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北海道身体障害者新聞(第773号)

   
 平成30年度加盟団体
事務局長・事務担当者会議の開催
    7月5日(木)道民活動センタービルにおいて、平成30年度加盟団体事務局長・事務担当者会議が開催されました。当日は31団体39名の参加があり、当協会から堂前文男(どうまえ ふみお)会長・藤田孝太郎副会長(ふじた こうたろう)・泉司(いずみ つかさ)常務理事兼事務局長・書記2名が出席しました。
  開会にあたり、堂前会長より各地域での活動の謝辞と、課題の解決に向けて活発な意見交換がきるよう協力依頼の挨拶がありました。
  続いて、藤田副会長が紹介された後、泉事務局長の進行で、以下の事業について説明がありました。
◆障がい者一一〇番事業
◆身体・知的障害者生活訓練事業
◆要約筆記者養成・派遣事業
◆盲ろう者通訳・介助員派遣事業
◆身体障害者雇用促進・社会参加支援事業
◆北海道身体障害者新聞
◆北身協ホームページ
◆パソコン技術講習会の開催
◆パソコンボランティア派遣事業
◆中古パソコン貸与事業
◆障害者社会参加推進センター
◆障害者社会参加推進協議会・専門部会
◆奨学金事業
◆JRジパング倶楽部
◆第67回全道身体障害者福祉大会札幌大会
登別身体障害者福祉協会からの提出議題を含め、活発な質疑応答と意見交換がなされました。また、9月9日(日)に行われる全道大会への積極的な参加と協力の呼びかけがなされました。
  来年度は、6月9日(日)に定時総会、7月11日(木)に事務局長・事務担当者会議の開催を予定しております。

   
 
   

  全道身体障害者福祉大会
第1回大会推進委員会の開催

 

  7月9日(月)道民活動センタービルにおいて、全道身体障害者福祉大会札幌大会の第1回大会推進委員会が開催されました。
 推進委員10名が出席し、堂前文男委員長の挨拶の後、以下の審議が行われました。
札幌大会の運営について
 ・開催要綱
 ・大会次第(案)
 ・スローガン(案)、宣言(案)及び決議(案)
 ・大会役員
 ・役割分担
 ・法律相談
会長表彰受賞者の選考について
 ・自立更生者10団体17名
 ・援護功労者7団体14名
前年大会の処理経過
提出議案(要望事項)について
  それぞれの審議事項について、具体的な意見交換が行われ、推進委員会は閉会となりました。

   
 
   
  第51回十勝地区身体障がい者スポーツ大会の開催
    十勝地区身体障害者福祉協会の管内スポーツ大会が7月27日、「更別村ふるさと館」にお いて、学生ボランティアや更別 村役場、更別村社会福祉協議会など関係機関の協力で開催されました。
  開会式では関係者と会員に向 けて、「51回という新たな一歩を踏み出すことができたことへの感謝と、楽しいひとときを過ごしましょう」と十勝地区身体障害者福祉協会齋藤会長より挨拶がありました。また、北海道身体障害者福祉協会の泉常務理事にもおいでいただき、一部手話を使い「町村の会員による相互交流は障がい者福祉活動の原点であり、ケガのないよう頑張 りましょう」と激励の言葉を頂 きました。この後2種目の競技に飛び入り参加され、大会を共に盛り上げてくれました。
  大会競技は7種目で、個人・町村・ブロック対抗戦で行われます。管内14町村から約250名の選手が集まりました。これは十勝地区の4割近い会員数です。
  昼食時には更別村かしわ太鼓保存会の皆様の演奏と、更別村マスコットキャラクター「どんちゃん」も登場しました。アトラクションでは「かしわ太鼓」 の演奏者がステージから降り、 会員席近くで迫力の音と勇壮なバチさばきを披露しました。
  総合優勝は新得町分会、準優勝は広尾町分会、三位は芽室町分会となりました。
  閉会式では次回大会開催地である浦幌町役場の廣富(ひろ とみ)保健福祉課長が各町村の健闘を称え、 「来 年、皆様方のお越しを町全体で歓迎申し上げます」と挨拶され ました。
  運動に適した気温と更別村に 吹くさわやかな風で素晴らしいスポーツ日和の一日でした。関係者の皆様の細かな配慮とご尽力により会員は楽しく競技に参加しケガもなく無事、盛会のうちに今大会を終えることができました。
   
 
   

  要約筆記者派遣事業について

 

 平成28年12月より北海道では要約筆記者の公的派遣事業がスタートしました。
  この事業は当協会で受託しています。
  利用登録等の手続きが必要となります。
  【問合せ先】
〒060―0002
札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階
  北海道社会参加推進センター(一般社団法人北海道身体障害者福祉協会)
  電 話: 011(251)9302  FAX: 011(251)0858

   
 
   

  JRジパング倶楽部特別会員のご案内

 

  JRジパング倶楽部では、身体障がい者を対象とした特別会員制度を設けております。
▼会員特典
  JRの窓口で障害者手帳を提示して購入した乗車券が片道・ 往復・連続乗車のいずれかで201キロメートル以上の時 は、特急券等を2割〜3割引きで購入することができます。 (一部、ご利用になれない列車がありますので、窓口でご確認ください)
▼入会資格
  身体障害者手帳をお持ちの男性60歳・女性55歳以上の方
▼年会費
  1人 1,350円 (入会金はいりません)
▼割引除外期間
  ・4月27日〜5月6日
  ・8月11日〜8月20日
  ・12月28日〜1月6日
▼割引率
  新規会員

  【初回〜3回目→2割引】
  【4回目〜20回目→3割引】
  更新会員
  【初回から3割引】
▼ジパング手帳のお届けは、お申込から2〜3週間程度の時間が必要となりますので、予めご了承ください。
  尚、更新手続きは1ヶ月前から可能です。
  期限を過ぎますと、割引率が 新規会員扱いになりますので、 お早めに更新手続きをお願いし ます。
【申込・お問合せ先】
各地区の身体障害者福祉協会及び下記へ
  〒060-0002
  札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル4階
  一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
  電 話 : 011(251)1551   FAX : 011(251)0858


  JRジパング倶楽部 特別会員(身体障がい者)と一般会員(健常者)の違い/PDF版はこちらから確認できます。

   
 
   
 
 
   

  平成30年度 パソコン教室の開催

    今年度の障がい者向けパソコン教室が始まりました。今年度は、変哲のない花瓶をより豪華に見せるため、また室内をより華やかにするための、CDケースを利用した花瓶及び花器等のカバーを作成しています
岩見沢教室
  7月10日(火)〜12日(木)、岩見沢自治体ネットワークセンターにて開催され、3日間で延べ11名の参加がありました。
  Excelデータにイラスト画像を貼り付ける手順を教わり、悩みながら好みのイラストを選んでいました。お互いの作品を見ながら貼り付け方を工夫したり、シールやポストカードの作成に挑戦した参加者もいました。
石狩教室
  7月18日(水)〜20日(金)、石狩市総合保健福祉センター「りんくる」にて開催され、3日間で延べ21名の参加がありました。
  マウスの扱いに苦労していた参加者も、繰り返すうちにスムーズにできるようになり、笑顔で作業を進めていました。持参した画像データと文字を組み合わせたり、暑中見舞いの作成など、より実用的な作品に取り組んだ参加者もいました。
  開催地の岩見沢市身体障害者福祉協会・石狩市身体障害者福祉協会を始め、近隣地区の身体障害者福祉協会並びに要約筆記者・手話通訳者の皆様のご高配とご協力に感謝申し上げます。

   
 
   

  障がい者110番

 

  障がい者及び家族などからの悩み(法的手続き、人権等に関する相談)に対し、弁護士による無料法律相談を行っています。
  相談の対象
 道内全域(札幌市を除く)の 障がい者を対象としています。
  なお、札幌市内の方は、 【札幌あんしん相談(電話( 633 ) 1313)】の窓口の利用 をお願いします。
  受付時間
 平日(月~金)9時から 17 時 まで(電話または面接)
  時間外、土・日・祝日・年末年始はファックス又は留守番電話での受付となります。
  定例相談(弁護士相談)
  月1回(原則として第4週の火曜日)、定例相談として弁護士による専門相談・助言を行います。
  弁護士相談を希望される場合は事前予約が必要で、その際、 相談概要のほか、住所、氏名、連絡先などが必要となります。
  (相談の秘密は固く守ります。)
  主な相談
  ・法律に関する相談
  例え ば、身体・生命に関する 相談、財産に対する侵害、相続 関係、金融消費・契約関係、雇 用・勤務条件関係等
  ・人権擁護に関する相談
  例えば、職場・施設・隣人・ 知人・家族・親族との人権に関 するトラブル
  ・その他必要な相談
  受付・お問合せは
  障がい者110番直通番号
  電 話: 011(252)1233   FAX: 011(252)1235

   
 
   
  盲ろう者通訳・介助員派遣事業の利用について
    みなさまのご家族やご近所に、視覚に障がいのある方で、耳の聞こえが悪くなってきている方、あるいは聴覚に障がいのある方で、目が見えなくなってきている方はいらっしゃいませんか。
  当協会では、在宅の視覚と聴覚に重複して障がいのある方(盲ろう者)に、コミュニケー ションや移動の支援を行う「通 訳・介助員派遣事業」を行って います。
  もし、身近に「盲ろう者」の方がおられましたら、この事業が通院や買い物などに利用できることをお伝えいただき、当協会にもご連絡をお願いいたしま す。
“利用料金は無料です”
  なお、事前に利用登録が必要となりますので、手続き等は、 下記へお問合せください。
【問合せ先】
  〒060-0002
  札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル4階
  北海道社会参加推進センター

  (一般社団法人北海道身体障害者福祉協会)
  電 話: 011(251)9302   FAX: 011(251)0858
   
 
   

文芸

  川柳
 

釧路市 芳賀 久子(はが ひさこ)
・ 猫いない草を探してどこか行く
・ 観音経悟る祈りはいつになる
・ 錆びた釘入れナスの漬物うまい

登別市 今  順子(こん じゅんこ)
・ 白鳥になれるか醜(みにく)いアヒルの子
・ 無駄省(はぶ)き己の仕事消える今
・ 働けど楽にならない改善案

  俳句
 

岩見沢市 池田 敏雄(いけだ としお)
・ 打ち水に暮れて湖畔(こはん)の宿の歌
・ 炎帝(えんてい)の双手(そうしゅ)で頭打たれけり

豊浦町 斉藤 恵子(さいとう けいこ)
・ 軽トラの荷台が売り場夏野菜
・ 愚痴(ぐち)聞くも薬味(やくみ)の一つ冷奴(ひややっこ)
・ 風鈴屋風を貰(もら)ひ音を売る

室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
・ 一生を悔(く)いて啼(な)く蝉(せみ)闇夜から
・ 夏草や湧き立つ子の声廃校地
・ 亀鳴かせオウム教祖の果てにけり

  短歌
 

室蘭市 渡部 忠雄(わたなべ ただお)
・ 最の夜空卓(たくえつ)オーロラの
      (いろど)り流る雲(はなぐも)の波
                        北越 彩華(きたこし あやか)
民家と辺の菖蒲(あやめ)古(ふるさと)は
      過疎(かそ)の部落は何(いかん)せんとす
                        古川 里奈(ふるかわ りな)
・ 学は競(きそ)い合いこそ長す
      (か)つ信頼が道(こうどう)に通じ
                        友成 克宏(ともなり かつひろ)
[太字部分がお名前になっております]

室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
・ 朝の窓我(われ)を待つよに黒揚羽(くろあげは)
      逢いたい人を想い出す日
・ 障害と生きて行こうと決めた時
      笑いの中で生涯終えたい
・ 一日のドラマを載せてフェリー船
      やさしい姿埠頭(ふとう)が迎へる

   
 

文芸に投稿される方へのお願い(編集部からのお願い)
1、投稿は、新聞発行月の前月25日までの受付といたします。
2、作品には、短歌、俳句、川柳の区分を明確に記入してください。
3、一般読者が読みにくい漢字には、必ずルビを付けていただきますよう、お願いいたします。
4、ご投稿の際には、お名前、ご住所の他に、電話番号またはファックス番号のご記入をお願いいたします。
  【宛先】
〒060―0002
札幌市中央区北2条西7丁目  道民活動センタービル4階
一般社団法人  北海道身体障害者福祉協会
FAX:011(251)0858