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北海道身体障害者新聞(第771号)

   
 平成30年度第1回理事会の開催
    5月24日(木)道民活動センタービルにおいて、平成30年度第1回理事会が開催されました。当日は、理事10名と監事2名が出席しました。最初に堂前文男(どうまえ ふみお)会長より、6月の総会に向けて活発な議案審議を進めてほしいとの挨拶がありました。続いて、以下の議案審議を行いました。
●平成29年度事業報告及び決算報告
  事務局より各事業の概要の説明と決算報告があり、事業費・管理費等の執行について質疑応答が行われました。その後、工藤監事より、適正に処理執行されている旨の監査報告があり、各議案が承認されました。
●その他の議案・報告
  ・第63回日本身体障害者福祉大会ぐんま大会について
  6月13日(水)〜14日(木)
  群馬県高崎市にて開催
  ・日身連東北・北海道ブロック身体障害者団体連絡会団体長等会議について
  6月28日(木)〜29日(金)
  宮城県仙台市にて開催
  ・第67回全道身体障害者福祉大会札幌大会について
  9月9日(日)
  札幌市(定山渓)にて開催
  などの議案について事務局より報告・連絡がなされました。特に9月に札幌市にて行われる全道身体障害者福祉大会については、各協会からの参加と協力が不可欠である旨の話がありました。多岐に渡る意見交換の後、平成30年度第1回理事会は閉会となりました。

 

  平成30年度 釧路地区
           身体障害者福祉協会理事会・総会が開催されました


  5月9日(水)釧路市生涯学習センター(まなぼっと幣舞)において、釧路地区身体障害者福祉協会理事会・総会(代議員会)が開催されました。
  7名の分会長からなる理事会では、前年度の事業を細やかに振り返り、今年度の事業展開につき、深く議論を交わしました。
 特に今般は正副会長改選の時を迎え、互選により、会長に石田正義(いしだ まさよし)理事(白糠町分会長)、副会長に矢代雅寛(やしろ まさひろ)理事(釧路町分会長)が再選されました。また、3名の会長表彰者を審査・決定し、10月2日(火)に阿寒湖畔において行われる分会幹部及び会員研修会にて表彰式を執り行うこととなりました。
  総会(代議員会)においては、理事会で熟考された議案が提案され、特に例規の一部改正、新規事業である「スポーツ交流会」(仮称)につき様々な意見交換が行われたのち、全件原案どおり決定されました。
  また、厚岸町分会から会員募集チラシの情報提供があり、9名の新規会員入会に繋がった実績が報告されました。他の分会でも参考として、会員増強に尽力しようと申し合わせたところです。

   
 
   

  要約筆記者養成講座

    今年度から、基準カリキュラム全84時間を1年間(14日間)で開催いたします。
◆開催日時
  8月25日(土)26日(日)
  9月15日(土)16日(日)
  10月6日(土)7日(日)
  10月20日(土)21日(日)
  11月3日(土)4日(日)
  11月17日(土)18日(日)
  12月8日(土)9日(日)
  10時〜17時15分
  (初日のみ9時30分開始)
◆定員…40名程度
  (手書き部門20名、パソコン部門20名)
◆申込締切…7月31日(火)
*2018年度全国統一要約筆記者認定試験は、平成31年2月17日(日)実施予定
※会場は道民活動センター(かでる2・7)です。カリキュラム・費用・申込方法等の詳細については、北海道身体障害者福祉協会ホームページをご覧ください。
http : //www.hokusinkyo.or.jp
【お問い合わせ先】
北海道社会参加推進センター
(一般社団法人北海道身体障害者福祉協会)
  電 話: 011(251)9302   FAX: 011(251)0858

   
 
   
 ●盲ろう者通訳・介助員員現任研修
   盲ろう者通訳・介助員として登録されている方を対象とする研修です。
◆開催日時
  9月22日(土)23日(日)
  10月13日(土)14日(日)
  10月27日(土)28日(日)
  11月10日(土)
  10時〜17時
  (初日のみ9時20分開始)
◆定員…40名程度
◆申込締切…8月20日(月)
※会場は道民活動センター(かでる2・7)です。カリキュラム・費用・申込方法等の詳細については、北海道身体障害者福祉協会ホームページをご覧ください。
http : //www.hokusinkyo.or.jp
【お問い合わせ先】
北海道社会参加推進センター
(一般社団法人北海道身体障害者福祉協会)
  電 話: 011(251)9302   FAX: 011(251)0858

   
 
   

  要約筆記者派遣事業について

 

 平成28年12月より北海道では要約筆記者の公的派遣事業がスタートしました。
  この事業は当協会で受託しています。
  利用登録等の手続きが必要となります。
  【問合せ先】
〒060―0002
札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階
北海道社会参加推進センター(一般社団法人北海道身体障害者福祉協会)
  電 話: 011(251)9302  FAX: 011(251)0858

   
 
   

  JRジパング倶楽部特別会員のご案内

 

  JRジパング倶楽部では、身体障がい者を対象とした特別会員制度を設けております。
▼会員特典
  JRの窓口で障害者手帳を提示して購入した乗車券が片道・ 往復・連続乗車のいずれかで201キロメートル以上の時 は、特急券等を2割〜3割引きで購入することができます。 (一部、ご利用になれない列車がありますので、窓口でご確認ください)
▼入会資格
  身体障害者手帳をお持ちの男性60歳・女性55歳以上の方
▼年会費
  1人 1,350円 (入会金はいりません)
▼割引除外期間
  ・4月27日〜5月6日
  ・8月11日〜8月20日
  ・12月28日〜1月6日
▼割引率
  新規会員

  【初回〜3回目→2割引】
  【4回目〜20回目→3割引】
  更新会員
  【初回から3割引】
▼ジパング手帳のお届けは、お申込から2〜3週間程度の時間が必要となりますので、予めご了承ください。
  尚、更新手続きは1ヶ月前から可能です。
  期限を過ぎますと、割引率が 新規会員扱いになりますので、 お早めに更新手続きをお願いし ます。
【申込・お問合せ先】
各地区の身体障害者福祉協会及び下記へ
  〒060-0002
  札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル4階
  一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
  電 話 : 011(251)1551   FAX : 011(251)0858


  JRジパング倶楽部 特別会員(身体障がい者)と一般会員(健常者)の違い/PDF版はこちらから確認できます。

   
 
   

  北身協からお知らせ

  ☆事務局長・事務担当者会議
  7月5日(木)13時30分〜
  道民活動センター7階710会議室
☆第67回全道身体障害者福祉大会札幌大会
  9月9日(日)9時30分〜12時00分
  定山渓ビューホテルにて
  ※弁護士による障がい者に関する法律相談を開設いたします。(無料)

   
 
   
 
 
   

  と も し び
  北海道新聞(夕刊)2005年(平成17年)6月27日号

 

  あれから40年
  先日、札幌・円山競技場で障害者スポーツ大会が開催された。選手、役員ら総勢二千人の規模だ。思い出すのは1964年の東京オリンピック。巨額の税金で、新幹線、高速道路、国際空港などの建設が進んだ。世界中の選手が技を競い、敗戦後の萎縮気分を払拭(ふっしょく)して人々が自信と誇りを取り戻した感があった。
  五輪の後、パラリンピックも開催されたが、おれは覚えていない。民間会社のモーレツ社員で、派遣先の福島県の園芸試験場で、缶詰原料のそ菜や果実の栽培、加工などにたずさわり、駆け回っていた。そして先々で多くの障害をもつ人たちと出会った。
  丸坊主にされた女性、太いひもで柱に固定されている男性、くそにまみれ座敷ろう暮らしの親子…。障害をもつ本人たちや親の苦労、周囲の無理解、いわれない差別や偏見を目の当たりにし、おれはつくづく日本に生まれた障害者の不幸を感じたものだ。
  同じころ、作家の水上勉(みずかみ つとむ)先生が脊髄(せきずい)損傷のわが子のために九州の太陽の家創設に参画し、中央公論に書いた「拝啓池田内閣総理大臣殿」に、おれは触発された。その後も水上先生は障害をもつ子や家族を描いた名作を発表、障害者福祉に転機をもたらした。
  あれから四十年。先日、札幌で開かれた大会の規模も拡大した。仲間たちはうれしそうな表情を見せた。競技前の心配そうな顔、自信ありげな顔、メダルを手に誇らしい顔。それぞれが可能性にトライしチャレンジしている。そのひたむきな姿に感動しながら、おれは充実した裏方大会役員の一日を過ごした。
  今国会で、障害者自立支援法案を審議中だ。障害者が就労し独立できる施策を、障害の重い人にも普通の暮らしを…。生きていてよかったと思える幸せ感を根付かせたい。おれも老骨にむち打って挑戦しようと思う。

  注 この記事は筆者の了承を得て、最終稿の2008年(平成20年)4月7日号まで不定期ですが掲載して行く予定です。

   
 
   
  盲ろう者通訳・介助員派遣事業の利用について
    みなさまのご家族やご近所に、視覚に障がいのある方で、耳の聞こえが悪くなってきている方、あるいは聴覚に障がいのある方で、目が見えなくなってきている方はいらっしゃいませんか。
  当協会では、在宅の視覚と聴覚に重複して障がいのある方(盲ろう者)に、コミュニケー ションや移動の支援を行う「通 訳・介助員派遣事業」を行って います。
  もし、身近に「盲ろう者」の方がおられましたら、この事業が通院や買い物などに利用できることをお伝えいただき、当協会にもご連絡をお願いいたしま す。
“利用料金は無料です”
  なお、事前に利用登録が必要となりますので、手続き等は、 下記へお問合せください。
【問合せ先】
  〒060-0002
  札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル4階
  北海道社会参加推進センター

  (一般社団法人北海道身体障害者福祉協会)
  電 話: 011(251)9302   FAX: 011(251)0858
   
 
   

  障がい者110番

 

  障がい者及び家族などからの悩み(法的手続き、人権等に関する相談)に対し、弁護士による無料法律相談を行っています。
  相談の対象
 道内全域(札幌市を除く)の 障がい者を対象としています。
  なお、札幌市内の方は、 【札幌あんしん相談(電話( 633 ) 1313)】の窓口の利用 をお願いします。
  受付時間
 平日(月?金)9時から 17 時 まで(電話または面接)
  時間外、土・日・祝日・年末 年始はファックス又は留守番電 話での受付となります。
  定例相談(弁護士相談)
  月1回(原則として第4週の火曜日)、定例相談として弁 護士による専門相談・助言を行 います。
  弁護士相談を希望される場合 は事前予約が必要で、その際、 相談概要のほか、住所、氏名、 連絡先などが必要となります。
  (相談の秘密は固く守ります。)
  主な相談
  ・法律に関する相談
  例え ば、身体・生命に関する 相談、財産に対する侵害、相続 関係、金融消費・契約関係、雇 用・勤務条件関係等
  ・人権擁護に関する相談
  例えば、職場・施設・隣人・ 知人・家族・親族との人権に関 するトラブル
  ・その他必要な相談
  受付・お問合せは
  障がい者110番直通番号
  電 話: 011(252)1233   FAX: 011(252)1235

   
 
   

  北海道からのお知らせ

 

  身体障害者手帳をお持ちの皆さまへ
  次の場合は届出や再交付申請が必要になりますので、早めのお手続きをお願いします。
  「届出」が必要なもの
  ①氏名に変更があったとき
  ②同じ市町村内で住所が変わったとき
  ③他の市町村から転入したとき
  ④お亡くなりになられた方の古い手帳があるとき
  「再交付申請」が必要なもの
  ①何らかの事情で手帳を2冊お持ちのとき
  こんなときもお問い合わせください
  ①障害程度等が変わったとき
  ②手帳を紛失して手元にないとき
  ③手帳が汚れたり破損して文字や顔写真が不鮮明になっているとき
  【届出・お問い合わせ窓口】
  お住まいの市町村役場の身体障害者福祉担当へ

   
 
   

文芸

  短歌
 

室蘭市 渡部 忠雄(わたなべ ただお)
・ 松魚(かつお)など水揚げ一の内浦湾(うちうらわん)
      正に海(うみ)幸(さち)豊かな漁場(ぎょじょう)
                        松浦 正幸(まつうら まさゆき)
・ 小躍(こおど)りす南は盛夏(せいか)海の家
      若い男女の興(きょう)ずるをみる
                        小南 いずみ(こみなみ いずみ)
・ 大橋と灯竿(とうかん)越しの水平線       静かな夕日子の顔を染(そ)め
                        大平 静子(おおひら しずこ)
[太字部分がお名前になっております]

室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
・ 五月晴(さつきば)れ次ぎつぎと咲く花多く
      ノートを埋める今(いま)・花日記(はなにっき)
・ 悲しみをつぶして行けば見えてくる
      明るく晴れた夏の青空
・ 雨の日を待っていたよに咲く牡丹(ぼたん)
      こぼるる雫(しづく)に明日(あす)の生命(いのち)を

  川柳
 

釧路市 芳賀 久子(はが ひさこ)
・ 春風にのってひらいたさくら花
・ すい仙(せん)が日光に向ってそろい咲
・ 青りんごそっと仏前供える日

  俳句
  豊浦町 斉藤 恵子(さいとう けいこ)
・ 郵便来ることりと寒(かん)の音を入れ
・ 冬木立(ふゆこだち)明け方の月宿(やど)らせて
・ 口閉(と)ざす異国の蜆(しじみ)泡(あわ)一つ

室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
・ 激動(げきどう)をSLと生き昭和の日
・ 海鳴(うみな)りの燃ゆる漁火(いさりび)啄木忌(たくぼくき)
・ 惜春(せきしゅん)や船笛(せんてき)鳴らし舵(かじ)を切る

   
 

文芸に投稿される方へのお願い(編集部からのお願い)
1、投稿は、新聞発行月の前月25日までの受付(必着)といたします。
2、作品には、短歌、俳句、川柳の区分を明確に記入してください。
3、一般読者が読みにくい漢字には、必ずルビを付けていただきますよう、お願いいたします。
4、ご投稿の際には、お名前、ご住所の他に、電話番号またはファックス番号のご記入をお願いいたします。
  【宛先】
〒060―0002
札幌市中央区北2条西7丁目  道民活動センタービル4階
一般社団法人  北海道身体障害者福祉協会
FAX:011(251)0858