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北海道身体障害者新聞(第776号)

   
 第67回全道身体障害者福祉大会・札幌大会
 9月9日に予定されていた第67回全道身体障害者福祉大会・札幌大会は6日に発生した北海道胆振東部地震の影響により中止となりました。
  11月2日に第2回大会推進委員会が開催され、経過報告等がなされました。同時に従来は大会の場で決議をしていた大会宣言(案)・大会決議(案)は第2回大会推進委員会の席上で決議されましたことを、ご報告申し上げます。
  関係団体・ご参加予定の皆様には大会冊子等をお送りしておりますが、大会スローガン・大会宣言・大会決議・表彰者の皆様のお名前を改めて掲載いたします。

    大会スローガン
  一、北身協および加盟団体の組織強化を図ろう
  一、ユニバーサルデザイン2020行動計画の完全実施を求めよう

  大会宣言
  障がい理解に対する道民的理解が高まるなか、ここに第67回全道身体障害者福祉大会札幌大会を盛大に開催することができました。
  北海道身体障害者福祉協会は約70年にわたり、障がいのある人の人権及び尊厳の保障、そして、自立した地域生活をめざし活動に邁進してきました。その永年にわたる活動が今日の障がい者福祉の向上に貢献してきたと言えます。
  私たちは、あらゆる生活の場において、障がいに対する社会的障壁の課題を再確認して、その課題解消にむけ、障害者権利条約が掲げた障がい者参画のもと、議論の場に立ち、行動を起こしていかなければなりません。
  2020年オリンピック・パラリンピック東京大会を契機に北海道に障がい理解の関心が高まるこの機を逃さず、障害者権利条約を踏まえ策定されたユニバーサルデザイン2020行動計画に示された共生社会に向け、ユニバーサルデザインの街づくりの実現と心のバリアフリーを地域に根づかせることを第一に突き進んでいきましょう。
  北海道身体障害者福祉協会に結集する私たち障がいのある人々は、私たち抜きに私たちのことを決めないでとした、障害者権利条約の精神をもって、全国の仲間とともに強い連携のもと、一致団結し行動することを誓い、ここに宣言します。
  大会決議
  1 障がいの社会モデルの理解啓発を強く推進しよう
  2 地域に根ざした心のバリアフリーを広げよう
  3 災害時における被災者支援の充実を図ろう
  4 地域の相談支援体制に身体障害者相談員を活用しよう


  表彰者の皆様
  北海道善行賞受賞者(北海道知事表彰)
  【自立活動者】6名(敬称略)
(敬称略)
  倶知安町 佐々木 栄(ささき さかえ)
  新ひだか町 巻 ウメ子(まき うめこ)
  小樽市 中山トモ子(なかやま ともこ)
  帯広市 櫻井 勲次(さくらい くんじ)
  岩見沢市 井手ユリ子(いで ゆりこ)
  砂川市 田中 光子(たなか みつこ)
  【自立支援功労者】2名(敬称略)
  当別町 三浦 勇吉(みうら ゆうきち)
  帯広市 太田ちゑ子(おおた ちえこ)
  北海道身体障害者福祉協会会長
  表彰受賞者名簿
  【自立更生者表彰】17名
(敬称略)
  森町 岸  達雄(きし たつお)
  長沼町 土田 孝幸(つちだ たかゆき)
  長沼町 伊勢 準三(いせ じゅんぞう)
  長沼町 保井 幸子(ほい さちこ)
  佐呂間町 中南 政美(なかみなみ まさみ)
  佐呂間町 大山 幸夫(おおやま ゆきお)
  湧別町 髙柳 良吉(たかやなぎ りょうきち)
  新ひだか町 上野 久子(うえの ひさこ)
  函館市 須田 健一(すだ けんいち)
  江別市 千葉セツ子(ちば せつこ)
  江別市 辻岡 雅子(つじおか まさこ)
  江別市 千葉  清(ちば きよし)
  紋別市 坂本 幸子(さかもと さちこ)
  滝川市 吉見 彰徳(よしみ あきのり)
  滝川市 井ノ浦晴美(いのうら はるみ)
  砂川市 堀  勝廣(ほり かつひろ)
  登別市 佐藤 節子(さとう せつこ)
  北海道身体障害者福祉協会会長
  表彰受賞者名簿
  【援護功労者表彰】14名
(敬称略)
  共和町 和田 好一(わだ こういち)
  中富良野町 原田 知子(はらだ ともこ)
  中富良野町 髙橋 眞二(たかはし しんじ)
  洞爺湖町 丸田 良一(まるた りょういち)
  中札内村 杉本 芳郎(すぎもと よしろう)
  中札内村 北島百合子(きたじま ゆりこ)
  中札内村 立浪キク子(たつなみ きくこ)
  更別村 我妻 澄子(わがつま すみこ)
  池田町 岡田竜太郎(おかだ りゅうたろう)
  豊頃町 鈴木 一彦(すずき かずひこ)
  豊頃町 相澤 誠治(あいざわ せいじ)
  岩見沢市 星  道彦(ほし みちひこ)
  富良野市 菅原 啓治(すがわら けいじ)
  北斗市 清藤  勲(せいとういさお)
  ※当協会のホームページ最下段の「全道大会」からも閲覧できます。
  来年度の全道身体障害者福祉大会は、10月6日(日)に登別市民会館での開催を予定しております。


   
 
   

  平成30年度
   第2回理事会・組織検討委員会が開催されました

 

  11月2日(金)道民活動センタービルにおいて、第2回理事会と組織検討員会が開催され、理事9名と監事2名が出席しました。
  理事会では、平成30年度前期の決算報告と事業報告、併せて監査報告がなされました。組織検討員会では組織強化と事業の活性化を目指した取り組みについて、具体的な話し合いがなされました。

   
 
   

  障害者週間(12月3日〜9日)について

 

  「障害者週間」は、障害者の福祉についての関心と理解を深めるとともに、障害者が社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に積極的に参加する意欲を高めることを目的として、平成16年に設定されました。
  期間は毎年12月3日から9日までの1週間で、この期間を中心に、国・地方公共団体・関係団体等で様々な意識啓発に係る取り組みが展開されています。
  (ポスター・パンフレットの画像は内閣府ホームページより)

   
 
   
  盲ろう者通訳・介助員派遣事業の利用について
    みなさまのご家族やご近所に、視覚に障がいのある方で、耳の聞こえが悪くなってきている方、あるいは聴覚に障がいのある方で、目が見えなくなってきている方はいらっしゃいませんか。
  当協会では、在宅の視覚と聴覚に重複して障がいのある方(盲ろう者)に、コミュニケー ションや移動の支援を行う「通 訳・介助員派遣事業」を行って います。
  もし、身近に「盲ろう者」の方がおられましたら、この事業が通院や買い物などに利用できることをお伝えいただき、当協会にもご連絡をお願いいたしま す。
“利用料金は無料です”
  なお、事前に利用登録が必要となりますので、手続き等は、 下記へお問合せください。
【問合せ先】
  〒060-0002
  札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル4階
  北海道社会参加推進センター

  (一般社団法人北海道身体障害者福祉協会)
  電 話: 011(251)9302   FAX: 011(251)0858
   
 
   
 
 

  平成30年度 障がい者向けパソコン教室の開催

    今年度の障がい者向けパソコン教室では、変哲のない花瓶をより豪華に見せるため、また室内をより華やかにするための、CDケースを利用した花瓶及び花器等のカバーを作成しています。
  登別教室
  10月16日(火)〜18日(木)、登別市総合福祉センター「しんた21」にて開催され、3日間で延べ19
名の参加がありました。
  Excelデータに画像を貼り付ける手順を確認し、枠やイラストを選びました。何度か繰り返すうちパソコンの操作にも慣れ、お互いの作品を見ながら画像を選んだり、持参した写真を使用するなど、工夫して作品を仕上げていきました。
  作品作り以外にも、案内文書の作成など、興味のあることに積極的に取り組んでいました。
  開催地の登別身体障害者福祉協会を始め、近隣地区の身体障害者福祉協会の皆様のご高配とご協力に感謝申し上げます。

   
 
   
   

  平成30年度 「盲ろう者通訳・介助員現任研修」
           「要約筆記者養成講座」開催中

    9月末に開講した「盲ろう者通訳・介助員現任研修」では、養成講座で学んだことを復習しながら、エレベーターやトイレの介助や食事実習等、実際の介助の場面を意識した実習が行われています。
  8月末に開講した「要約筆記者養成講座」では、手書きコース・パソコンコースとも、実践的な実技の練習が行われています。手書き文字の書き方や話された内容のまとめ方など、講師の指導を受けながら参加者同士で交流し合い、技術を高めつつあります。

   
 
   

  要約筆記者派遣事業について

 

 平成28年12月より北海道では要約筆記者の公的派遣事業がスタートしました。
  この事業は当協会で受託しています。
  利用登録等の手続きが必要となります。
  【問合せ先】
〒060―0002
札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階
北海道社会参加推進センター(一般社団法人北海道身体障害者福祉協会)
  電 話: 011(251)9302  FAX: 011(251)0858

   
 
   

  JRジパング倶楽部特別会員のご案内

 

  JRジパング倶楽部では、身体障がい者を対象とした特別会員制度を設けております。
▼会員特典
  JRの窓口で障害者手帳を提示して購入した乗車券が片道・ 往復・連続乗車のいずれかで201キロメートル以上の時 は、特急券等を2割〜3割引きで購入することができます。 (一部、ご利用になれない列車がありますので、窓口でご確認ください)
▼入会資格
  身体障害者手帳をお持ちの男性60歳・女性55歳以上の方
▼年会費
  1人 1,350円 (入会金はいりません)
▼割引除外期間
  ・4月27日〜5月6日
  ・8月11日〜8月20日
  ・12月28日〜1月6日
▼割引率
  新規会員

  【初回〜3回目→2割引】
  【4回目〜20回目→3割引】
  更新会員
  【初回から3割引】
▼ジパング手帳のお届けは、お申込から2〜3週間程度の時間が必要となりますので、予めご了承ください。
  尚、更新手続きは1ヶ月前から可能です。
  期限を過ぎますと、割引率が 新規会員扱いになりますので、 お早めに更新手続きをお願いし ます。
【申込・お問合せ先】
各地区の身体障害者福祉協会及び下記へ
  〒060-0002
  札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル4階
  一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
  電 話 : 011(251)1551   FAX : 011(251)0858


  JRジパング倶楽部 特別会員(身体障がい者)と一般会員(健常者)の違い/PDF版はこちらから確認できます。

   
 
   

  障がい者110番

 

  障がい者及び家族などからの悩み(法的手続き、人権等に関する相談)に対し、弁護士による無料法律相談を行っています。
  相談の対象
 道内全域(札幌市を除く)の 障がい者を対象としています。
  なお、札幌市内の方は、 【札幌あんしん相談(電話( 633 ) 1313)】の窓口の利用 をお願いします。
  受付時間
 平日(月?金)9時から 17 時 まで(電話または面接)
  時間外、土・日・祝日・年末 年始はファックス又は留守番電 話での受付となります。
  定例相談(弁護士相談)
  月1回(原則として第4週の火曜日)、定例相談として弁 護士による専門相談・助言を行 います。
  弁護士相談を希望される場合 は事前予約が必要で、その際、 相談概要のほか、住所、氏名、 連絡先などが必要となります。
  (相談の秘密は固く守ります。)
  主な相談
  ・法律に関する相談
  例え ば、身体・生命に関する 相談、財産に対する侵害、相続 関係、金融消費・契約関係、雇 用・勤務条件関係等
  ・人権擁護に関する相談
  例えば、職場・施設・隣人・ 知人・家族・親族との人権に関 するトラブル
  ・その他必要な相談
  受付・お問合せは
  障がい者110番直通番号
  電 話: 011(252)1233   FAX: 011(252)1235

   
 
   

文芸

  俳句
 

室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
・ 大橋を渡る秋風ウォーキング
・ マンモスのブラックアウトで吠(ほ)えた秋
・ 明けの星消え行く様に義弟逝(い)く

豊浦町 斉藤 恵子(さいとう けいこ)
・ 又一人疎遠(そえん)となりし盆の月
・ 枡酒(ますざけ)に檜(ひのき)の香る新走(あらばし)り
・ 一卓(いったく)に知らぬ同志の走り蕎麦(そば)

  短歌
 

室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
・ 今は逝(な)き友との旅は道北の
      川登りゆく鮭を見たさに
・ 川登る鮭の眼(まなこ)の鋭(するど)さに
      生き抜く力の命をおぼえる
・ 終(つい)の地を求め産卵する鮭の
      こぼるる涙で一生終える

   
 

文芸に投稿される方へのお願い(編集部からのお願い)
1、投稿は、新聞発行月の前月25日までの受付といたします。
2、作品には、短歌、俳句、川柳の区分を明確に記入してください。
3、一般読者が読みにくい漢字には、必ずルビを付けていただきますよう、お願いいたします。
4、ご投稿の際には、お名前、ご住所の他に、電話番号またはファックス番号のご記入をお願いいたします。
  【宛先】
〒060―0002
札幌市中央区北2条西7丁目  道民活動センタービル4階
一般社団法人  北海道身体障害者福祉協会
FAX:011(251)0858