ 街の灯(ひ)が動くがごとく客船が
灯(あか)りをこぼし出航して行く
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川柳 |
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釧路市 芳賀 久子(はが ひさこ)
・ 図書館の静かな中で森を読む
・ 秋の日に夕焼けの絵手紙を読む
・ 川柳を新聞で読み句をひねる
・ 青空の災害地でも雲が飛ぶ
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文芸に投稿される方へのお願い(編集部からのお願い)
一、投稿は、新聞発行月の前月25日までの受付(必着)といたします。
二、作品には、短歌、俳句、川柳の区分を明確に記入してください。
三、漢字には、必ずルビを付けていただきますよう、お願いいたします。
四、ご投稿の際には、お名前、ご住所の他に、電話番号またはファックス番号のご記入をお願いいたします。
【宛先】
〒060-0002
札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階
一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会 宛
FAX:011(251)0858
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